パスコードやFace IDなしでiPhoneのロックを解除する方法【プロが解説する完全ガイド】
近年、iPhone内のデータを盗難から守るためにパスコードを設定する人が増えています。Appleはセキュリティ面で非常に高い水準を維持しており、パスコード、Touch ID、Face IDのいずれかでロックされたiPhoneには、正しい認証情報なしでは誰もアクセスできません。これはデータ保護の観点から非常に有効な機能です。
しかし一方で、パスコードを忘れてしまうと自分のiPhoneにもアクセスできなくなってしまいます。これは思っている以上によくあるトラブルで、誤操作による連続入力ミスなど、さまざまな原因で端末がロック・無効化されるケースがあります。
この記事では、パスコードやFace IDを使わずにiPhoneのロックを解除する方法を詳しく解説します。紹介する手順はiPadにもそのまま応用できます。
パスコード・Face IDなしでiPhoneを解除する主な4つの方法
パスコードを忘れた場合や、誤って何度もタッチ操作をしてiPhoneが「使用不可」になった場合、同時にFace IDも無効化されます。焦らずに、以下の方法を試してみてください。
重要な注意点:パスコードやFace IDなしでロックされたiPhoneにアクセスするには、端末上のすべてのデータと設定が消去されます。iTunesやiCloudにバックアップがある場合は、復元作業の途中でデータを戻すことができます。
| 方法 | 適したシーン | 難易度 |
|---|---|---|
| 「探す(Find My)」を使う | iPhoneの位置情報がオンで、ネット接続が安定している場合 | 簡単 |
| iCloudを使う | 「探す」アプリを使えるMacやiPadがない場合 | 簡単 |
| iTunesを使う | macOS Catalina以前のMacを使用している場合 | 中程度 |
| Finderを使う | iTunes非対応の最新macOS搭載Macを使用している場合 | 中程度 |
方法1:iTunesを使ってロックを解除する
以前にiTunesでデータを同期したことがあれば、パスコードなしでiPhoneを復元できます。
- お使いのMac/PCに最新版のiTunesをダウンロードします。
- iPhoneをMac/PCに接続し、iPhone側とPC側の両方で「信頼する」を選択します。
- iPhoneをリカバリーモードで起動します。
ホームボタン付きモデルの場合:「ホーム」ボタンと「トップ(またはサイド)」ボタンを同時に長押しし、リカバリーモード画面が表示されるまで待ちます。
Face ID搭載モデルの場合:「音量を上げる」ボタンを押してすぐ離し、「音量を下げる」ボタンを押してすぐ離し、その後「トップ(またはサイド)」ボタンをリカバリーモード画面が表示されるまで長押しします。 - Mac/PCでiTunesを開き、iPhoneが認識されるまで待ちます。
- iTunes内で自分のiPhoneを選択し、「iPhoneを復元」をクリックします。
処理が完了したら、iPhoneを再起動してMac/PCから取り外します。初期設定を行えば、通常どおりiPhoneを使えるようになります。
iTunesにバックアップがある場合は、「復元して更新」を選択することでデータを復旧できます。同期が完了するまで接続を維持し、完了後に取り外してください。
方法2:Finderを使ってロックを解除する
macOS Catalina以降、MacではiTunesが廃止され、ミュージック、ポッドキャスト、TVの3つのアプリに分割されました。macOS Catalina以降(最新のmacOS Sonomaを含む)をお使いの場合は、Finderを使ってパスコードやFace IDなしでiPhoneのロックを解除できます。
- iPhoneをMacに接続し、Finderを開きます。
- iPhoneをリカバリーモードで起動します。
- 「iPhoneを復元」をクリックし、画面の指示に従って操作します。
その後、Finderが最新のiOSファームウェアのダウンロードを開始します。処理が完了するまで待ち、終了後にiPhoneを再起動してください。
方法3:「探す(Find My)」を使ってロックを解除する
「探す」は紛失したAppleデバイスを見つけるための機能ですが、リモートでiPhoneのすべてのデータ(パスコードを含む)を消去することも可能です。iPhoneがインターネットに接続されていることを確認してから、以下の手順を実行してください。
- Macで「Finder > アプリケーション > 探す」を開きます。(または「Launchpad > 探す」から起動)
- 「デバイス」をクリックし、リストから自分のiPhoneを見つけます。
- iPhoneのアイコンをクリックし、「情報」アイコンを選択します。
- ポップアップウィンドウを下にスクロールし、「このデバイスを消去」をクリックします。
- 「続ける」をクリックし、Apple IDとパスワードを入力して開始します。
これで消去プロセスが始まります。「探す」アプリを使えるMacやiPadがない場合は、iCloud.comにサインインすればブラウザから同じ操作が行えます。
方法4:iCloudを使ってロックを解除する
ロックされる前にiPhoneで「探す」アプリと位置情報サービスを有効にしていた場合は、Mac/PCからiCloud.comにサインインし、パスコードやFace IDを含む設定をリモートで消去できます。
- iCloud.comにアクセスし、Apple IDとパスワードでサインインします。
- iCloudメニューから「デバイスを探す」を選択します。
- マップまたは「すべてのデバイス」リストから自分のiPhoneを探します。
- 対象のiPhoneを選択し、ポップアップウィンドウの「iPhoneを消去」をクリックします。
- 再度「消去」をクリックし、Apple IDとパスワードを入力して開始します。
消去が完了したら、iPhoneを再起動して各種設定とパスコードを再登録すれば、通常どおり使用できるようになります。
iCloudにバックアップがある場合は、消去後のセットアップ画面で「iCloudバックアップから復元」を選択し、最新のバックアップを指定して「復元」をタップします。復元中は安定したネットワーク環境を確保してください。
覚えておきたい補足アドバイス
本記事で紹介した方法はいずれもiPhone内の全データを消去するものです。不測の事態によるデータ損失を防ぐため、日頃からiCloudや他のデバイスへデータを同期しておくことをおすすめします。
iTunesにもiCloudにもバックアップがなく、どうしてもデータを失いたくない場合は、Apple Storeへの持ち込み相談という選択肢もありますが、費用が数万円〜かかる可能性がある点に注意が必要です。
無事にロックを解除できたら、同じ悩みを抱えている方のために、この便利な解決策をSNSでシェアしてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. パソコンなしでiPhoneのロックを解除できますか?
A. はい。別のiPhoneやiPadで「探す」アプリを使うか、iCloud.com経由でiPhoneを消去することで解除できます。
Q2. データを残したままロックを解除することはできますか?
A. 残念ながら、パスコードやFace IDなしでロック画面をバイパスするには、端末の消去が必要です。ただし事前にバックアップがあれば、復元後にデータを戻せます。
Q3. パスコードを何回間違えるとロックされますか?
A. 6回連続で間違えると端末がロックされ、それ以降は一定時間入力できなくなります。
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