iPhone/iPadからFBIウイルスを削除する方法【3つの対処法】
iPadやiPhoneをはじめとするApple製品は、ウイルスやマルウェアに強いと長年信じられてきました。しかしここ数年で状況は一変し、世界中のハッカーがAppleデバイスを標的にするようになっています。中でも特に恐れられているのが、「FBIウイルス」(別名:FBI MoneyPakウイルス)と呼ばれるマルウェアです。
FBIウイルスはランサムウェアの一種で、感染したデバイスを完全にロックするか、インターネット接続をブロックします。その上で「FBIなどの法執行機関が違法行為を検知したため、端末をロックした」という虚偽のメッセージを表示し、高額な罰金の支払いを要求してきます。しかし、たとえ罰金を支払ってもウイルスが消えることはなく、金銭だけを奪われて端末にはウイルスが残り続けます。そのため、感染に気づいたら速やかに除去作業を行うことが何よりも重要です。
以下では、iPadやiPhoneからFBIウイルスを除去するために有効とされる3つの方法を順番に解説します。
方法1:Safariからウイルスの痕跡をすべて削除する
Safariで悪意のあるウェブサイトにアクセスしたことがきっかけで感染した場合は、Safariに残ったウイルスの痕跡を徹底的に消去しましょう。手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開きます。
- アプリ一覧から「Safari」を探してタップします。
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップします(iOS 7の場合は「履歴を消去」と「Cookieとデータを消去」をそれぞれ実行します)。
- 続いて「設定」>「Safari」>「詳細」>「Webサイトデータ」>「すべてのWebサイトデータを削除」の順にタップします。
- ホームボタンとスリープ/スリープ解除ボタンを同時に長押しし、白いAppleロゴが表示されたらボタンを離して再起動します。

方法2:ウイルスを持ち込んだアプリをアンインストールする
一部のiOSデバイス、特に脱獄(ジェイルブレイク)済みの端末では、第三者ソースから入手した悪意のあるアプリが感染元となっているケースがあります。この場合、原因となったアプリを削除することでウイルスを駆除できます。まずは、最近インストールしたアプリの中に不審なものがないかを確認し、どのアプリがウイルス侵入の入口になったのかを特定しましょう。心当たりのあるアプリは迷わずアンインストールしてください。
方法3:デバイスを工場出荷時の状態に復元する
上記の方法で改善しない場合は、iTunesを使ってデバイスを初期化するのが最も確実です。ただし、バックアップデータにウイルスが含まれている可能性もあるため、復元後にどのデータを戻すかは慎重に判断しましょう。
- パソコンに最新版のiTunesをインストールします。
- iPhone/iPadをパソコンに接続します。
- 必要に応じて、連絡先などの大切なデータをiCloudにバックアップします。
- iTunesの「概要」タブにある「iPhoneを復元」ボタンをクリックします。
- ポップアップウィンドウが表示されたら「復元」をクリックして操作を確定し、画面の指示に従います。
- iTunesの処理が完了するまで待ちます。
- デバイスが工場出荷時の状態に戻ったことを確認します。起動時にiOSセットアップアシスタントが表示されれば復元は成功であり、FBIウイルスも完全に除去されています。

最後に、FBIウイルスのような脅威から身を守るためには、怪しいウェブサイトへのアクセスを避け、App Store以外からのアプリのインストールや脱獄を行わないことが大切です。また、身に覚えのない「罰金を支払え」というメッセージが表示されても、絶対に支払わず、落ち着いて上記の手順で対処しましょう。
-
iPhone・iPadからFire TV Stickへキャストする方法【AirScreenで簡単ミラーリング】
iPhoneやiPadの画面をFire TV Stickにキャストできれば、お気に入りのドラマや映画、動画、音楽をテレビの大画面で楽しめます。家族とのリラックスタイムをより充実させたいなら、iOSデバイスからのキャスト方法を覚えておくととても便利です。 iPhone・iPadからFire TV Stickにキャストするメリット 何よりもまず、テレビの画面は大きいという点が挙げられます。6〜6.5インチ程度のiPhone画面や、少し大きめのiPad画面よりも、テレビの方がコンテンツをはるかに快適に楽しめるのは言うまでもありません。ダンスや料理、エクササイズの動画を自宅のテレビで再生できれば、学習
-
iPhone・iPadの「その他」データを確認・削除してストレージを節約する方法
iPhoneとiPadは、内部に保存されたデータをアプリ、メッセージ、オーディオなどの形式ごとに自動的に分類しています。その中の「その他」というカテゴリには、設定情報、ボイスメモ、各種キャッシュ、保存済みのメッセージなどが含まれます。普段はあまり意識する必要はありませんが、ストレージの空き容量が不足してきたときに整理しておくと、デバイスの動作改善につながることがあります。 本記事では、iPhoneやiPadから「その他」のファイルを確認し、削除するための具体的な方法を詳しく解説します。 1. iOSデバイスのストレージ使用量を確認する まずは、どのアプリがどれだけの容量を使っているのかを把握し