【解決策】MacのGarageBandでプロジェクトが開けない・再生できない場合の対処法
GarageBandは、macOS(およびiOS)に搭載されている音楽制作ソフトウェアです。充実したサウンドライブラリや各種楽器用のプリセットなど、数多くの機能を備えており、アーティストが音楽を作成・録音・共有するための環境を手軽に整えられることから、近年クリエイターの間で高い人気を誇っています。

しかし最近、特にMacユーザーの間で「GarageBandでプロジェクトを開けない」「再生できない」というトラブルが多数報告されています。iPhoneでも同様の問題が発生し、MacのGarageBandで作成したコンテンツを開けないというケースもあるようです。この記事では、考えられる原因と具体的な解決策を順番にご紹介します。
考えられる原因
- ソフトウェアが古い – GarageBandアプリが最新版に更新されておらず、不具合が発生している可能性があります。
- カスタム設定の影響 – GarageBandの独自設定(環境設定)が、プロジェクトファイル、プリセット、パッチと干渉しているケースがあります。
- 外部オーディオインターフェースとの非互換 – 接続している外部オーディオインターフェースが互換性を持たない、または正常に動作していないことで、GarageBandが予期しない挙動を示すことがあります。
- プロジェクトファイルの破損 – プロジェクト自体が破損しているため、開くことができない可能性があります。
それでは、これらの問題を解決するための対処方法を一つずつ見ていきましょう。
方法1:GarageBandアプリを最新版に更新する
まず試したい基本的な対処法です。GarageBandが古いバージョンのままだと不具合が起こることがあるため、以下の手順でアップデートしましょう。
- AppleメニューバーのAppleアイコンをクリックします。
- メニューからApp Storeを選択します。

- App Storeの左側サイドバーにあるアップデートを開きます。GarageBandのアップデートが配信されていれば、ここに表示されます。

- アップデートボタンをクリックしてインストールします。

アップデートがない場合、または更新しても問題が解決しない場合は、次の方法を試してください。
方法2:新規プロジェクトを作成して確認する
開こうとしているプロジェクトが破損・損傷している可能性もあります。まず新しいプロジェクトを作成し、問題がそのプロジェクト固有のものかどうかを切り分けてみましょう。
- GarageBandを起動します。
- 新規プロジェクトをクリックします。
- 空のプロジェクトをダブルクリックします。

- オーディオやプラグインを追加するか、楽器を接続して作成をクリックします。
- プロジェクトにいくつかの編集を加えてみます。
- プロジェクトを保存し、再度開き直します。

- 正常に開ければ、問題は以前のプロジェクト側にあったことになります。
新規プロジェクトも開けない場合は、次の方法に進みましょう。
方法3:GarageBandの環境設定をリセットする
環境設定を初期化することで改善するケースがあります。リセット前に、適用していたカスタム設定をメモしておくと、後で再設定できて便利です。
- まずGarageBandを終了します。
- 画面上部の検索アイコンをクリックします。
- 「ターミナル」と入力し、ターミナルを起動します。

- ターミナルが開いたら、以下のコマンドを入力してEnterキー(Returnキー)を押します。
defaults delete com.apple.garageband10
- 最近GarageBandをアップデートした場合は、こちらのコマンドも実行してください。
defaults delete com.apple.garageband
- 最後にMacを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。
方法4:外部接続のオーディオインターフェースを確認する
多くのユーザーは、外部オーディオインターフェースをGarageBandに接続し、そこにマイクをつないで使用しています。通常は問題ありませんが、まれにGarageBankとの間で不具合が生じることがあります。オーディオインターフェースが原因かどうかをテストしてみましょう。
- まず、オーディオインターフェースをMacから取り外します。
- GarageBandアプリを起動します。
- ツールバーの「GarageBand」メニューから環境設定を選択します。項目がグレーアウトしている場合は、空のプロジェクトを作成してから環境設定を開いてください。

- オーディオ/MIDIタブを選択します。
- 出力デバイスのメニューから、「MacBook Proスピーカー」などのデフォルトの出力デバイスを選択します。
- 同様に入力デバイスのメニューから、「MacBook Proマイク」などのデフォルトの入力デバイスを選択します。以下のような表示になります。

- 最後に、これまで開けなかったプロジェクトを開いてみます。正常に開けば、原因はオーディオインターフェースにあると判断できます。
この方法で解決しない場合、また外部オーディオインターフェースを使用していない場合は、環境設定からAudio Unitsプラグインを無効化してみるのも有効です。それでも改善しない場合は、最後の方法へ進みましょう。
方法5:GarageBandを再インストールする
上記のすべての対処法を試しても問題が解決しない場合は、アプリの再インストールを検討してみてください。以下の手順で実行できます。
- Finderを開きます。
- サイドバーからアプリケーションを選択します。
- 一覧の中からGarageBandを見つけます。

- 「ctrl」キーを押しながらクリックし、ゴミ箱に入れるを選択して削除します。
- 削除が完了したらApp Storeを開き、ツールバーから自分のプロフィール名/アイコンをクリックします。
- アプリの一覧からGarageBandを探します。
- 入手(インストール)ボタンをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロード完了後にアプリを起動し、問題が解消されたかどうかを確認します。
それでも問題が解決しない場合は、Apple公式サポートページから問い合わせてみてください。
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