Mac
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Mac

macOS Venturaで遅くなった外付けSSD・HDDを直す方法 – 迅速かつ確実な9つの解決策

ステージマネージャ(Stage Manager)、Continuity Camera(連携カメラ)、パスキー、刷新されたシステム設定など、数々の新機能を搭載したmacOS Venturaは、2022年10月24日に正式リリースされました。多くのMacユーザーが待ち望んでいた最新OSへアップグレードしました。

しかし、アップデート後には「要求されたバージョンのmacOSは利用できません」と表示される、アップデートの確認中にフリーズするといった、さまざまなトラブルが報告されています。本記事では、その中でも特に多い「macOS Venturaで外付けHDD・SSDの動作が遅くなる問題」に焦点を当てて詳しく解説します。

macOS Venturaで遅くなった外付けSSD・HDDを直す方法 – 迅速かつ確実な9つの解決策

macOS Venturaで外付けSSD/HDDが遅くなる原因

実際のユーザーからは、「VenturaにアップデートしてからSamsung T7(SSD)の速度が低下した。以前は読み書きとも800MB/s安定していたのに、書き込みが約200MB/sまで落ちた。MontereyのMacBookでは同じ問題が発生しない」という報告があります。また、転送にかかっていた時間が数秒だったのが、アップグレード後は大幅に伸びてしまったというケースもあります。

外付けドライブの動作が遅くなる原因は一つとは限りません。ハードウェア、ソフトウェア、Macとの接続状態など、さまざまな要素が関係している可能性があります。主な原因を以下にまとめました。

  • USBケーブルの破損
  • USBポートの故障
  • 外付けSSD/HDD自体の破損や不具合
  • 外付けHDD上の不良セクタの存在
  • macOSシステムファイルの破損
  • 複数アプリによる同時読み書き
  • 大容量アプリや重複ファイルの蓄積
  • 複数機器を接続した際の電力不足

トラブルシューティング前の準備:バックアップとデータ復旧

遅延の正確な原因を特定するのは難しいため、本記事で紹介する対処法を順番に試すことになります。一部の作業にはデータ消失のリスクが伴うため、事前に以下の準備を必ず行ってください。

1. 外付けドライブのバックアップを作成する
内蔵ドライブか外付けかを問わず、大きな操作を行う前には必ずバックアップを作成しましょう。Time Machineでのバックアップに時間がかかる場合は、クラウドストレージの活用やWindows PC経由でのバックアップも選択肢になります。

2. データを先に復旧しておく
SSD/HDDが破損している場合、データ損失につながる恐れがあり、さらに操作を続けると失われたデータが復元できなくなることもあります。修復作業の前に、まずデータ復元を行うことを強くおすすめします。

Macで外付けドライブからファイルを復元するなら、iBoysoft Data Recovery for Macが便利です。高い復元率、安全な復元環境、直感的に操作できるインターフェースが特徴で、無料でダウンロードしてスキャンを試せます。

macOS Venturaで遅い外付けSSD/HDDを直す9つの方法

外付けSSD/HDDは、ファイル移動、ストレージ容量の拡張、Macのバックアップ、起動可能なmacOSインストーラの作成など、幅広い用途で活用されています。動作が極端に遅いと作業効率が落ち、長い待ち時間が大きなストレスになります。以下の方法で改善を図りましょう。なお、これらの方法は他のmacOSバージョンでも応用可能です。

1. 接続状況を確認する

外付けドライブ関連のトラブル(ディスクユーティリティに表示されない、Macから外付けドライブへコピーできない等)に直面したら、まず接続状態を確認するのが基本です。

まず、MacのUSBポートの種類を把握し、外付けドライブとの互換性をチェックしましょう。ポートにほこりが溜まっていると接触不良や速度低下の原因になるため、清掃も忘れずに行います。

次に、接続に使っているケーブルが正常かどうかを確認します。USBケーブルが破損していると接続が不安定になり、macOS Venturaで外付けドライブが遅くなる症状が現れます。別の良質なケーブルに交換して再接続してみてください。

2. 不具合のあるドライブを特定する

複数の外付けドライブを同時に接続していると、どれが原因なのか判別できません。一度すべて取り外した後、1台ずつ再接続していき、問題が発生するタイミングを見極めましょう。

1台ずつ接続しても問題が再現しない場合は、ドライブではなくMac側に原因があると考えられます。逆に特定のドライブでだけ問題が出るなら、そのドライブ自体に原因がある可能性が高いです。それぞれの状況に応じて、以降の対処法を試してください。

3. ディスクユーティリティのFirst Aidで修復する

外付けSSD/HDDが破損していると、パフォーマンス低下が起こることがあります。macOS内蔵ツール「ディスクユーティリティ」のFirst Aid(応急処置)を使えば、ディスクのフォーマットやディレクトリ構造の軽微なエラーを検出して修復できます。手順は以下の通りです。

  1. 外付けドライブをMacに正しく接続します。
  2. Spotlight、Launchpad、または「Finder > アプリケーション > ユーティリティ」からディスクユーティリティを起動します。
  3. 「表示」ボタンをクリックし、「すべてのデバイスを表示」を選択します。
  4. 左サイドバーで対象の外付けSSD/HDDを選びます。
  5. ツールバーの「First Aid」ボタンをクリックします。
  6. ポップアップ画面で「実行」をクリックして検証を開始します。
  7. 処理が完了するまで待ちます。途中で他の操作は行わないでください。
macOS Venturaで遅くなった外付けSSD・HDDを直す方法 – 迅速かつ確実な9つの解決策

4. 外付けドライブを使用中のアプリを終了する

複数のアプリが同時に外付けドライブへアクセスすると、macOS Venturaでの読み書き速度が低下します。アクティビティモニタでどのプロセスがドライブを使用しているかを確認し、不要なものを終了させましょう。

  1. Spotlightで検索してアクティビティモニタを開きます。
  2. ウィンドウ上部の「ディスク」タブを選択します。
  3. リストを確認し、終了したいアプリをダブルクリックします。
  4. 表示されたダイアログで「終了」をクリックし、再度「終了」をクリックします。
macOS Venturaで遅くなった外付けSSD・HDDを直す方法 – 迅速かつ確実な9つの解決策

5. 重複ファイルを削除する

動画、音楽、映画などの重複ファイルは大量のディスク容量を占有し、外付けドライブの速度低下を招きます。Macのスマートフォルダを活用したり、高評価の重複ファイル検索ツールを使ったりして、ドライブ内を整理すると効果的です。

6. 外付けHDDをデフラグする

外付けドライブがHDDの場合は、デフラグが有効です。大容量ファイルを頻繁に扱う、空き容量が少ない、動画や音声の編集作業が多いという使い方では、特に効果を実感しやすくなります。

なお、MacでHDDをデフラグするにはドライブをフォーマット(初期化)する必要があり、すべての内容が消去されます。必ず事前に外付けドライブのバックアップを取得してから、ディスクユーティリティでフォーマットを実行してください。

7. macOS Venturaを再インストールする

macOS側の不具合が原因となっているケースもあります。Apple自身も、OS全体の問題を解消する手段としてmacOSの再インストールを推奨しています。現在のデータには基本的に影響しませんが、念のため事前にバックアップを取っておくと安心です。

再インストールするには、Macをリカバリーモードで起動します。「macOSユーティリティ」画面が表示されたら「macOS Venturaを再インストール」を選択し、画面の案内に従って作業を完了させます。その後、外付けドライブを再接続して問題が解消したか確認しましょう。

8. macOSをアップデートする

再インストールをしても改善せず、速度低下が続く場合は、macOSのアップデートがないか確認してみましょう。最新のアップデートには旧バージョンのバグ修正が含まれていることが多く、外付けドライブが正常な速度に戻る可能性があります。

  1. Appleメニュー > 「システム設定」を開きます。
  2. 左サイドバーの「一般」を選択し、「ソフトウェア・アップデート」をクリックします。
  3. アップデートの自動確認が完了するまで待ちます。
  4. 利用可能なアップデートがあれば「今すぐアップデート」をクリックします。
  5. 画面の指示に従ってアップデートを完了させます。

9. macOS Montereyにダウングレードする

まれに、再インストールやアップデートを行っても問題が解決しないケースがあります。その最後の手段として、macOS VenturaからmacOS Montereyへのダウングレードを検討しましょう。実際に、Monterey環境では外付けドライブが高速で読み書きできるようになったという報告があります。

macOS Venturaで遅くなった外付けSSD・HDDを直す方法 – 迅速かつ確実な9つの解決策

これらの方法で、macOS Venturaにおける外付けSSD/HDDの速度低下問題は解決しましたか?解決できた方は、ぜひ本記事をシェアしてください!

まとめ

本記事では、macOS Venturaで外付けHDD/SSDの動作が遅くなる主な原因と、具体的な対処法を9つ紹介しました。iBoysoftの解決策を順番に試すことで、問題解決につながるはずです。トラブルシューティングを始める前に、必ず外付けドライブのバックアップを作成し、必要に応じてデータ復旧を行っておくことを忘れないでください。

  1. 【2022年版】MacでSDカードから削除・消失したファイルを復元する完全ガイド

    概要:Mac用「iBoysoft Data Recovery」は、macOSおよびMac OS X環境でSDカードからファイルを復元できる信頼性の高いSDカード復元ソフトです。SDHC、SDXC、microSD、miniSD、コンパクトフラッシュカード、XDカード、CFカード、メモリースティックなど、あらゆる種類のSDメモリーカードから削除・紛失したファイルを復元でき、macOS MontereyおよびM1 Pro/Maxにも対応しています。目次1. MacでSDカードから削除されたファイルを復元する方法2. ソフトウェアなしでMacのSDカードからファイルを復元する方法3. SDカード復元の

  2. MacでFinderが応答しない・フリーズする時の対処法|原因別の解決策を解説

    MacのFinderの動作が遅くなったり、応答しなくなったりすると、「アプリケーションメモリが不足しているのでは?」と不安になる方も多いでしょう。Finderの調子が悪いと、フォルダの起動に時間がかかったり、突然クラッシュしたりします。特にmacOSを最新バージョンにアップデートした後に、この問題を経験したMacユーザーは少なくありません。 Finderはファイル管理やナビゲーションの要となるアプリですが、不具合が発生すると作業効率が大きく低下してしまいます。しかし慌てる必要はありません。根本的な原因を特定することよりも、実際のトラブルシューティングの方が早く解決できるケースが多いのです。 本