Macで外付けHDD・SSDを安全に再フォーマットする完全ガイド|データ消失を防ぐ手順と最適なフォーマット選択
Macユーザーなら、誰しも一度は外付けハードドライブ(HDDやSSD)を再フォーマットする場面に遭遇します。ファイルシステムの変更、システムエラーや破損の修復、Time Machineバックアップ用ドライブの準備、あるいはまっさらな状態からの使い直しなど、その目的はさまざまです。
ただし、PCにあまり詳しくない方にとっては、「Macで外付けハードドライブを再フォーマットする方法」や「Mac・Windows・両方で使える最適なフォーマットの選び方」は複雑に感じられるかもしれません。
この記事では、そのような疑問を解消し、MacでSSDやHDDをフォーマットする手順をわかりやすく段階的に解説します。
警告: 再フォーマットを行う前に、必ず外付けハードドライブ内のデータをバックアップしてください!
データを失わずにMacで外付けハードドライブを再フォーマットするには?
フォーマット(再フォーマット)とは、HDD、SSD、USBメモリ、メモリカードなどのストレージデバイス上のファイルシステム構造を消去して初期化する処理のことです。
つまり、HDDやSSDを再フォーマットすると、保存されていたすべてのファイルが削除されます。データを失いたくない場合は、フォーマット前に必ずドライブのバックアップを取りましょう。重要なファイルをMacや別のストレージデバイスにコピー&ペーストするか、クラウドにアップロードして保管しておくのが確実です。
もし、Macで認識されない・マウントできないなど破損した外付けハードドライブを再フォーマットしようとしている場合は、まずiBoysoft Data Recovery for Macを使ってファイルを復旧することをおすすめします。
これは信頼性の高いmacOS向けデータ復元ソフトで、写真、動画、音声、ドキュメントなどの各種データを効率的に復元できます。Intel搭載Mac、T2チップ搭載Mac、Apple Silicon(M1/M2/M3/M4)搭載Macに対応し、Mac OS X 10.11 El Capitan以降で動作します。
破損した外付けハードドライブ上のファイルを無料でプレビューする手順は以下の通りです。
復元手順
- ステップ1: iBoysoft Data Recovery for Macをダウンロードしてインストールします。
- ステップ2: アプリを起動し、破損した外付けハードドライブを選択して、「失われたデータを検索(Search for Lost Data)」をクリックします。
- ステップ3: ドライブ上のファイルをプレビューします。
- ステップ4: 復元したいファイルを選択し、「Recover(復元)」ボタンをタップして、別の場所に保存します。
データの安全が確保できたら、次に進み、データを失わずにMacで外付けハードドライブを再フォーマットするための最適なディスクフォーマットについて学びましょう。
Macで使う外付けハードドライブに最適なフォーマットは?
外付けハードドライブで一般的に使用されるディスクフォーマットには、APFS、Mac OS拡張(ジャーナリング)、exFAT、NTFS、FAT32の5種類があります。用途によって、それぞれがベストな選択肢になります。
| フォーマット | 対応OS | 主な用途 | 特徴 | 最大ファイルサイズ |
|---|---|---|---|---|
| APFS | macOS 10.13 High Sierra以降 | - macOS 10.13以降で使う内蔵・外付けディスクに最適 - macOS 11 Big Sur以降のTime Machineバックアップディスクに最適 | - スペース共有 - SSDに最適化 - スナップショット対応 - ディスク全体の暗号化 - クラッシュ対策 - ファイル圧縮 | 8EiB |
| Mac OS拡張(ジャーナリング)/ HFS+ | すべてのmacOS / Mac OS X / OS X | - macOS 10.12 Sierra以前で使う内蔵・外付けディスクに最適 - macOS 10.15 Catalina以前のTime Machineバックアップディスクに最適 | - ジャーナリング機能 - 旧macOSで使用される - Time Machineバックアップ対応 - ファイル圧縮(新OS) | 8EiB |
| NTFS | Windows(Macでは読み取り専用) | - Windowsで使う内蔵・外付けディスクに最適 - Macで書き込むにはNTFS for Macドライバーが必要 | - ジャーナリング - ファイルレベル暗号化 - ディスククォータ - 大容量ファイル対応 - 主にWindowsで使用 - ファイル圧縮 - クラッシュ対策 | 16TiB |
| exFAT | Windows / macOS / Linux | - WindowsとmacOSの両方で使う外付けディスクに最適 | - ジャーナリングなし - 大容量ファイル向き - SDXCカードで採用 | 16EB |
| MS-DOS(FAT)/ FAT32 | Windows / macOS / Linux / ゲーム機 / スマホ / カメラ | - FAT32を明示的に要求する外部デバイスに最適 | - ジャーナリングなし - 高い互換性(新旧システム) - セキュリティ機能なし | 4GB |
さらに、APFSとMac OS拡張(ジャーナリング)にはいくつかの派生形式があり、好みに応じて選択できます。
APFSの種類
- APFS: macOS High Sierra以降のデフォルト形式。
- APFS(暗号化): 内蔵暗号化によるセキュリティ強化版。ドライブをマウントする際にパスワードが必要です。
- APFS(大文字・小文字を区別): 大文字小文字のみが異なるファイル名を別ファイルとして扱います(例:test.txt と Test.txt)。
- APFS(大文字・小文字を区別、暗号化): ディスクを暗号化し、大文字小文字のみ異なるファイル名も区別します。
Mac OS拡張の種類
- Mac OS拡張(ジャーナリング): macOS Sierra以前のデフォルト形式。
- Mac OS拡張(大文字・小文字を区別、ジャーナリング): 大文字小文字が異なるファイル名を別々のファイルとして扱います。
Macで外付けハードドライブに最適なパーティション方式は?
Appleは3つのパーティション方式を提供していますが、通常はGUIDパーティションマップ(GPT)が推奨されます。
- GUIDパーティションマップ(GPT): Intel搭載MacおよびApple Silicon Mac、ほとんどのWindowsシステム、UEFIを使用する多くのLinuxディストリビューションで標準的な方式。大容量ドライブに対応し、事実上無制限のパーティション数をサポートし、重要なデータ構造の冗長性も備えています。
- マスターブートレコード(MBR): 最も古い方式で、旧式のWindowsシステム(BIOSベース)で広く使われてきました。1ドライブあたり最大4つのプライマリパーティション、最大2TBまでのドライブに制限されます。
- Appleパーティションマップ(APM): PowerPC搭載Macや旧型デバイスで主に使用される方式。Intelプロセッサへの移行前の標準規格です。
Mac用に外付けハードドライブをフォーマットする方法
最適なフォーマットとパーティション方式が決まったら、いよいよドライブを再フォーマットしましょう。以下の手順は、東芝、Seagate(シーゲート)、WD(Western Digital)、LaCieなど、あらゆるメーカーの外付けハードドライブに共通して使えます。
① ディスクユーティリティで外付けハードドライブをMac用に再フォーマットする
注意: 再フォーマット時に「Mac」関連の方式が表示されない場合、それは物理ディスクではなくパーティションを選択していることを意味します。サイドバーで最上位階層のディスク本体を選択してください。
② ターミナルで外付けハードドライブをMac用に再フォーマットする
Macのターミナルからコマンドライン操作でフォーマットする手順は以下の通りです。
- Finderを開き、「アプリケーション > ユーティリティ」フォルダからターミナルを起動します。
- 次のコマンドを入力してEnterキーを押します。
diskutil list - 外付けハードドライブのディスク識別子(disk2など)を控えておきます。
- 以下のコマンドを実行してドライブをフォーマットします。「format」「scheme」「disk_name」「disk_identifier」の部分は自分の環境に合わせて置き換えてください。
diskutil eraseDisk format disk_name scheme disk_identifier
実行例(disk2を「GUIDパーティションマップ」+「USB」という名称でフォーマットする場合):
- APFS:
diskutil eraseDisk APFS USB GPT disk2 - Mac OS拡張(ジャーナリング):
diskutil eraseDisk JHFS+ USB GPT disk2 - exFAT:
diskutil eraseDisk ExFAT USB GPT disk2 - FAT32:
diskutil eraseDisk FAT32 USB MBR disk2(FAT32は、特に旧システムやMac以外のデバイスとの互換性が必要な場合、MBRと組み合わせて使われることが多いです)
ヒント: 外付けハードドライブの特定のパーティションだけを再フォーマットしたい場合は、diskutil eraseVolume format disk_name partition_identifierを実行します。例:diskutil eraseVolume APFS USB disk2s4
もしMacで外付けハードドライブをフォーマットできない場合は、ディスクユーティリティのエラーに関するトラブルシューティングガイドを参照してください。
このガイドが役に立ったら、Macで外付けハードドライブを再フォーマットしたい他の方にもぜひシェアしてください。
MacとWindows PCの両方で使えるようにハードドライブをフォーマットする方法
外付けハードドライブをMacとWindows PCの両方で使えるように再フォーマットする手順は、Mac用にフォーマットする場合と基本的に同じです。
ただしこの場合は、macOSとWindowsの両方と互換性のあるファイルシステムを選ぶ必要があります。候補はexFATかFAT32に絞られます。FAT32は4GBを超える単一ファイルを保存できないため、大容量ファイルを扱うならexFATがおすすめです。
また、MacとPCの両方で大切な写真や動画を保存するドライブとして使うなら、NTFSも検討する価値があります。NTFSはexFATやFAT32よりも高機能で、大容量ファイルの取り扱いや堅牢なデータ保護・セキュリティ機能が必要なドライブに適しています。
ただし注意点として、NTFSはMacでは読み取り専用です。macOSで読み書きできるようにするには、信頼性の高いNTFS for Macドライバーが必要になります。試してみたい方は、iBoysoft NTFS for Macを使えば、ドライブへの読み書きアクセスを簡単に有効化できます。
この情報をシェアして、MacとPC両方で外付けハードドライブをフォーマットする方法をより多くの人に知ってもらいましょう。
MacからWindows PC用に外付けハードドライブを再フォーマットする方法
Mac上で外付けハードドライブをWindows PCと互換性のあるフォーマットに変更したい場合は、以下のファイルシステムから選択します。
- exFAT: この形式を選べば、MacとPCのどちらでも読み書き可能です。(exFATへフォーマットするには、前述の「Mac用に再フォーマットする」セクションの手順に従ってください。)
- NTFS: Windows PCで使うドライブには最も推奨される形式です。ただし、macOSのディスクユーティリティにはNTFSというフォーマットオプションがないため、MacからNTFSへフォーマットするには専用ツールが必要です。
MacからNTFSへ外付けハードドライブを再フォーマットする手順
- ステップ1: iBoysoft NTFS for Macをダウンロードしてインストールします。
- ステップ2: アプリを開き、外付けハードドライブを選択して「Erase to NTFS」をクリックします。
- ステップ3: 「OK」をクリックして操作を確認します。
再フォーマットせずに外付けハードドライブをMacとPCの両方で使う方法
適切なツールを使えば、再フォーマットせずに外付けハードドライブをMacとPCの両方で利用できます。
たとえば、市販の外付けハードドライブの多くはNTFS形式で出荷されています。NTFSはWindows用のファイルシステムで、macOSでは読み取り専用として認識されます。NTFSドライブを再フォーマットする代わりに、サードパーティ製のNTFS for Macドライバーを使えば、MacとPCの両方との互換性を実現できます。
Mac上でNTFS外付けハードドライブへの読み書きを可能にするツールとしては、iBoysoft NTFS for Macが特におすすめです。操作性が簡単で、幅広いMacモデルやOSに対応しています。Intel搭載Mac、T2チップ搭載Mac、M1/M2/M3チップ搭載Macで動作するmacOS High Sierra以降に対応しています。
このソフトを使えば、Mac上でNTFSドライブへのコピー、移動、名前変更、編集、削除、修復、保存ができ、その他のドライブをNTFSへフォーマットすることも可能です。一度アクティベートすれば、ソフトを再度開かなくても、すべてのNTFSドライブをネイティブドライブのようにプラグ&プレイで扱えます。
今すぐダウンロードして、再フォーマットなしでNTFS外付けハードドライブをMacとPCの両方で使いこなしましょう!
Macで外付けハードドライブを再フォーマットする際のよくある質問(FAQ)
Q: Macで外付けハードドライブを再フォーマットすると、暗号化はリセットされますか?
A: はい、Macで外付けハードドライブを再フォーマットすると、暗号化設定はリセットされます。これは、再フォーマットによってドライブ上のすべてのデータ(暗号化キーを含む)が消去されるためです。
Q: Macで外付けハードドライブを初期化(リセット)するにはどうすればいいですか?
A: Macで外付けハードドライブをリセットするには、ディスクユーティリティを開き、「表示 > すべてのデバイスを表示」をクリックします。次に、外付けハードドライブの最上位階層を選択して「消去」ボタンをクリックします。その後、ドライブ名とフォーマットを入力すれば、Macでドライブをリセットできます。
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