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Macでエラーコード43が出た時の対処法|原因と5つの解決策を徹底解説

Mac OS X(macOS)は、WindowsやLinuxよりもシンプルな操作性と、直感的で使いやすいインターフェースを備えたOSとして、長年にわたり高い評価を得ています。ただし、このシンプルさを実現するために、AppleはWindowsが持つ一部の機能をあえて省略してきました。

圧倒的な動作の速さと、MacBookならではの軽量性・持ち運びのしやすさから、ビジネスパーソンやプログラマーを中心にMacは広く使われています。しかし、そんなMacでも「エラーコード-43」というトラブルに遭遇することがあり、その意味が分からず戸惑うユーザーも少なくありません。本記事では、このエラーの原因と、誰でも実践できる解決策を詳しく解説します。

Macのエラーコード-43とは?

エラーコード43は、主にファイルをゴミ箱に移動して削除しようとしたときに表示されます。実際に表示されるメッセージは次のようなものです。

「必要な項目が見つからないため、操作を完了できません。(エラーコード -43)」

このエラーは、特にMac OS X El Capitanで報告例が多いことで知られています。

Macでエラーコード43が出た時の対処法|原因と5つの解決策を徹底解説

エラーが発生する主な原因

  • ハードディスク自体に問題がある
  • ファイルの参照先(共有ポイント)が存在しない
  • ファイルのダウンロードが途中で中断されている
  • 対象のドキュメントが他のアプリで使用中である
  • ファイルを管理するためのアクセス権限がない
  • ファイルがロックされている

幸いなことに、このエラーにはいくつかの有効な対処法があります。以下の手順を順番に試してみてください。

解決策1:ディスクユーティリティでディスクを検証・修復する

エラーコード-43は、ファイルの破損や欠損と関連していることが多いため、まずはアクセス権限やディレクトリの破損をチェックしましょう。ディスクユーティリティはmacOSに標準搭載されたツールで、こうしたディスク関連の問題の診断と修復に役立ちます。他の方法を試す前に、まずこのツールを実行することをおすすめします。

  1. 画面左上のAppleメニューから「再起動」を選択します。Macが再起動し始めたら、すぐにCommand + Rキーを同時に押し続け、Appleロゴが表示されたら指を離します。

Macでエラーコード43が出た時の対処法|原因と5つの解決策を徹底解説

  1. 起動オプション画面が表示されたら、「ディスクユーティリティ」を選択して「続ける」をクリックします。
  2. サイドバーから修復したいディスク(削除したいファイルが保存されているディスク)を選択し、「First Aid(応急処置)」ボタンをクリックします。

Macでエラーコード43が出た時の対処法|原因と5つの解決策を徹底解説

  1. 検証結果にはいくつかのパターンがあります。「ディスクがまもなく故障する」といったレポートが表示された場合は、バックアップできるデータをすべて退避させたうえで、新しいドライブへの買い替えを検討してください。修理での復旧は困難です。
  2. 「実行」をクリックします。「問題は見つかりませんでした」または「問題を修復しました」と表示されれば、ツールを終了して問題ありません。「詳細を表示」ボタンをクリックすると、修復された内容を確認できます。

Macでエラーコード43が出た時の対処法|原因と5つの解決策を徹底解説

  1. 「overlapped extent allocation(重複したエクステント割り当て)」というエラーが表示される場合もあります。これは複数のファイルがディスク上の同じ領域を占有していることを意味し、そのうちの1つはほぼ確実に破損しています。破損ファイルは「DamagedFiles」フォルダに格納されるので、そこを確認してください。
  2. そのファイルが重要でないなら、そのまま削除して問題ありません。重要なファイルの場合は、開いてみて破損していないか確認しましょう。
  3. 最後のケースとして、ディスクの検証や修復自体が行えない場合があります。「The underlying task reported failure(基礎タスクが失敗を報告しました)」というエラーが表示されたら、もう一度First Aidを実行してみてください。それでも同じエラーが出続けるようであれば、データをバックアップしたうえでディスクを初期化(フォーマット)する必要があります。
    Macでエラーコード43が出た時の対処法|原因と5つの解決策を徹底解説

解決策2:NVRAM(PRAM)をリセットする

NVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)は、Macが特定の設定情報を素早く読み出せるように保存しておくための小容量メモリです。保存される設定内容は、Macの機種や接続しているデバイスによって異なります。

NVRAMのリセットで解消できる問題は数多くあり、今回のエラーコード-43もそのひとつです。以下の手順に従って実行してください。

  1. Macの電源を切ってから、再度入れます。起動が始まったら、すぐに次の手順へ進んでください。
  2. Option + Command + P + Rの4つのキーを同時に約20秒間押し続けます。Macが再起動しようとする様子が確認できるはずです。

Macでエラーコード43が出た時の対処法|原因と5つの解決策を徹底解説

  1. その後、通常どおり起動プロセスが進みます。音量、日付と時刻、画面の解像度などの設定がリセットされている場合は、忘れずに再設定してください。

おまけ:ロックされたファイルを削除する

ロックがかかったファイルが原因でエラーが出ている場合は、ターミナルを使ってロックを解除できます。

  1. ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
chflags -R nouchg
  1. ゴミ箱を開いて、すべての項目を選択(⌘ Cmd + A)し、それらをすべてターミナルウィンドウにドラッグ&ドロップして、Returnキー(⏎)を押します。

Macでエラーコード43が出た時の対処法|原因と5つの解決策を徹底解説

  1. ゴミ箱を空にします。

解決策3:DisplayState.plist を削除する

この対処法は、過去に同じ問題を経験したMacユーザーから提案されたものです。手順が非常にシンプルなので、ぜひ試してみてください。

  1. セッションファイルを探して右クリックし、「パッケージの内容を表示」を選択します。

Macでエラーコード43が出た時の対処法|原因と5つの解決策を徹底解説

  1. 中には通常「Media」「Resources」「Alternatives」の3つのフォルダがあります。
  2. 「Alternatives」フォルダと「Resources」フォルダの中から、「DisplayState.plist」という名前のファイルを探します。
  3. 同名のファイルをすべて削除します。不安な場合は、削除前に一度デスクトップへコピーしてバックアップを作成しておくと安心です。
  4. エラーが解消されたことを確認できたら、バックアップは自由に削除して構いません。ただし、念のためしばらく保管しておくことをおすすめします。

解決策4:Finderを強制終了して再起動する

Finderを強制終了して再起動するだけで、この問題が簡単に解決することがあります。Finder内部で一時的なバグが発生し、ファイルの削除処理が正しく行えなくなっていたのに、システム側はエラーコード-43を表示するだけで対処しなかった可能性があります。

あまりに単純な方法に思えるかもしれませんが、実際にこの方法で即座に問題が解決したという報告が複数あります。

  1. 画面左上のAppleメニューを開き、「強制終了」を選択します。

Macでエラーコード43が出た時の対処法|原因と5つの解決策を徹底解説

  1. アプリケーションのリストから「Finder」を選択し、「再度開く」をクリックします。これだけで問題が解決する場合があります。
  2. 問題が解決したかどうかを確認します。まだエラーが表示される場合は、他の方法を試してください。

解決策5:ターミナルコマンドでファイルを削除する

どうしても削除できないファイルは、ターミナルのコマンドを使って直接削除できる場合があります。以下の手順に従ってください。

  1. Macの「ターミナル」を開きます。
  2. 次のように入力します。
    rm (半角スペース)
  3. エラー43が表示されるファイルをターミナルウィンドウにドラッグ&ドロップします。
  4. 「Enter」キーを押すと、ファイルが自動的にシステムから削除されます。
  5. 問題が解決したかどうかを確認します。

注意:上記の方法で解決しない場合は、App StoreからHigh Sierraのアップデートを再インストールして改善するか確認してください。また、削除したいファイル名に「+, *}, {, &, ^, %」などの特殊文字が含まれていないことも確認しましょう。特殊文字を含むファイル名は、このエラーの原因になることがあります。

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