MacでApple Mailアプリが遅い・重いときの対処法7選
はじめに
郵便受けに届くのは請求書や雑誌ばかりの昨今、一方でメールの受信箱は常に溢れかえっています。しかし、電子メールの世界が必ずしも期待どおりに迅速であるとは限りません。上司や教授へ「あと一通だけ」メールを送りたいのに、アプリがもたついては困ってしまいますよね。
MacでApple Mailアプリの動作が遅くなるのは、意外に思われがちですが実際によくあるトラブルです。せっかくApple純正のMacを使っているのですから、使い慣れた純正アプリを快適に使い続けたいところです。
そこで本記事では、Mailアプリをすぐに本来の速度で動作させるための、簡単で効果的な対処法を7つご紹介します。どれも汎用的な方法なので、ひとつで解決しない場合は、別の方法を順番に試してみてください。
1. Mailアプリを強制終了する
画面に虹色のスピンボール(通称「虹の車輪」)が表示されていませんか?送信ボタンを押した直後だろうと、長文メールを打ち終えた瞬間だろうと、ローディングの車輪はいつも最悪のタイミングで現れるものです。待っても解決しそうにない場合は、強制終了という手段に出ましょう。
まず、DockのFinderをクリックするなどしてMailアプリからフォーカスを移します。次に、画面左上のAppleメニューから「強制終了」を選択してください。
開いているアプリケーションの一覧が表示された小さなウィンドウが現れます。ここで「Mail」を選択しましょう。アプリがクラッシュしている場合は、その横に赤文字で「(応答なし)」と表示されていることがあります。Mailを選択したら「強制終了」ボタンをクリックします。操作の確認を求められる場合があります。
Mailが完全に終了するまで数秒待ってから、アプリを再度起動してください。再び開けば、通常どおり動作するはずです。
最悪の場合でも、終了時に編集中だった下書きが失われる程度です。それ以外に機能への影響はなく、むしろ以前よりも速く効率的にMailが動くようになるでしょう。
2. メールボックスを再構築する
以前なら数秒で完了していた操作に明らかなラグを感じるなら、メールボックスの再構築を試してみましょう。特に、アドレス帳の連絡先が多い方や保存済みメッセージが大量にある方に効果的です。多少時間はかかりますが、その価値は十分にあります。
再構築とは、すべてのメッセージと連絡先のインデックス(目録)を作り直すことです。これによりアプリがデータへより効率的にアクセスできるようになり、読み込みなどの各種処理時間が短縮されます。Mailが遅くなってから慌てて対処するのではなく、定期的に実施しておくのがおすすめです。
手順は簡単です。まずMailアプリを開き、メニューバーからメールボックス>再構築を選択します。
なお、再構築の途中でMailを終了しても、メッセージや進行状況が失われることはありません。次回Mailを開いたときに、中断した箇所から自動的に再開されます。
また、この操作は現在選択中のメールボックスにのみ適用されます。複数のメールボックスを使っている場合は、それぞれ個別に再構築を実行する必要があります。
3. CleanMyMac Xでワンクリック高速化
CleanMyMac Xは、多彩な機能と高い効果からたびたび紹介してきた優秀なMacクリーナーアプリです。そして、動作が遅くなったMailアプリの改善にも威力を発揮します。
まずアプリ本体を入手しましょう。インストールして起動したら、メンテナンスタブへ移動します。そこでメールを高速化(Speed Up Mail)のチェックボックスにチェックを入れ、画面下部の「実行」ボタンをクリックしてください。
CleanMyMacを初めて使う場合、「メールを高速化」機能にはアクセス権限の付与が必要です。「アクセスを許可」ボタンを押し、画面の指示に従ってCleanMyMacを許可リストに追加しましょう。
チェックボックスを選択することで、同時に実行したい他のメンテナンス項目を追加することもできます。
処理自体はそれほど時間がかからず、待っている間に短いローディング画面が表示されます。完了すると完了画面が表示され、Mailが再び使用可能になったことがわかります。
これは、Mailアプリの不調を一発で解消できる非常にシンプルかつ効果的な方法です。さらに、他にも多数の便利ツールが付属している点が魅力です。
メールの読み込みや送信が速くなるだけでなく、簡単なアプリのアンインストールから手作業では難しい日常的なメンテナンスまで、Mac全体の動作を軽快にできます。
4. メールプレビューをオフにする
メールプレビュー機能は、情報量の多いメッセージがたくさんある場合などに、Mailアプリの動作を遅くする原因になります。受信箱のメッセージを自動的にプレビュー表示する機能は、メールをざっと流し見する際には便利ですが、パフォーマンス問題を引き起こしているなら必須ではありません。
プレビューをオフにするには、メッセージリストとプレビューウィンドウを仕切っている縦線にカーソルを合わせます。カーソルが通常の矢印からスライダー用の矢印に変わったら、クリックしたままペインを右端までドラッグすれば、プレビュー領域を消すことができます。
5. インターネット接続を確認する
技術的なトラブルには、まず基本の確認から始めるのが鉄則です。Mailアプリの動作が遅いと感じたら、インターネット接続に問題がないか再確認してみましょう。アプリ自体ではなく通信環境に原因があるケースも少なくありません。
メニューバー右上のインターネットまたはWi-Fiのアイコンをクリックして、接続状態をチェックします。利用可能なネットワークの一覧が表示され、それぞれの信号強度も確認できます。
正しいネットワークに接続しているか、信号が安定しているかを確認しましょう。問題がある場合は別のネットワークへ切り替えるか、モデムやルーターなどの機器を確認してください。
6. メールアカウントを削除して再登録する
もうひとつ試せるのが、メールアカウントを一度削除してから再び追加する方法です。アプリ内でいわば「再起動」を行うようなもので、動作の遅さが改善されることがあります。
アカウントを削除する手順は以下のとおりです。
- Mailアプリを開く
- 画面上部のメニューバーからメールをクリック
- 環境設定をクリック
- アカウントをクリック
- 削除したいアカウントを選択し、削除ボタンをクリック
続いて、アカウントを再追加する手順は以下のとおりです。
- Mailアプリを開く
- メニューバーのメールをクリック
- アカウントを追加をクリック
- 画面の指示に従って、メールプロバイダ経由でアカウントを接続
7. Macを再起動する
Macの再起動は、多くのよくあるトラブルに対する定番の解決策であり、まず最初に試すべき手段のひとつです。原因がよくわからない奇妙な不具合も、シンプルな再起動で解消できることは少なくありません。迷ったら、とにかく再起動——これが鉄則です。
最も簡単な再起動の方法は、画面左上のAppleアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから再起動を選択することです。通常1分以内に再起動が完了しますが、起動を妨げている開いているアプリがある場合は、先に終了しておく必要があるかもしれません。
Mailアプリが遅く、他のどの方法もうまくいかない場合は、再起動を試して改善するかどうか確認してみてください。
まとめ
MacでApple Mailの動作が遅くなるのは決して楽しい経験ではありません。上司へのメールを作成しているときでも、スパムや古いメッセージを整理しているときでも、動作のもたつきは生産性を妨げ、作業の流れを断ち切ってしまいます。
また、広告まみれのブラウザや性能の劣るサードパーティ製アプリでメールを確認するのではなく、Appleが用意した純正アプリを快適に使えるのは大きなメリットです。
本ガイドで紹介したテクニックが、今後同じ問題が起こるのを防ぎ、現在抱えているトラブルの解決に役立てば幸いです。
あなた自身のMail高速化のコツをお持ちでしたら、ぜひ下のコメント欄で教えてください!
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