Mac を macOS Ventura へスムーズにアップグレードするための7つの準備ステップ
Macを最新OS「macOS Ventura」にアップデートするのが待ちきれない方も多いはず。Appleはこの最新オペレーティングシステムに、ステージマネージャ(Stage Manager)、Continuity Camera、パスキー(Passkeys)など、魅力的な新機能を多数搭載しています。
ただし、アップデート中やアップデート後のトラブルを避けるためには、事前の準備がとても重要です。この記事では、MacをmacOS Venturaへのアップグレードに備えるための7つのステップをご紹介します。なお、ここで紹介するチェック項目はVenturaに限らず、Macをアップデートする際にはいつでも活用できる内容です。
macOS Venturaはいつリリースされる?
2022年6月7日のWWDC基調講演の後、macOS VenturaはApple Developer Programの登録ユーザー向けに開発者向けベータ版として提供されました。さらに7月11日には、一般ユーザーでも試せるパブリックベータ版が公開されています。
最新情報によると、macOS Ventraは10月下旬に正式公開される予定です。iPad向けのiPadOS 16と連携機能を共有する部分があるため、10月最終週に同時にリリースされる可能性もあります。
本記事の執筆時点では、macOS Venturaの正式リリースが間近に迫っています。アップデート中・後に起こりうる予期せぬトラブルを避けるため、以下の7つのステップでMacを準備しておきましょう。
ステップ1:MacがVenturaに対応しているか確認する
Venturaへのアップデート前にまず確認すべきは、お使いのMacが対応機種かどうかです。Appleメニューから「このMacについて」を選択し、モデル名と発売年を確認して、以下のリストと照らし合わせてください。
- iMac:2017年以降
- MacBook:2017年以降
- MacBook Pro:2017年以降
- MacBook Air:2018年以降
- Mac mini:2018年以降
- Mac Pro:2019年以降
- Mac Studio:2020年
お使いのMacが上記に該当していれば、引き続き以下の手順でmacOS Venturaへの準備を進めましょう。
ステップ2:十分な空き容量を確保する
macOS Venturaベータ版のインストーラは約12GBあります。正式版でも大きくは変わりませんが、スムーズに動作させるためには、その倍程度の空きディスク容量(約24GB)が必要です。Macの空き容量は次の手順で確認できます。
- Appleメニューを開き、「このMacについて」を選択します。
- 「ストレージ」タブをクリックし、容量の計算が完了するまで数秒待ちます。
- Venturaのインストールに必要な空き容量が十分にあるか確認します。
もし空き容量が足りない場合は、心配いりません。ジャンクファイルの削除や、使わなくなったアプリのアンインストールなど、さまざまな方法でストレージを整理できます。
より手軽にジャンクファイルを削除したい方には、iBoysoft DiskGeekerがおすすめです。内蔵の「Clean Junk(ジャンクファイル削除)」機能を使えば、何百ものフォルダをひとつずつ確認する手間なく、数クリックで不要ファイルを簡単に削除できます。macOS 10.13〜12に対応し、Apple Silicon Macにも対応しています。
ステップ3:アプリの互換性を確認する
一般的に、macOS Montereyで問題なく動作していたアプリは、macOS Venturaでもそのまま使えることが多いです。しかし、よく使うアプリがVenturaに対応しているかどうかを事前にチェックしておくと安心です。非対応のソフトウェアがあると、アップデートが完了しない場合があります。
よく使うアプリについては、公式サイトやネットで対応状況を検索してみてください。なお、Macに標準搭載されている純正アプリは、基本的にVenturaに対応しています。もし非対応のアプリが見つかったら、アップデート前にアンインストールしておきましょう。
ステップ4:Macをバックアップする
Venturaへのアップグレード準備において、最も重要なのがバックアップです。バックアップを取っておけば、万が一トラブルが発生しても、大切なデータを失うことはありません。
幸い、Appleには「Time Machine」という標準のバックアップ機能があります。他社製ツールとは異なり、Time Machineはファイルだけでなく、データ・アプリ・設定を含むシステム全体を丸ごとバックアップできるのが大きな魅力です。
ステップ5:iCloudにサインインしておく
iCloudは、多くのAppleアプリやシステムサービスと深く統合されています。macOS Venturaへのアップデートを始める前に、iCloudにサインイン済みであることを確認しておきましょう。そうすることで、アップデート後も各種サービスをスムーズに利用できます。
ステップ6:安定したネットワーク環境を整える
アップデート作業中は、安全で安定したネットワーク接続を確保してください。通信が不安定だとアップデートが中断・失敗し、最初からやり直すことになりかねません。
最も確実なのは有線(イーサネット)接続です。Wi-Fiを使う場合は、自宅などの信頼できる環境で作業しましょう。ホテルやカフェなどの公衆ネットワークでのアップデートは避けるべきです。
ステップ7:電源に接続した状態で行う
最後に、Macを必ず電源に接続してからアップデートを行いましょう。インストールの途中でバッテリー切れによりMacの電源が落ちてしまうと、起動しなくなる恐れがあります。
macOSは本来、電源未接続ではアップデートをインストールできないようになっていますが、念のため事前に100%まで充電しておくことをおすすめします。
まとめ
この記事では、MacをmacOS Venturaへアップグレードする前にやっておきたい7つのステップをご紹介しました。macOSは安定性で知られていますが、アップデート中にどんなトラブルがいつ起こるかは予測できません。事前の準備で、リスクを最小限に抑えましょう。
macOS Venturaへのアップグレードに関するFAQ
Q:macOS Venturaはどこからダウンロードできますか?
A:Venturaは10月下旬に一般公開される予定です。公開後は「システム環境設定」>「ソフトウェア・アップデート」からMacをアップデートできます。
Q:古いmacOS Sierraから直接Venturaにアップグレードできますか?
A:お使いのMacがmacOS Venturaの対応機種であれば、Sierraから直接アップグレード可能です。ただし、インストールには約24GBの空きディスク容量が必要なので、事前に確認しておきましょう。
-
macOS High SierraからEl Capitanへダウングレードする方法【事前準備と手順を解説】
El CapitanからmacOS High Sierraへアップグレードした後、「Macの動きがおかしい」と感じたことはありませんか?メールが正しく動作しない、アプリケーションが応答しなくなる、バッテリーの減りが異常に速い――このようなトラブルに直面した場合、El Capitanへのダウングレードが有効な解決策となります。ただし、ダウングレードの手順を知らないと、作業は難しく感じられるかもしれません。この記事では、High SierraからEl Capitanへ安全に戻すための事前準備と具体的な手順を、わかりやすく解説します。 パート1:ダウングレード前に行うべき準備 実際にダウングレード作
-
MacでSafariがフリーズ・クラッシュし続ける原因と7つの対処法
Safariは、AppleのMacに標準搭載されているWebブラウザです。長年のアップデートを経てますます強力になり、Appleは今でも継続的に改良を重ねています。 しかし、誰もが一度は「虹色のビーチボール(通称:死の風車)」を目にしたことがあるのではないでしょうか。新しいタブを開いた瞬間、画面にはカラフルなビーチボールが表示され、マウスをクリックしてもトラックパッドをタップしても反応しなくなってしまうあの状態です。 筆者自身も何度かSafariを強制終了せざるを得ない場面に遭遇しました。Safariがフリーズし続けたりクラッシュしたりするのは本当にストレスfullで、強制終了はどうしても