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Linuxのcatコマンドの使い方徹底解説!基本操作から便利なオプションまで

catコマンドは、Linuxでファイルを連結し、その結果を標準出力(通常はターミナル/シェル)に表示するためのコマンドです。

catの最も一般的な用途は、ファイルの内容を画面に表示すること、そしてその場で新しいファイルを作成し、ターミナル上で直接簡単な編集を行うことです。

catコマンドでファイルを作成する方法

catコマンドでファイルを作成するには、ターミナルウィンドウに以下のように入力します。

cat > filename

この方法でファイルを作成すると、カーソルが新しい行に移動するので、そのままテキストを入力できます。テキストファイルを手軽に作り始めるのにとても便利な方法です。編集を終了して保存するには、Ctrl+Dキーを押します。ファイルは入力したfilename(ファイル名)で保存されます。

正しく作成できたかどうかは、lsコマンドで確認しましょう。

ls -lt

新しく作成したファイルが一覧に表示され、サイズが0より大きくなっていれば成功です。

catコマンドでファイルを表示する方法

catコマンドは、ファイルの内容を画面に表示することもできます。「>」記号を外して、以下のように実行するだけです。

cat ファイル名

長いファイルを1ページずつ表示したい場合は、moreコマンドと組み合わせます。

cat ファイル名 | more

同様に、lessコマンドを使うこともできます。lessの方が前後へのスクロールなど操作性に優れているのが特徴です。

cat ファイル名 | less

行番号を表示する方法

空行以外のすべての行に行番号を付けて表示するには、次のコマンドを使用します。

cat -b ファイル名

-bオプションでは、文字がまったく含まれていない行には番号が付きません。空白行も含めてすべての行に行番号を表示したい場合は、以下のコマンドを実行してください。

cat -n ファイル名

行末を表示する方法

データファイルを解析する際、行末にスペースなどの意図しない隠し文字が含まれていることで、パーサーが正しく動作しないという問題に遭遇することがあります。

行末を「$」記号で可視化するには、次のコマンドを入力します。

cat -E ファイル名

例として、次のような1行のテキストを見てみましょう。

the cat sat on the mat

これをcat -Eコマンドで実行すると、次のような出力になります。

the cat sat on the mat$

連続する空行を圧縮する方法

catコマンドでファイルの内容を表示する際、連続した空行がたくさんあると読みづらくなってしまいます。-sオプションを使えば、複数の空行が1つの空行にまとめて表示されます。

cat -s ファイル名

タブ文字を表示する方法

タブ区切りのファイルを表示しても、通常はタブ文字そのものを目で確認することはできません。

次のコマンドを使うと、タブが^Iとして表示されるため、どこにタブがあるのかひと目でわかるようになります。

cat -T ファイル名

複数のファイルを連結する方法

catコマンドの本来の目的は連結(concatenate)です。複数のファイルを連結して画面に表示するには、次のコマンドを使用します。

cat ファイル名1 ファイル名2

ファイルを連結したうえで新しいファイルとして保存したい場合は、次のコマンドを実行します。

cat ファイル名1 ファイル名2 > 新しいファイル名

ファイルを逆順に表示する方法

ファイルの内容を逆順(下の行から上の行へ)に表示するには、次のコマンドを使用します。

tac ファイル名

厳密にはこれはcatコマンドではなくtacコマンドですが、catとまったく同じことを逆方向に行うコマンドです。ちなみに「tac」という名前は「cat」を逆から綴ったものになっています。

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