【解決】macOS Sequoiaで外付けハードドライブから起動できない?実証済みの対処法5選
macOSの起動可能なインストーラを作成しておけば、別のバージョンのmacOSを試したいとき、内蔵ディスクのエラーを調査したいとき、macOSを再インストールしたいときなどに、外付けハードドライブからMacを起動できます。ところが、一部のMacユーザーの間では、最新のmacOS「Sequoia(セコイア)」環境下で外付けハードドライブから起動できなくなるという問題が報告されています。
外付けハードドライブからMacが起動しないトラブルは、macOS Sequoia特有のものではありません。以前のmacOS SonomaやVentura、さらにはそれ以前のバージョンでも同様の報告がありました。外付けドライブからの起動を選択すると、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
macOS Sequoiaで外付けハードドライブから起動できない原因はさまざまで、接続不良、macOS本体の破損、外付けドライブ自体の故障、Intel Macにおける起動セキュリティ設定の誤りなどが考えられます。本記事では、macOS Sequoiaで外付けハードドライブから起動できない問題を解決するための実践的な方法を詳しく解説します。
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Redditでも話題に:macOS Sequoiaで外付けドライブから起動できない問題
Redditでもこの問題をめぐる議論が交わされています。ある投稿では、Samsung T7 SSDにmacOS Sequoiaをインストールしたものの、M1 Max搭載のMacBook Proから起動できなかったという事例が報告されました。macOS 15をインストールした他のSSDやSDカードをいくつも試しましたが、どの起動可能インストーラも機能しなかったといいます。
Can’t boot macOS from external drive by u/Toomnookisfatfuk in MacOS
回答の中で、あるユーザーは、macOS Sequoiaを外付けドライブにインストールする際に接続したUSBポートが誤っていた可能性を指摘しています。Appleの公式情報によると、外付けストレージデバイスにmacOSをインストールして起動ディスクとして使用する場合、Apple silicon MacのDFUポートには接続してはいけないとされています(DFUポートの見分け方はAppleのサポートページを参照してください)。
macOS Sequoiaで外付けハードドライブから起動できないときの対処法
前述のとおり、外付けドライブから起動できない原因は複数考えられます。ここでは、実際に効果のある対処法を厳選してご紹介します。以下の手順に沿って進めれば、外付けドライブを再び起動可能な状態に戻せるはずです。
1. 外付けドライブの接続状態を確認する
まず疑いたいのが、外付けハードドライブとMacとの物理的な接続不良です。USBポートのほこりや破損、ケーブルやハブの不具合などが原因となることがあります。正常に動作するUSBケーブル・ハブ・アダプターを使用し、適切なUSBポートに接続されているかを確認しましょう。
2. 外部メディアからの起動を許可する(T2チップ搭載Mac)
Apple T2セキュリティチップを搭載したMacをお使いの場合、あらかじめ「起動セキュリティユーティリティ」で外部メディアからの起動を許可しておく必要があります。この設定が有効になっていないと、外付けドライブにmacOSがインストールされていても起動できません。手順は以下のとおりです。
- Macの電源を入れ、Appleロゴが表示されたらCommand + Rキーを同時に長押しします。
- macOS復旧画面でユーザーを選択し、「次へ」をクリックして管理者パスワードを入力します。
- macOSユーティリティ画面のメニューバーから「ユーティリティ」>「起動セキュリティユーティリティ」を選択します。
- 「macOSパスワードを入力」をクリックして認証し、管理者アカウントとそのパスワードを入力します。
- 「許可される起動メディア」で「外部メディアまたはリムーバブルメディアからの起動を許可」にチェックを入れます。
- macOS復旧モードを終了し、改めて外付けドライブからMacを起動できるか確認します。

3. OSとMacモデルの互換性を確認する
外付けハードドライブにインストールされているmacOSのバージョンは、お使いのMacモデルと互換性がありますか?macOS Sequoiaが動作するMacを、より古いバージョンのmacOSから起動したい場合は、そのOSが対応機種である必要があります。一般に、Macは出荷時に搭載されていたOSよりも古いバージョンからは起動できない点に注意してください。

4. ディスクユーティリティで外付けドライブを修復する
外付けディスク自体にエラーが発生していると、macOS Sequoiaから起動できないことがあります。macOS標準の「ディスクユーティリティ」にある「First Aid(応急処置)」機能を使えば、ディスクエラーの検出と修復が可能です。手順は以下のとおりです。
- Macを起動し、「アプリケーション」>「ユーティリティ」からディスクユーティリティを開きます。
- 外付けハードドライブをMacに正しく接続します。
- ツールバーの「表示」ボタンをクリックし、「すべてのボリュームを表示」を選択します。
- 対象の外付けドライブを選択して「First Aid」をクリックします。
- ポップアップで「実行」をクリックし、スキャンを開始します。
- 処理が完了したら、外付けドライブからMacを起動できるか試してみましょう。

もしドライブを修復できず、フォーマットしてmacOSを再ダウンロード・再インストールすることになった場合は、作業前にiBoysoft Data Recovery for Macなどの専門的なデータ復旧ソフトウェアで、ドライブ上の大切なファイルを復元しておくことをおすすめします。
5. macOS起動可能ドライブを作り直す
外付けハードドライブにインストールされたmacOSが破損しているケースや、起動可能ドライブの作成時にApple silicon MacのDFUポートへ接続していたケースでは、macOS Sequoia環境のMacから起動できません。この場合は、macOSインストーラをダウンロードし直し、ドライブに正しくインストールし直しましょう。

macOSの起動可能インストーラの作成方法については、必要な準備物、macOSインストーラの入手方法、外付けストレージへの書き込み手順、起動可能なUSBインストーラの使い方などをまとめた詳細ガイドを参考にしてください。
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