Macの音量ファンクションキー(F10/F11/F12)が反応しないときの原因と対処法
目次:
- 1. Macの音量キーが動作しない主な原因
- 2. 音量キーの不具合を解消する実証済みの対処法
Macでは、ファンクションキーの音量操作キー(F10:音量を下げる、F11:音量を上げる、F12:ミュート)を使えば、システム設定を開かずに素早く音量を調整できます。ところが、いざ押しても何も反応せず、画面に音量アイコンも表示されず、音量がまったく変わらない——そんな経験はありませんか?それはMacの音量ファンクションキーが動作していない状態です。
F10・F11・F12が効かなくなるのは、多くのMacユーザーが悩まされるよくあるトラブルです。音楽や動画を再生中に音量を調整したいのにキー操作が受け付けられないと、かなり不便です。この記事では、音量キーの不具合を解消するための効果的な方法を詳しく紹介します。
Macの音量キーが動作しない主な原因
以前は問題なく使えていたのに、突然音量キーが効かなくなるケースは少なくありません。音量キーが機能しなくなる原因はいくつも考えられますが、特によくあるものは以下の通りです。
- 誤ってキーボード環境設定を変更し、ファンクションキーの設定を有効にしてしまった。
- バグやマルウェアによって、ソフトウェアやオーディオドライバーなどの設定が乱れている。
- 内蔵スピーカーと外部オーディオ機器の切り替え時に、サウンド設定を誤って変更してしまった。
- Chromeにインストールした音楽系拡張機能が原因で音量ボタンが動作しなくなっている。
- スピーカーやキーボード自体のハードウェア不良。
- macOSを長期間アップデートしていない。
音量キーの不具合を解消する実証済みの対処法
音量キーが動作しない原因は多岐にわたり、自分のケースでどれが該当するのか特定するのは難しいものです。しかし、試す価値のある実証済みの対処法がいくつかあります。順番に確認していきましょう。
1. Macを再起動する
Macの動作がおかしいとき(頻繁にクラッシュする、起動画面で固まるなど)は、まず再起動してリフレッシュさせるのが定番の解決策です。軽度の不具合なら再起動だけで直ることも多いので、音量キーが反応しない場合にもまず試してみてください。
2. サウンド設定を確認する
外部オーディオ機器を接続している場合、出力先が誤って切り替わっていると、Macのスピーカーから音が出なくなります。正しい出力デバイスが選択されているか、サウンド設定を確認しましょう。
- Appleメニュー >「システム環境設定」をクリックします(macOS Ventura以降は「システム設定」)。
- 「サウンド」を選択し、「出力」タブを開きます。
- サウンドの出力先としてMac本体のスピーカーを選びます。
- 「ミュート」にチェックが入っていないことを確認します。
サウンド設定が正しいのに音量キーで調整できない場合は、Macのサウンド機能そのもの、あるいはスピーカーに問題がある可能性があります。その場合はそれぞれ専用の対処法を試してください。
3. キーボード設定を確認する
誤ってキーボードの環境設定を変更した結果、F10・F11・F12を押しても何も起こらなくなっていることがあります。Fnキーの設定が有効になっている可能性もあるので、以下の手順でチェックしましょう。
- Appleロゴ >「システム環境設定」をクリックします。
- 「キーボード」を選択し、「キーボード」タブを開きます。
- 「F1、F2などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」のチェックを外します。
Fnキー(キーボード左下にあるキー)の機能を有効にしている場合は、キーに印字された機能を使う際に、Fnキーを押しながらF10/F11/F12などを同時に押す必要があります。
4. PRAM/NVRAMをリセットする
PRAM/NVRAMはMac内の少量のメモリで、起動ディスクの選択、直近のカーネルパニック、画面解像度、音量、タイムゾーンなど、Mac本体や接続デバイスに関する設定情報を保存しています。音量キーの挙動がおかしいときは、NVRAMをリセットすると改善することがあります。
- Intel製Macの電源を切ります。
- Macの電源を入れ、Option + Command + P + Rキーを約20秒間同時に押し続けます。
- 2回目の起動音が聞こえたら、またはT2チップ搭載MacでAppleロゴが再度表示されたら、キーを離します。
Macにファームウェアパスワードを設定している場合は、NVRAMをリセットする前に必ず解除してください。また、Apple Silicon搭載のMacでは、必要に応じて起動時に自動的にNVRAMがリセットされるため、手動での操作は不要です。
5. Core Audioをリセットする
Core AudioはMacのオーディオハードウェアとやり取りするためのフレームワークです。ここに不具合が生じると、音量ファンクションキーが動作しなくなることがあります。Core Audioをリセットすれば、オーディオ関連のエラーを解消できる可能性があります。
ターミナルでリセットする方法:
- Launchpad >「その他」>「ターミナル」を起動します。
- 次のコマンドを入力します:sudo killall coreaudiod
- Enterキーを押すとcoreaudiodプロセスが終了します。その後、音量キーが動作するかテストしてみてください。
アクティビティモニタでリセットする方法:
- キーボードでCommand + スペースキーを押してSpotlight検索を開きます。
- 「アクティビティモニタ」と入力して起動します。
- 検索欄にcoreaudiodと入力して選択します。
- (X)の終了ボタンをクリックし、オーディオシステムを強制終了します。
6. Chromeの音楽系拡張機能を削除する
Google Chromeに音楽系の拡張機能を追加している場合、それが音量キー不具合の犯人である可能性があります。Google Music Extensionなどがインストールされていると、iTunesとすべてのメディアキーを乗っ取ってしまうことがあるためです。Chromeから該当する拡張機能を削除して、音量ボタンが復活するか確認しましょう。
7. Macをアップデートする
長期间Macをアップデートしていないと、古いmacOSがさまざまな不具合を引き起こすことがあり、キーボードの音量操作が効かなくなるのもその一例です。最新の互換性のあるmacOSへアップデートすれば、ドライバーやソフトウェアが更新され、音量キーの不具合が解決するかもしれません。
まとめ
上記の実証済みの対処法を試せば、Macの音量ファンクションキーが動作しないトラブルを解消できるはずです。修復できれば、F10・F11・F12の音量キーで快適に音量の上げ下げやミュートの切り替えが行えます。もしすべての方法を試しても音量キーが復旧しない場合は、Appleサポートに問い合わせてさらなる支援を受けることをおすすめします。
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