macOSでターミナル(コマンドライン)を使う方法|基本操作と便利なコマンドを解説
Windowsに「コマンドプロンプト」があるように、macOSにはコマンドの実行やシステム変更に使える「ターミナル」が標準搭載されています。ターミナルはmacOS専用のコマンドラインアプリケーションで、システム設定の変更、ファイルやアプリの起動、さまざまなタスクの実行などに活用できます。Appleが開発したこのアプリは、macOSの標準アプリとして最初からインストールされており、OSをアップデートしても常に同梱されています。ターミナルアプリはMacの「ユーティリティ」フォルダ内にあります。

つまり、ターミナルはMac版のコマンドプロンプトです。「Macでコマンドラインにはどうやってアクセスするの?」と疑問に思っている方もご安心ください。この記事では、Macのターミナルアプリの概要から、起動方法、そして基本的なコマンドの実行方法までをわかりやすく解説します。
ターミナルは何に役立つ?起動方法は?

ターミナルのコマンドラインを使えば、OSを素早く直接操作できます。ターミナルの各ウィンドウは、それぞれシェル(Shell)プロセスを表しています。ターミナルを起動する最も手軽な方法は、Spotlight検索で「ターミナル」と入力して起動することです。別の方法としては、「Finder > アプリケーション > ユーティリティ」フォルダと辿り、ターミナルを見つけてダブルクリックすることでも起動できます。
ターミナル画面の見方
Macでターミナルを起動すると、プロンプト画面にはログイン中のユーザー名、デバイス名、現在のフォルダの場所が表示され、その後にプロンプト記号が続きます。
admin@wsxdn.com ~ %
この例では、「admin」がユーザーアカウント名、「wsxdn.com」がデバイス名、「~」はホームフォルダ(現在いる場所)を示しています。
macOSでのターミナル(コマンドライン)の使い方
Macのコマンドラインが初めての方でも大丈夫。まずは基本操作から始めましょう。
ターミナルからアプリを起動する

Macのターミナルを使ってアプリケーションを起動するには、以下のように入力します。
open -a Spotify
「open -a」の後に続けてアプリ名を指定します。例ではSpotifyを起動していますが、お好みのアプリ名に置き換えて使用できます。コマンドを入力したら、Returnキー(Enterキー)を押して実行しましょう。
ターミナルでフォルダを開く
Macのコマンドプロンプト(ターミナル)を使えば、任意のフォルダを開いて、その中に含まれるファイルをすべて確認することもできます。

「cd ~/documents」と入力してEnterキーを押すと、「書類(Documents)」フォルダが開きます。
次に「ls」と入力してEnterキーを押すと、ファイルの一覧が表示されます。
Returnキーを押すとすぐに、Macの書類フォルダ内にあるすべてのファイルの一覧が表示されます。
ファイルやフォルダを移動する
ターミナルでファイルやフォルダを移動するには、「mv」コマンドを使用します。mvコマンドは、ファイルやフォルダの場所を変更して新しい場所へ移動させるために使われます。macOSのターミナルでの使用例は以下の通りです。
% mv ~/Downloads/MyProjectFile.txt ~/Documents/MyProjectFile.txt
このコマンドの仕組みを理解すれば、Macのコマンドプロンプトへの理解がさらに深まります。
この例では、「MyProjectFile.txt」というファイルを「ダウンロード(Downloads)」フォルダから「書類(Documents)」フォルダへ移動しています。
また、ファイルをサブフォルダに移動したい場合は、次のように記述します。
% mv ~/Downloads/MyProjectFile.txt ~/Documents/Work/MyProjectFile.txt
「Work」は書類フォルダ内のサブフォルダです。この場合、MyProjectFile.txtはWorkフォルダへ直接移動されます。
ターミナルの内蔵マニュアルを活用する
特定のコマンドがターミナル上でどのように動作するのか分からないときは、ターミナルに内蔵されているマニュアルを活用しましょう。コマンドの構文や動作などを詳しく調べることができます。

マニュアルを表示するには、「man」コマンドに続けて調べたいコマンド名を入力します。
例えば、「mv(Move)」コマンドについて詳しく知りたい場合は、以下のコマンドを実行します。
man mv
Returnキーを押せば、「mv」コマンドに関する詳細情報がすべて表示されます。
まとめ
今回は、Macでコマンドプロンプト(ターミナル)を使う方法をご紹介しました。ターミナルを使えばOSを自由に操り、macOS上でほぼあらゆる作業を行うことが可能です。コマンドラインのターミナルを活用すれば、Finderではアクセスできない深い階層のフォルダやドライブにも到達できます。まずはターミナルを起動して、いくつかのコマンドを実際に打ってみることが、習得への最短ルートです。
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