MacのSpotlightが動作しない?原因と6つの対処法を徹底解説
Macでファイルやアプリを探すとき、最も手軽な方法はSpotlightを使うことです。普段あまりアクセスしないアプリも、Spotlightで検索すれば素早く起動できます。
例えば、「Finder > 移動 > ユーティリティ > ターミナル」とクリックしていく代わりに、Spotlightの虫眼鏡アイコンをクリックし、検索ボックスに「ターミナル」と入力するだけでOKです(最後まで入力しなくても、Spotlightが自動的に候補を補完してくれます)。あとはEnterキーを押すだけ。3〜4回のクリック操作がわずか1回で済み、目的のファイルやアプリにすぐたどり着けます。連絡先や書類など、Mac上のあらゆるものを探す際に、Spotlightは多くの時間を節約してくれる便利な機能です。
しかし最近、Spotlightアプリが正常に動作しないという報告が複数寄せられています。何らかの理由で、Spotlight検索が本来表示されるべき結果を返さないケースがあるのです。検索しても結果が検索語句と一致しなかったり、検索語句を変えても結果がまったく変わらないこともあります。例えば、ある書類を検索した結果と、別の書類を検索した結果が同じになるといった具合です。
中には、探している書類や連絡先が明らかにMac内に保存されているのに、検索結果が一切表示されないユーザーもいます。また、数文字入力しただけでSpotlightアプリがクラッシュしてしまうという声もあります。
プロのヒント:システムの問題やパフォーマンス低下の原因となる、ジャンクファイルや有害なアプリ、セキュリティ上の脅威などを、Macクリーナーアプリでスキャンして事前にチェックしておきましょう。
Spotlightが動作しなくなる原因とは?
Spotlightの不調の原因としてまず考えられるのが、インデックス作成の問題です。Spotlightは、Mac上のすべての項目について、保存場所や作成日、最終更新日などの情報を収集し、インデックスを作成する必要があります。
もうひとつの原因は、Spotlightアプリの環境設定に関係しています。アプリに関連付けられた.plistファイルが何らかの理由で破損していると、フリーズ、頻繁なクラッシュ、一貫性のない検索結果、検索結果ゼロといったさまざまな不具合につながります。
また、Spotlightが動作しない場合は、ディスクにセクターエラーや物理的な損傷がないかも確認しましょう。そのほか、マルウェア感染、古いバージョンのSpotlight、単純なバグなども考慮すべき要因です。
Spotlightが動作しないときの直し方
Spotlightが正常に動作しない、または正しい検索結果を表示しない原因は多岐にわたります。根本原因を特定するには時間がかかるため、ここでは原因の追求を省略して、すぐに試せる解決策をご紹介します。Spotlightの調子が悪いときは、以下の対処法を順番に試してみてください。
対処法1:Macを再起動する
問題の原因がOSの一時的な不具合であれば、パソコンを再起動するだけで解決することがあります。起動後はMacクリーナーアプリでシステムをクリーンアップし、最適化しておきましょう。これにより、Spotlightの動作に支障をきたしているキャッシュやジャンクファイルを削除できます。
対処法2:マルウェアをスキャンする
併せて、ウイルス対策ソフトやマルウェア対策プログラムを実行して、悪意のあるソフトウェアが潜んでいないか確認することをおすすめします。マルウェアが検出された場合は、セキュリティソフトで削除し、関連ファイルもすべて取り除きましょう。作業後は忘れずにパソコンを再起動してください。
対処法3:Spotlightのインデックスを再構築する
Spotlightでの検索結果が不正確だったり一貫性がなかったりする場合、インデックス作成プロセスに問題がある可能性があります。検索結果がゼロになる原因もこれかもしれません。
インデックスの再構築には、「システム環境設定」から行う方法と「ターミナル」から行う方法の2通りがあります。それぞれの手順は以下の通りです。
システム環境設定から行う場合
- Appleメニューをクリックし、システム環境設定を選択します。
- Spotlightをクリックします。
- プライバシータブを開きます。
- ウィンドウ下部にある追加ボタン(+)をクリックします。
- Spotlightが検索できないフォルダやドライブを追加します。検索結果がまったく表示されない場合は、Macintosh HDドライブ全体を追加してOKをクリックします。
- 次に、再びウィンドウ下部に戻り、今度は削除(-)ボタンをクリックします。リストからMacintosh HDが削除されます。
この操作により、SpotlightはMacintosh HDドライブや、リストに追加してから削除したフォルダの内容を強制的に再インデックスします。
ターミナルから行う場合
- Finder > 移動 > ユーティリティからターミナルアプリを起動します。
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します:sudo mdutil -E /
- Eの部分は、再インデックスしたいドライブ名に置き換えてください。このコマンドで、指定したドライブのインデックスが消去され、再構築されます。
- 求められたら管理者パスワードを入力します。
- 処理が完了するまで待ちます。
対処法4:SystemUIServerプロセスを終了させる
SystemUIServerは、macOSのさまざまな機能を管理するバックグラウンドプロセスです。このプロセスを終了させると自動的に再起動し、それによって問題が解決することがあります。以下の手順でSystemUIServerを終了させてみましょう。
- アプリケーション > ユーティリティからアクティビティモニタを起動します。
- 検索ボックスを使うか、下へスクロールしてSystemUIServerのプロセスを見つけます。
- SystemUIServerをダブルクリックし、終了をクリックします。
- macOSが数秒以内に自動的にプロセスを再起動します。
- SystemUIServerが再起動したら、Spotlightが正常に戻ったかどうかを確認しましょう。
対処法5:検索結果のカテゴリ設定を見直す
Spotlightの検索に時間がかかる、または誤った結果が表示される場合は、一部の検索カテゴリを無効化すると改善することがあります。
手順は以下の通りです。
- Appleメニューをクリックし、システム環境設定を開きます。
- Spotlightをクリックします。
- 検索結果タブで、リストからブックマークと履歴およびその他のチェックを外します。こうすることで、Spotlightは検索結果タブでチェックが入っている項目のみを検索するようになり、不要な継続的な検索を防げます。
対処法6:ディスクをチェックする
上記の対処法をすべて試しても改善しない場合は、ハードディスク自体の状態を疑ってみましょう。ハードディスクの故障が始まっていたり、読み取れないセクターが発生していたりすると、Spotlightが誤作動することがあります。
以下の手順でハードディスクの状態を確認してください。
- アプリケーション > ユーティリティからディスクユーティリティを起動します。
- 左側のメニューから対象のハードディスクを選択し、First Aidタブをクリックします。
- 右下のディスクを検証をクリックします。
この処理でディスクのエラーがチェックされ、問題箇所は赤字で表示されます。「パーティションマップは正しいようです」というメッセージが表示されれば、ドライブは健康なので心配ありません。一方、「エラー:このディスクは修復する必要があります」という赤いメッセージが表示された場合は、ディスクを修復ボタンをクリックして修復を開始しましょう。ボタンがグレーアウトして押せない場合は、macOSの復旧機能からディスクユーティリティを起動して修復を行ってください。
まとめ
Spotlightが開けない、探している書類や連絡先、アプリが見つからないという状況は、とても不便です。しかし、Spotlightが動作しなくなっても、深刻なエラーではないことがほとんどなので安心してください。インデックスの再構築や設定の見直しだけで解決するケースも少なくありません。本記事でご紹介した対処法を上から順番に試して、あなたの問題を解決する方法を見つけてください。
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