MacでWD easystoreを使う方法:外部ドライブのセットアップとトラブルシューティング完全ガイド
WD easystore(イージーストア)シリーズは、外付けストレージとして幅広いユーザーに支持されている人気ドライブです。初めて使用する方は、Macでのセットアップ方法を知りたいのではないでしょうか。また、しばらく問題なく使えていたのに突然動作しなくなった場合は、原因と解決策を探していることでしょう。
このガイドでは、Macでeasystoreドライブを使用する際によくある問題とその対処法を詳しく解説し、ドライブを最大限に活用できるようサポートします。
MacでWD easystoreを使う基本の手順
MacBook Air/ProやデスクトップMacでWD easystoreを使用する流れは、以下の3ステップです。
- ステップ1:WD easystoreをMacに接続する — お使いのMacにUSB-Aポートがない場合は、USB-A→USB-C変換アダプタを使用します。
- ステップ2:WD easystoreを開く — デスクトップに表示されたディスクアイコンをダブルクリックします。
- ステップ3:WD easystoreを使用する — iBoysoft NTFS for Macを利用すればフォーマットせずに読み書きが可能です。あるいはドライブをフォーマットします。
それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
ステップ1:WD easystoreをMacに接続する
easystoreのUSBメモリタイプをお使いの場合は、MacのUSBポートに直接差し込むだけです。ポータブルHDD、SSD、デスクトップHDDの場合は、付属のUSB 3.0ケーブルでMacに接続してください。

なお、ケーブルのプラグやUSBメモリのコネクタはUSB-Aタイプのため、Mac側のポートがUSB-Cのみの場合は別途変換アダプタが必要になりますので注意してください。
ステップ2:MacでWD easystoreを開く
Macがeasystoreドライブを認識すると、デスクトップおよびFinderのサイドバーにドライブが表示されます。デスクトップ上のディスクアイコンをダブルクリックするか、サイドバーからクリックして開きましょう。

もしドライブがMacに表示されない場合は、以下のFinder設定を確認してください。
外付けドライブをデスクトップとFinderのサイドバーに表示させる方法:
- Finderのウィンドウを開きます。
- 画面左上のメニューバーから「Finder」>「設定」(または「環境設定」)をクリックします。
- 「一般」タブで「外部ディスク」にチェックが入っていることを確認します。
- 「サイドバー」タブで「外部ディスク」が選択されていることを確認します。
購入したばかりの新品のeasystoreドライブには、「Install Western Digital Software for Mac.dmg」と「Install Western Digital Software for Windows.exe」というファイルが保存されていることがあります。WD純正ソフトウェアのインストールは必須ではなく、MacではmacOS標準のディスクユーティリティで同等の操作が可能なため、むしろトラブルの原因になることもあります。基本的にインストールしないことをおすすめします。
ステップ3:MacでWD easystoreを使用する
ここまででドライブを開けたとしても、すぐにファイルをコピーできるとは限りません。多くの場合、Macからeasystoreドライブへの書き込み権限がないためです。
WD easystoreをはじめとする多くの外付けハードディスクは、Windowsで標準採用されているファイルシステム「NTFS」で出荷時にフォーマットされています。これはWindowsが世界で最も広く使われているOSだからです。
ところがmacOSはNTFSボリュームに対して読み取り専用でしかアクセスできません。つまり、ドライブ内のファイルをMacへコピーすることはできても、逆にMacからファイルを書き込むことはできないのです。
MacでWD easystoreに読み書き両方のアクセスを行うには、次のいずれかの方法を選ぶ必要があります。
- NTFS for Macドライバ(例:iBoysoft NTFS for Mac)を導入する
- ドライブを別のファイルシステムで再フォーマットする
フォーマットせずにMacでWD easystoreを読み書きする方法
前述の通り、NTFS形式でフォーマットされているWD easystoreには、Macからドラッグ&ドロップでファイルを書き込めません。
ドライブにすでに重要なデータが入っている場合や、MacとWindows PCの両方でフォーマットし直さずに使い続けたい場合は、iBoysoft NTFS for Macのようなツールが便利です。フォーマットするとドライブ上の全データが消去されてしまうためです。
iBoysoft NTFS for Macは信頼性の高いNTFSドライバで、WD、Seagate、Samsung、Toshiba、SanDiskなど各社のNTFSドライブに対し、データを失うことなくMacからの読み書きを実現します。
macOS High Sierra以降のOSに対応しており、最新のmacOS Sequoiaでも利用できます。インストール後はNTFSドライブが自動的に読み書き可能な状態でマウントされるため、WD easystoreを自由に扱えるようになります。さらに、Intel搭載Mac、T2チップ、Apple Silicon(M1/M2/M3)にも対応しています。
MacでWD easystoreへの読み書きを有効にするには、以下のボタンからダウンロードしてインストールするだけです。
- ✅ MacでNTFS形式のWD easystoreへのフル読み書き対応
- ✅ WD easystoreを含むNTFSドライブへのファイル転送・コピー
- ✅ MacでNTFS形式のWD easystoreの修復
- ✅ Macで外付けドライブをNTFS形式にフォーマット
- ✅ NTFS形式のWD easystoreのマウント/アンマウント
- ✅ NTFSドライブ上でのフォルダの削除・変更・名前変更・新規作成

導入後は、Macからeasystoreドライブへのファイルコピーが制限なく行えるようになります。
Mac専用としてWD easystoreをフォーマットする方法
もう一つの方法として、WD easystoreをMac用にフォーマットして使うこともできます。ただし、フォーマットするとドライブ上のすべてのデータが消去されるため、事前に大切なファイルのバックアップを必ず取ってください。
- 「アプリケーション」>「ユーティリティ」フォルダからディスクユーティリティを起動します。
- メニューの「表示」>「すべてのデバイスを表示」をクリックします。
- WD easystoreの物理ディスク(親ディスク)を選択し、「消去」をクリックします。
- ドライブに任意の名前を付けます。
- 適切なフォーマットを選択します。(macOS 10.13 High Sierra以降ならAPFS、macOS 10.12 Sierra以前ならMac OS拡張(ジャーナリング)を選びましょう。)

- 方式(スキーム)は「GUIDパーティションマップ」のままにします。
- 「消去」をクリックします。
もしディスクユーティリティで消去に失敗した場合は、一度ドライブを抜いて差し直し、もう一度同じ手順を試してみてください。
また、Macでeasystoreドライブをパーティション分割したい場合は、以下の手順に従ってください。(パーティション作業では既存データがすべて消去されます。)
- ディスクユーティリティを開きます。
- 「表示」>「すべてのデバイスを表示」をクリックします。
- WD easystoreの物理ディスクを選択し、「パーティション」をクリックします。
- 円グラフ下の「+」ボタンをクリックして新しいパーティションを追加します。
- パーティションに名前を付けます。
- フォーマットを選択します。
- サイズを指定します。
- 「適用」をクリックします。
MacとWindowsの両方で使えるようにeasystoreをフォーマットする方法
1台のeasystoreドライブをMacとWindows PCの両方で使いたい場合は、ファイルシステムに「exFAT」または「FAT32」を選択します。FAT32には1ファイルあたり4GBというサイズ上限があり、機能面でもexFATより劣ります。そのため、WindowsとmacOSの両方に対応させたい場合は、一般的にexFATでのフォーマットがおすすめです。
繰り返しになりますが、フォーマットするとデータは消去されます。作業前に必要な情報をバックアップしておきましょう。
- 「アプリケーション」>「ユーティリティ」からディスクユーティリティを開きます。
- 「表示」>「すべてのデバイスを表示」をクリックします。
- WD easystoreの物理ディスクを選択し、「消去」をクリックします。
- ドライブに名前を付けます。
- フォーマットに「ExFAT」を選択します。

- 方式は「GUIDパーティションマップ」のままにします。
- 「消去」をクリックします。
easystoreを使ってMacのTime Machineバックアップを行う方法
Time Machineは、アプリ、写真、メール、書類、音楽などを自動的にバックアップできるmacOS標準機能です。WD easystore外付けHDDにMacをバックアップしたい場合は、以下の手順に従ってください。
Time Machineを設定する前に、まずeasystoreを適切なファイルシステムでフォーマットしておく必要があります。macOS 11 Big Sur以降をお使いの場合は「APFS」を、macOS 10.15 Catalina以前をお使いの場合は「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択してください。(具体的なフォーマット手順は前述のセクションを参照してください。)
ドライブの消去が完了したら、お使いのmacOSのバージョンに応じた手順でTime Machineを設定します。
macOS Ventura以降の場合:
システム設定からTime Machineパネルを開き、バックアップ先としてWD easystoreを選択します。指示に従ってドライブを消去し、自動バックアップを有効にしてください。
macOS Monterey以前の場合:
- Appleメニュー>「システム環境設定」>「Time Machine」を開きます。
- 「バックアップディスクを選択」をクリックします。

- WD easystoreドライブを選択し、「ディスクを使用」をクリックします。
- 消去を求めるダイアログが表示されたら「消去」をクリックします。
- 「自動的にバックアップ」と「メニューバーにTime Machineを表示」にチェックが入っていることを確認します。
- 「オプション」をクリックして、バックアップから除外したい項目を設定します。
- すぐにバックアップを開始したい場合は、メニューバー右上のTime Machineアイコンをクリックし、「今すぐバックアップ」を選択します。
Time MachineによるMacのバックアップについてさらに詳しく知りたい方は、関連ガイド「MacでTime Machineを使う方法:バックアップと復元チュートリアル」をご覧ください。

Time Machineのバックアップが失敗し、「Time Machineがバックアップを完了できませんでした」というエラーが表示される場合は、専用ガイドに掲載している解決策を試してみてください。
これでMacBook AirをWD easystoreにバックアップする方法がわかりました。ぜひ周りの方にもシェアしてください。
WD easystoreがMacで表示されない・動作しない場合の対処法
WD easystore外付けドライブがMacで正常に動かないことがあります。例えば、Big SurなどのmacOSアップデート後にWestern Digital easystoreがマウントできなくなったり、Macに認識されず表示されなかったりするケースです。
ここでは、実績のある4つの解決策を紹介します。
解決策1:iBoysoft NTFS for Macを使用する
WD easystoreがNTFS形式でフォーマットされている場合、お使いのNTFS for Macドライバに不具合があるとドライブが動作しなくなることがあります。これは最近のmacOSアップデート後によく発生し、更新されたmacOSとドライバとの互換性不足が原因です。
この問題を解決するには、より安定したNTFS for Macドライバに切り替えるのが最も確実です。iBoysoft NTFS for Macは信頼性の高いドライバで、MacからWD easystoreドライブへのフル読み書きアクセスを提供します。継続的にメンテナンスされており、macOS 10.12 Sierra以降のすべてのバージョンに対応しています。
以下のボタンからダウンロードして、NTFS形式のWD easystoreをMacでマウントしましょう。

解決策2:fsckプロセスを強制終了する
fsckは、ストレージデバイスのエラーをチェックし修復を試みるコマンドラインツールです。easystoreドライブを取り出し(イジェクト)せずに抜いてしまった場合、次回Macに接続した際にこのツールが自動的に起動し、修復を試みることがあります。しかし、fsckプロセスが完了するまでドライブはマウントされません。
「WD easystoreがマウントされない」問題を解決するには、アクティビティモニタでfsckプロセスを強制終了します。
- 「アプリケーション」>「ユーティリティ」からアクティビティモニタを開きます。
- 検索フィールドで「fsck」と入力します。「fsck_hfs」など類似の名前で表示されることがあります。
- 該当プロセスを選択し、「×」ボタンをクリックします。
- 「強制終了」をクリックします。

- 外付けドライブが正常に動作するか確認します。
解決策3:WDソフトウェアをアンインストールまたは更新する
easystoreドライブ同梱のWDソフトウェアをインストール済みの場合は、一度Macからアンインストールしてみてください。Macでドライブを正しく動作させるためにこのソフトウェアは必須ではなく、場合によっては邪魔になることがあります。現在のmacOSバージョンと互換性がなく、easystoreが表示されなくなる原因になることもあります。
ただし、WD Securityソフトウェアでeasystoreドライブにパスワードを設定している場合は例外です。その場合は、最新版のWDソフトウェアをインストールしてディスクのロックを解除する必要があります。
解決策4:データ復元後にWD easystoreを再フォーマットする
上記の方法を試してもドライブが動作しない場合は、まずデータを復元してからドライブを再フォーマットしましょう。アクセス不能になったデータを取り出すには、iBoysoft Data Recovery for Macが便利です。
これはプロフェッショナルなデータ復元ソフトウェアで、Macでマウント不能・アクセス不能になった外付けストレージから写真、動画、書類、音声などのファイルを復旧できます。easystore USBメモリ、easystore SSD、easystoreポータブルストレージ、easystoreデスクトップHDDなど、幅広い製品のデータ復元に対応しています。
復元可能なファイルを無料でプレビューできる点も魅力です。以下の手順でデータを復元しましょう。
ステップ1: iBoysoft Data Recovery for Macをダウンロードしてインストールします。
ステップ2: ソフトウェアを起動し、WD easystoreドライブを選択して「消失データを検索」をクリックします。

ステップ3: 外付けドライブ上のファイルをプレビューします。

ステップ4: 復元したいファイルを選択し、「復元」ボタンをクリックして保存します。

データの復元が完了したら、このガイドのフォーマットに関するセクションの手順に従って外付けドライブを再フォーマットしてください。
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MacでWD easystoreを使う方法に関するよくある質問(FAQ)
Q:easystoreハードディスクがMacに表示されないのはなぜですか?
A:主な原因は以下の通りです。
- ドライバまたはWDソフトウェアが現在のmacOSと互換性がない。
- WD Securityによってロックされている。
- fsckプロセスによる修復が実行中である。
- ドライブが破損している。
- 接続に問題がある。
- ドライブが物理的に故障している。
Q:MacからWestern Digital外付けHDDへ写真を転送するにはどうすればいいですか?
A:MacからWestern Digital外付けハードディスクへ写真を転送するには、Macがそのドライブに書き込みアクセスできる必要があります。つまり、ドライブがMac用にフォーマットされているか、Windows用(NTFS)にフォーマットされている場合はNTFS for Macドライバが必要です。その状態になれば、Macからドライブへドラッグ&ドロップでファイルを転送できます。
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