iPhoneのマイクが機能しないときの対処法まとめ
iPhoneで通話中に相手に声が聞こえない、またはまったく届かないといったトラブルが起きた場合、iPhone本体のマイクに問題が発生している可能性があります。原因は物理的な故障の場合もあれば、ソフトウェア側の不具合の場合もあります。
本記事では、iPhoneのマイクが正常に動作しないときに試したい対処法を、簡単なものから順番に詳しく解説します。修理に出す前に必ず確認しておきましょう。
1. iPhoneを再起動する
マイクの不調に気づいたら、まず最初に試したいのが再起動です。一時的なシステムの不具合は、再起動だけで解消できるケースが多くあります。
- サイドボタン(電源ボタン)を長押しし、スライダーが表示されるまで待ちます。
- スライダーをドラッグしてiPhoneの電源を切ります。
- 電源が完全に切れたら、再度サイドボタンを長押ししてiPhoneを起動します。
2. ケースを外してマイク部分を掃除する
市販のサードパーティ製ケースの中には、マイク穴を塞いでしまい、音を拾いにくくするものがあります。ケースを装着している場合は一度外して、マイクが改善するか確認してみてください。
また、マイクの孔やその周辺にホコリやゴミが詰まっていると、正常に録音できません。汚れが目立つ場合は、柔らかく清潔な布で優しく拭き取ってから、再度マイクをテストしてみましょう。爪楊枝など先のとがったもので突くと故障の原因になるため注意してください。
3. ボイスメモでマイクをテストする
通話専用アプリだけの問題なのか、それともマイク全体が故障しているのかを見分けるために、標準アプリ「ボイスメモ」を使ってテストしましょう。
- iPhoneでボイスメモアプリを開きます。
- 画面中央の大きな赤い録音ボタンをタップして録音を開始します。
録音した音声を再生し、自分の声がはっきり聞こえるかどうかを確認してください。ここで問題なく録音できていれば、マイク自体は正常で、特定のアプリや設定に原因がある可能性が高いといえます。
4. アプリにマイクへのアクセスを許可する
サードパーティ製アプリでマイクを使いたい場合は、そのアプリにマイクへのアクセス権限が付与されている必要があります。権限がオフになっていると、アプリはマイクを使用できません。
- ホーム画面から設定アプリを開きます。
- 画面を下にスクロールし、プライバシーとセキュリティ(旧iOSでは「プライバシー」)をタップします。
- マイクを選択して、マイク設定画面を開きます。
- マイクが使えないアプリを探し、横にあるトグルをオン(緑色)に切り替えます。
これで選択したアプリがiPhoneのマイクにアクセスできるようになります。
5. Bluetooth機器の接続を解除する
ワイヤレスイヤホンやカーナビなど、Bluetooth接続された機器の中には、接続されるとiPhone本体のマイクを無効化し、自分の内蔵マイクを優先して使うものがあります。こうしたアクセサリが接続されている場合は、一度切断してからマイクが復活するか確認しましょう。
- 設定アプリを開きます。
- Bluetoothをタップします。
- 接続中のデバイス名の右にある「i」マークをタップします。
- 表示された画面で接続を解除をタップします。
コントロールセンターからBluetoothを一時的にオフにするのも手軽な確認方法です。
6. ノイズキャンセリング機能をオフにする
iPhoneには、通話中に周囲の環境音を軽減する「電話ノイズキャンセル」機能が搭載されています。便利な機能ですが、まれにこの機能がマイクの動作に干渉し、声が小さくなったり聞こえにくくなったりすることがあります。
- 設定アプリを開きます。
- 一般をタップします。
- アクセシビリティを選択します。
- 画面を中ほどまでスクロールし、「電話ノイズキャンセル」という項目を探します(iOS 14以前では「聴覚サポート」内にあります)。
- 横のトグルをオフに切り替えます。
7. iPhoneを最新のiOSにアップデートする
古いiOSのまま使っていると、既知の不具合が残っていることがあります。最新のアップデートには多くのバグ修正が含まれているため、常に最新版へ更新しておくことをおすすめします。アップデートしてもデータが消えることはありません。
- 設定アプリを開きます。
- 一般をタップします。
- ソフトウェア・アップデートを選択します。
- アップデートの確認が完了するまで待ちます。
- 利用可能なアップデートが表示されたら、ダウンロードしてインストールをタップします。
8. すべての設定をリセットする
自分や第三者が過去に変更した設定が、マイクの不具合の原因になっていることもあります。「すべての設定をリセット」を実行すれば、設定のみ工場出荷時の状態に戻すことができます。写真やアプリなどのデータは削除されないので安心してください。
- 設定アプリを開きます。
- 一般を選択します。
- 下にスクロールして転送またはiPhoneをリセット(iOS 14以前では「リセット」)をタップします。
- すべての設定をリセットを選択し、画面の指示に従って実行します。
9. iPhoneを初期化(復元)する
上記の方法をすべて試してもマイクが直らない場合は、パソコンを使ってiPhoneを復元(初期化)するのが最後の手段です。OSをまっさらな状態にすることで、深刻なソフトウェア不具合も解消できる可能性があります。
実行前に必ずバックアップを作成してください。復元するとiPhone内のすべてのデータが消去されます。
- USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。
- パソコンでiTunesを起動します(macOS Catalina以降の場合はFinderを開きます)。
- アプリ内で自分のiPhoneを選択します。
- 左サイドバーから概要を選択します。
- 右側のペインにあるiPhoneを復元をクリックします。
10. Appleに修理を依頼する
マイクの物理的な破損が疑われる場合や、あらゆる対処法を試しても改善しない場合は、Appleの正規サービスセンターでの修理を検討しましょう。専門スタッフが原因を調査し、適切な解決策を提案してくれます。
保証期間内であれば、無償で修理してもらえる可能性もあります。事前にAppleの公式サイトから予約しておくとスムーズです。
いかがでしたか?あなたがiPhoneのマイク不具合を解決した方法があれば、ぜひコメント欄で教えてください。また、iPhoneをMac用のマイクとして活用できることはご存じでしたか?
-
Skypeでマイクが使えない・音が届かないときの原因と解決策まとめ
Skypeは、通信アプリの中でも特に人気の高いツールです。Android、iOS、Windows、Mac、Linuxなど、幅広いデバイスに対応しており、チャットやファイル送信、音声通話・ビデオ通話を無料で行うことができます。離れた場所にいる家族や友人とつながる個人利用はもちろん、Skype for Businessを活用すれば、企業での音声会議やビデオ会議にも役立ちます。 しかし、いざ通話しようとしたときに「Skypeのマイクが機能しない」というトラブルに見舞われたらどうすればよいのでしょうか。マイクが動作しなければ音声もビデオ通話も成立せず、Skypeを使う意味がなくなってしまいます。本記事
-
Windows 10でマイクが認識されない・使えないときの対処法を徹底解説
目次 第1部:はじめに 第2部:マイクが動作しなくなる原因とは? 第3部:Windows 10でマイクが使えない問題を解決する5つの方法 方法1:マイクが有効になっているか確認する 方法2:物理的な接続を見直す 方法3:サウンドのトラブルシューティングを実行する 方法4:オーディオドライバーのインストール・更新を行う 方法5:オーディオ拡張機能を無効にする 第4部:まとめ — マイクの問題は解決できる! 第1部:はじめに これまでWindows PCのサウンドトラブルの解決法について取り上げてきましたが、その多くはスピーカーから出力される音声に関するものでした。では、マイク(入力デバ