Macのディスクユーティリティで「パーティションマップに問題が見つかりました」エラーを解決する方法
「Problems were found with the partition map which might prevent booting(パーティションマップに問題が見つかりました。起動できなくなる可能性があります)」は、ディスクユーティリティのFirst Aid機能で内蔵または外付けハードドライブをチェックした際や、ターミナルでコマンドを実行した際に発生するMacのエラーです。パーティションマップの問題に関する追加情報として、以下のようなメッセージが表示されることもあります。
- EFIシステムパーティションのファイルシステムに問題があるため、パーティションマップを修復する必要があります。
- エラー:-69660:コンテナディスクに対して大きすぎるため、パーティションマップを修復する必要があります。
- スライスが見つからなかったため、パーティションマップのチェックに失敗しました。
まだドライブにアクセスできる場合は、解決策を実行する前に必ずデータをバックアップしておきましょう。ドライブにアクセスできない場合は、次のセクションの手順に従って失われたデータを復元できます。
「パーティションマップに問題が見つかりました」が表示されたときのデータ復元方法
Macの起動ディスクで「パーティションマップに問題が見つかりました」エラーが発生すると、Macの起動自体に支障が出る可能性があります。
外付けハードドライブでエラーが発生した場合は、ディスクユーティリティ上で外付けハードドライブがグレーアウトして表示され、デスクトップやFinderからもアクセスできなくなっていることが多いでしょう。
一般的に、内蔵・外付けを問わず「パーティションマップに問題が見つかりました」エラーを修正する最も効果的な方法はディスクの再フォーマットですが、これによりすべてのデータが消去されてしまいます。そのため、まず何よりも優先すべきは、アクセスできないドライブから大切なデータを復元することです。
アクセス不能または起動不可能な内蔵・外付けハードドライブからデータを取り出すには、プロフェッショナルなデータ復元ツール「iBoysoft Data Recovery for Mac」の活用をおすすめします。使いやすさと高い復元能力を兼ね備えたこのツールは、起動しないMacや、アクセス不能・マウント不可・破損状態の外付けハードドライブ、USBフラッシュドライブ、SDカードなどの一般的なストレージデバイスから、写真、動画、書類、オーディオファイル、メール、アーカイブなど1000以上のファイル形式を復元できます。
Intel、T2、Apple Siliconチップ搭載のMac(macOS X 10.11〜macOS 13 Ventura)に対応しており、復元前にファイルを無料でプレビューできる点も魅力です。
Macへの導入手順は以下の通りです。
起動しないMacで「パーティションマップに問題が見つかりました」が表示されている場合:
- Macをインターネットリカバリモードで起動します。
Intel製Macの場合: Macを再起動し、回転する地球儀が表示されるまですぐに「Option + Command + R」キーを押し続けます。画面の指示に従ってWi-Fiネットワークを選択します。
M1・M2搭載Macの場合: Macをシャットダウンし、「起動オプションを読み込み中」の画面が表示されるまで電源ボタンを押し続けます。「オプション」>「続ける」をクリックし、求められたら復元用のボリュームを選択して「次へ」を進みます。 - メニューバーから「ユーティリティ」>「ターミナル」を開き、以下のコマンドを実行します。
sh <(curl https://boot.iboysoft.com/boot.sh)
マウントできない外付けハードドライブで「パーティションマップに問題が見つかりました」が表示されている場合:
下のボタンからiBoysoft Data Recovery for Macを無料ダウンロードし、画面の指示に従ってインストールしてください。
データ復元ツールの準備ができたら、以下の手順に従ってファイルを取り戻しましょう。
注意: 復元したファイルを同じドライブに保存しないでください。ドライブ上のデータが上書きされ、一部のデータが二度と復元できなくなる恐れがあります。
内蔵ハードドライブの「パーティションマップに問題が見つかりました」を修正する方法
Mac上の重要なファイルを確保できたら、以下の解決策を試して、内蔵ドライブの「パーティションマップに問題が見つかりました。起動できなくなる可能性があります」エラーを修正しましょう。
- 解決策1:macOSリカバリモードでパーティションマップを修復する
- 解決策2:シングルユーザーモードでfsckコマンドを使ってドライブを修復する
- 解決策3:インターネットリカバリで起動ディスクを再フォーマットする
解決策1:macOSリカバリモードでパーティションマップを修復する
エラーメッセージの詳細に「First Aid found corruption that needs to be repaired. To repair the startup volume, run First Aid from Recovery.(First Aidで修復が必要な破損が見つかりました。起動ボリュームを修復するには、リカバリからFirst Aidを実行してください)」といった記述がある場合は、指示に従ってmacOSリカバリ環境からFirst Aidを実行するのがおすすめです。
スキャンが完了するまで待ちます。問題が解決しない場合は、ディスク配下の各ボリュームに対して順番にFirst Aidを実行し、個別に問題がないか確認してください。ディスクユーティリティが内蔵ボリュームにエラーを報告せず、Macが正常に起動できているのであれば、過度に心配する必要はありません。
解決策2:シングルユーザーモードでfsckコマンドを使ってドライブを修復する
「Partition map check failed because no slices were found.(スライスが見つからなかったため、パーティションマップのチェックに失敗しました)」のようなエラーでディスクユーティリティによる修復に失敗した場合は、シングルユーザーモードでfsckを実行してドライブを修復できます。fsck(File System Consistency Checkの略)は、ハードドライブの基盤構造を検証・修復するためのコマンドラインツールです。
- Macを再起動し、すぐに「Command + S」キーを押し続けます。
- 白い文字が画面に表示されたらキーを放します。
- 白い文字のスクロールが止まるまで待ちます。
- root# の横に以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
/sbin/fsck -fy
- fsckがファイルシステムをチェックし、見つかった破損の修復を試みます。エラーが見つからなければ「The volume appears to be OK.(ボリュームは正常と思われます)」と表示されます。
- 修復が完了したら、以下のコマンドを実行してMacを再起動します。
reboot
解決策3:インターネットリカバリで起動ディスクを再フォーマットする
fsckでもパーティションマップを修復できない場合は、ドライブを再フォーマットして新しいパーティションマップを書き込みます。ここで重要なのは、Macintosh HDなどのボリュームではなく、ディスク全体(Apple SSDなど)を消去するという点です。ボリューム単位の消去ではパーティションマップには一切触れられないためです。
macOSを消去する前に、Time Machineでファイルをバックアップ済みであるか、本記事の前半で紹介した手順に従って起動しないMacからデータを復元済みであることを必ず確認してください。
- Macをインターネットリカバリモードで再起動します。
- ユーティリティメニューが表示されたら、「ディスクユーティリティ」>「続ける」を選択します。
- 「表示」>「すべてのデバイスを表示」をクリックして、ディスク本体を表示させます。
- 起動ディスクを選択し、「消去」をクリックします。
- ドライブ名を入力するか、元の名前のままにします。

- 方式(スキーム)を「GUIDパーティションマップ」に設定します。
- フォーマットは、macOS 10.13以降なら「APFS」、macOS 10.12以前なら「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択します。
- 「消去」>「完了」をクリックします。
- 消去が完了したら、もう一度First Aidを実行して、エラーが解消されたかどうかを確認しましょう。
起動ディスクを消去すれば、パーティションマップの問題は解決しているはずです。あとは、Macを使えるようにするためにmacOSを再インストールします。ディスクユーティリティを終了し、「macOSを再インストール」を選択するだけで、以前使っていたmacOSの最新バージョンを導入できます。

関連記事:ドライブ消去時に「Couldn't Open Device 69877」エラーが発生したときの対処法
ディスクユーティリティで起動ディスクを消去しようとした際に「couldn't open device 69877」というエラーが表示された場合は、こちらのガイドで解決策をご確認ください。
外付けハードドライブの「パーティションマップに問題が見つかりました」を修正する方法
パーティションマップは、パーティションの作成や削除時のドライブへの書き込みエラーや、特定のセクター・ブロック上のデータが破損するメディアエラーによって、破損または損傷することがあります。また、外付けハードドライブを正しく取り外さなかった場合にも発生する可能性があります。
ディスクユーティリティが外付けハードドライブに対して「パーティションマップに問題が見つかりました」と報告した場合は、以下の解決策を試してみてください。
解決策1:ドライブを手動でマウントする
外付けハードドライブがディスクユーティリティでグレーアウトしている場合は、メニューバーの「マウント」ボタンをクリックして手動でマウントできます。マウントに成功すると、ドライブがデスクトップにも表示されるようになります。
解決策2:外付けドライブを再フォーマットする
ドライブをマウントできない場合は、クリーンな新しいファイルシステムで再フォーマットするのが最善策です。ディスクレベルで消去を行うと、パーティションマップやディレクトリ情報が書き込まれている領域が初期化され、破損したパーティションマップが消し去られます。ただし、再フォーマットするとデータはすべて削除されるため、作業前に必ずデータを別のストレージデバイスへコピーしておいてください。
まだ外付けハードドライブからデータを復元していない方は、こちらからiBoysoft Data Recovery for Macを無料ダウンロードできます!
その後、以下の手順に従ってパーティションマップを修復します。
- ディスクユーティリティを開きます。
- 「表示」>「すべてのデバイスを表示」をクリックします。
- パーティションマップにエラーが検出された外付けディスクを選択します。
- 上部のメニューバーにある「消去」ボタンをクリックします。
- 名前欄にドライブの名前を入力します。

- フォーマットのポップアップメニューからファイルシステムを選択します。
- 方式は「GUIDパーティションマップ」のままにします。
- 「消去」を2回クリックして実行します。
よくある質問
Macで破損したパーティションマップを修復するには?
Macの破損したパーティションマップは、以下の手順で修復できます。
1. アプリケーション > ユーティリティフォルダからディスクユーティリティを開きます。
2. 「表示」>「すべてのデバイスを表示」をクリックします。
3. 最上位階層のディスクを選択し、「消去」をクリックします。
4. 名前を入力し、ファイルシステムを選択して、方式を「GUIDパーティションマップ」のままにします。
5. 「消去」をクリックします。
Macのパーティションマップとは何ですか?
Macのパーティションマップとは、HDD、SSD、SDカード、USBフラッシュドライブなどのストレージデバイス上におけるデータの低レベルな配置構成を定義するために使用されるパーティションテーブルのレイアウトのことです。Macで使用される主なパーティションマップには、「Apple Partition Map」「MBR」「GUID Partition Map」の3種類があります。
GUIDパーティションマップとApple Partition Mapの違いは?
GUID Partition Map: Intel製チップ搭載Mac、Apple Silicon Mac、および一部の比較的新しいWindows PCで使用されます。
Apple Partition Map: 旧世代のPowerPCベースのMacで使用されていました。
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