DiskMaker Xとは?使い方と対応バージョン一覧|macOS Catalina以前の起動可能USBインストーラーを無料で作成
DiskMaker Xは、Macユーザーが簡単に起動可能なUSBインストーラー(ブータブルUSB)を作成できる無料ユーティリティです。起動ディスク作成というやや難しい作業を自動化してくれるため、macOSの再インストールやクリーンインストール、複数台のMacへのOS導入といった場面で特に便利です。
ターミナルのコマンド操作に慣れておらず、Macで起動可能なUSBインストーラーを作成できないという方には、DiskMaker Xは試す価値のあるツールです。ただし、DiskMaker XはmacOS Big Sur以降のバージョンには対応していません。つまり、macOS Tahoe、Sequoia、Sonoma、Monterey、Big Sur向けの起動可能インストーラーを作成することはできません。
補足: macOS Big Sur以降用の起動ディスクを作成したい場合は、代替ツールのiBoysoft DiskGeekerの利用をおすすめします。このツールはアプリ内でmacOSインストーラーを直接提供しており、あらゆるバージョンのmacOSに対応した起動ディスクを効率的に作成できます。
iBoysoft DiskGeekerで起動ディスクを作成する手順
ここからは、DiskMaker Xの代替ツールを使って起動ドライブを作成する具体的な方法を紹介します。
ステップ0:事前準備
まず、macOSインストーラーの容量より大きい外付けドライブを用意します。例えば、macOS Mojave以前の起動ディスクを作成するなら8GBのドライブで十分ですが、macOS Catalinaの起動可能USBを作成する場合は16GBのドライブが必要です。
⚠ 注意: 起動ディスクの作成過程で、対象のパーティションまたはドライブ上のデータはすべて消去されます。事前に必要なデータのバックアップを必ず取っておいてください。
ステップ1: iBoysoft DiskGeekerをダウンロードしてインストールします。
ステップ2: アプリを起動し、外付けドライブをMacに接続します。
ステップ3: 外付けドライブを選択し、Create boot disk(起動ディスクを作成)をクリックします。

ステップ4: 作成したいmacOSのバージョンを選択し、Create boot diskをクリックします。

ステップ5: macOS起動ディスクの作成が完了するまで待ちます。
macOS Catalina~Mac OS X Lion向けの起動メディアを作成したい方は、この記事で必要な情報をすべて網羅しています。DiskMaker Xのダウンロード方法、使い方、そして最適な代替ツールについて順番に解説していきます。
DiskMaker Xは安全に使える?
DiskMaker Xの安全性を気にする方もいるかもしれませんが、安心して大丈夫です。公式サイトからダウンロードすれば、DiskMaker Xは安全なアプリとされています。また、起動可能インストーラーの作成時にターゲットディスクが消去されることを知らせる明確な警告アラートが表示されるため、誤操作によるデータ消失のリスクも抑えられています。
DiskMaker Xは、macOSのバージョンごとに異なるDMGインストーラーを提供しています。以下に、公開されているすべての公式リリースをまとめました。目的のバージョンに合ったものをダウンロードして、インストールディスクを作成してください。
| macOSのバージョン | 対応するDiskMaker X | ダウンロード(公式リンク) | SHA-1チェックサム |
|---|---|---|---|
| macOS Catalina 10.15 | DiskMaker X 9 | DiskMaker X for Catalina | 87d92610155135621014afefa88d8b6c9ad5f0ed |
| macOS Mojave 10.14 | DiskMaker X 8 | DiskMaker X for Mojave | f756ae2ffed9498d0719f60aa7cbc1de676488ae |
| macOS High Sierra 10.13 | DiskMaker X 7 | DiskMaker X for High Sierra | 6a54b7d80217ae71becad59f935971dbc42fbb60 |
| macOS Sierra 10.12 | DiskMaker X 6 | DiskMaker X for Sierra | a3874cbf1d724ce2c651379151b802c0fab4d367 |
| OS X El Capitan 10.11 | DiskMaker X 6 | DiskMaker X for El Capitan | a3874cbf1d724ce2c651379151b802c0fab4d367 |
| OS X Yosemite 10.10 | DiskMaker X 6 | DiskMaker X for Yosemite | a3874cbf1d724ce2c651379151b802c0fab4d367 |
| OS X Mavericks 10.9 | DiskMaker X 5 | DiskMaker X for Mavericks | 804cfca414742d24dd8abf0607bed91a6638d739 |
| OS X Mountain Lion 10.8 | DiskMaker X 4 | DiskMaker X for Mountain Lion | c9a0cea788a8b5f4a237ce8dd515c75567dd055d |
| Mac OS X Lion 10.7 | DiskMaker X 4 | DiskMaker X for Lion | 1e0c898f48b1eb1f45fe8e33cc01cf40d237e378 |
| Mac OS X Snow Leopard 10.6以前 | DiskMaker 2.0.2 | DiskMaker 2.0.2 | 1e0c898f48b1eb1f45fe8e33cc01cf40d237e378 |
| 複数のmacOSに対応した起動ディスク | DiskMaker Pro | DiskMaker Pro | 1e0c898f48b1eb1f45fe8e33cc01cf40d237e378 |
* DiskMaker Xは以前「Lion DiskMaker」という名称で、DVDへの書き込み機能も備えていました。旧バージョンのDiskMakerが必要な場合は、DiskMaker 2.0.2をダウンロードしてください。
* 複数のmacOSバージョンを収録した外付け起動ドライブを作成したい場合は、代わりにDiskMaker Proをダウンロードしてください。
DiskMaker Xの使い方
DiskMaker Xはとてもシンプルに使えるツールです。この無料のUSB起動ツールでmacOS Catalina以前の起動可能インストーラーを作成したい場合は、以下の手順に従ってください(ここでは最新版のDiskMaker X 9を例にします)。
補足: DiskMaker XはmacOS Big Sur以降では動作しません。お使いのMacがBig Sur以降の場合、アプリ自体が起動しないことさえあります。そのような場合は、iBoysoft DiskGeekerを使ってmacOS起動ディスクを作成しましょう。
作業中にエラーが発生した場合は、DiskMaker XのFAQページで解決策を確認してください。
DiskMaker Xのおすすめ代替ツール
DiskMaker Xの最良の代替ツールがiBoysoft DiskGeekerです。DiskMaker Xに欠けている機能をすべてカバーしつつ、さらに多くの便利な機能を備えています。両ソフトウェアの比較は以下の通りです。
DiskMaker Xのメリット・デメリット
- メリット:
- 完全無料で利用できる
- macOS Catalina~Mac OS X Lionの起動可能インストーラーを作成できる
- 操作性がシンプルで初心者にもわかりやすい
- デメリット:
- macOS Big Sur以降向けの起動可能USBインストーラーを作成できない
- Big Sur以降が稼働するMacでは動作しない
- macOSのバージョンごとに専用アプリを用意する必要がある
- アプリ内でmacOSインストーラーを提供していない
- テクニカルサポートがない
iBoysoft DiskGeekerのメリット
- あらゆるMac OS向けの起動可能インストーラーを、任意の外部ドライブに作成できる
- macOS High Sierra以降が稼働するすべてのMacに対応
- High Sierra以降のmacOSインストーラーをアプリ内で直接提供
- 1つのアプリですべての用途に対応
- カスタマーサポートあり
- その他の機能: macOS DMGファイルのダウンロード、ディスク容量分析、ディスククローン、USBのパスワード保護など
まとめ
DiskMaker Xは無料で使えますが、iBoysoft DiskGeekerほど実用的ではありません。macOS Big Sur以降に対応していないため、多くの現行Macでは利用できないのが実情です。お使いのMacにインストールされているmacOSのバージョンに合わせて、適切なツールを選びましょう。
やや古めのMacでmacOS Catalina以前を使用しているなら、DiskMaker Xを試してみる価値があります。一方、MacがBig Sur以降で稼働しているなら、DiskMaker Xに時間をかけるのは得策ではありません。iBoysoft DiskGeekerを無料でダウンロードして、快適に起動可能なUSBインストーラーを作成しましょう。
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