MacBook Air/Proでブルースクリーンが発生する原因と直し方を徹底解説
本記事では、Macのブルースクリーン問題を効率的に解決するための方法をご紹介します。Macの起動時にブルースクリーンが表示され、パソコンが立ち上がらなくなった場合は、まず大切なデータを救出してから、この記事で紹介する対処法を試してみてください。
Windowsとは異なり、Macで起動時にブルースクリーン(ブルースクリーン・オブ・デス)が表示されることは珍しい現象です。しかし、実際にはこの問題は存在しており、経験したことのない方にとっては非常に戸惑うトラブルです。
Macの起動時に画面全体が真っ青になる、半分だけ青くなる、青い画面に線が入る、スピニングビーチボール(カラフルな風車マーク)が回り続けるといった症状が現れた場合でも、慌てる必要はありません。多くの場合、起動に関連するソフトウェア的な問題が原因です。
この記事では、MacBook Pro/Airで発生するブルースクリーン問題について詳しく解説するとともに、具体的な解決策を紹介します。ぜひ参考にして、無事にMacへログインできるようにしましょう。
目次
- 1. Macにブルースクリーンが表示される原因は?
- 2. ブルースクリーンで固まったら、まずデータを救出
- 3. Macのブルースクリーンの直し方
- 4. Macのブルースクリーンに関するFAQ
Macにブルースクリーンが表示される原因は?
Macの起動時やスリープ復帰時にブルースクリーンが表示される場合、オペレーティングシステムに何らかの問題が発生している可能性があります。具体的には、MacBook ProやMacBook Airでブルースクリーンが表示される主な原因として以下が挙げられます。
- 最近実施したソフトウェアやファームウェアのアップデートに不具合が残っている
- 有効になっているログイン項目とシステムとの非互換性
- 最近発生したMacのカーネルパニック
- 周辺機器の不具合
つまり、macOSは「ブルースクリーン」というシグナルを通じて異常を知らせ、デスクトップへのアクセスを一時的に防いでいるのです。また、グラフィックカードの故障も、スリープ中のiMacで画面が青くなるなど、画面表示の異常を引き起こすことがあります。
ブルースクリーンで固まったら、まずデータを救出
単純な再起動でMacが起動しない場合は、さらなる操作を行う前に、起動できないMacからデータを復旧することをおすすめします。これは、データを永久に失うリスクを避けるためです。
起動できないMacからデータを復元するには、「iBoysoft Data Recovery for Mac」のような専門的なデータ復旧ソフトを利用しましょう。必要なのは、このMac用データ復旧ソフトをリカバリーモードで起動することだけです。あとはソフトが起動ディスクをスキャンし、ファイルを素早く復元してくれます。
初めての方でも安心して作業できるよう、手順を追って解説した動画も公開されているので、活用してみてください。
Macのブルースクリーンの直し方
ホワイトスクリーン、ピンクスクリーン、ブラックスクリーンと同様に、ブルースクリーンもMacが正常に起動できなくなる症状の一つです。MacBookのブルースクリーンを解消し、パソコンを通常どおり起動するためには、考えられるすべての原因を切り分けていく必要があります。
ここでは、MacBook Air、MacBook Pro、iMacなど各モデルで実績のある対処法をまとめました。
- Macを再起動する
- 周辺機器を取り外す
- NVRAMをリセットする
- セーフモードでMacを起動する
- macOSリカバリーモードで起動ディスクを修復する
- MacをバックアップしてmacOSを再インストールする
1. Macを再起動する
Macが期待どおりに起動しない場合、一時的なシステムエラーが原因であることがあります。多くの場合、簡単な再起動だけでMacの状態がリフレッシュされ、不具合が解消されます。起動時に画面が青くなったら、電源ボタンまたはTouch IDを数秒間長押ししてMacを強制終了し、少し待ってから再度起動してみましょう。
2. 周辺機器を取り外す
Mac、特にMacBookシリーズはポート数が限られているため、USBハブや変換アダプタを使って複数の外部機器を接続している方も多いでしょう。もし周辺機器のいずれかがMacと互換性がない場合、画面が青くなるなどの異常動作を引き起こすことがあります。
まずMacの電源を切り、接続されているすべての周辺機器を取り外してください。その後、Macを再起動して正常に起動できるか確認します。問題のある外部機器を特定したい場合は、機器を一つずつ再接続していけば切り分けられます。
3. NVRAMをリセットする
NVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)は、Macの正常な起動と動作を維持するためのシステム関連設定を保存している領域です。Macが起動できずブルースクリーンが表示される場合、NVRAMのリセットは有効な対処法となります。
Intel搭載MacでNVRAMをリセットする方法:
- Macをシャットダウンし、数秒待ちます。
- 電源ボタンを押してMacを起動すると同時に、「Option + Command + P + R」キーを約20秒間押し続けます。
- 2回目の起動音が聞こえたらキーを離します。T2セキュリティチップ搭載Macの場合は、Appleロゴが2回表示されて消えるのを確認してからキーを離してください。
Apple Silicon(M1/M2など)搭載のMacでは、NVRAMに問題が発生しても、シャットダウンからの再起動時にmacOSが自動的にリセットしてくれる仕組みになっています。
4. セーフモードでMacを起動する
それでもブルースクリーンが表示される場合は、セーフモードでの起動を試みましょう。セーフモードでは、Macの起動に必要な項目のみを読み込み、ログイン項目、拡張機能、サードパーティ製ソフトウェアなどを隔離した状態で起動します。
セーフモードで起動することで、ログイン項目や最近インストールしたサードパーティ製アプリがブルースクリーンの原因になっていないかを確認できます。
Intel搭載Macの場合:
- Macの電源を切り、約10秒待ちます。
- Macを再起動し、すぐにShiftキーを押し続けてログインウィンドウが表示されるまで待ちます。メニューバーの右上に「セーフブート」と表示されます。
- Macにログインします。
Apple Silicon搭載Macの場合:
- Macをシャットダウンし、少し待ちます。
- 電源ボタン(Touch IDボタン)を、「起動オプションを読み込み中」と表示されるまで押し続けます。
- 起動ディスクを選択し、Shiftキーを押しながら「セーフモードで続ける」をクリックします。
- Shiftキーを離すと、Macが自動的に再起動し、ログインウィンドウのメニューバーに「セーフブート」が表示されます。
セーフモードでログイン項目を無効化する:
セーフモードで正常に起動でき、ブルースクリーンが表示されない場合は、ログイン項目を確認して無効化しましょう。
- Appleメニュー > システム環境設定 > ユーザとグループ を開きます。
- 自分のアカウント名を選択し、右側のペインで「ログイン項目」タブを選びます。
- 下部の鍵アイコンを管理者パスワードでロック解除します。
- すべてのログイン項目を選択し、削除ボタン(-)をクリックして、ログイン時に自動的に開かないようにします。
ログイン項目を無効化した後、Macを再起動してブルースクリーンが解消されたか確認してください。まだ表示される場合は、再度セーフモードで起動し、最近インストールしたサードパーティ製アプリを削除してみてください。一部のサードパーティ製ソフトはMacの起動と同時にバックグラウンドで動作し、Macのパフォーマンスに干渉することがあります。
5. macOSリカバリーモードで起動ディスクを修復する
起動ディスクのエラーも、Macのブルースクリーンの原因になり得ます。macOSリカバリーモードで起動し、ディスクユーティリティの「First Aid(応急処置)」機能を使えば、起動ディスクの軽微なエラーをチェックして修復できます。
Intel搭載Macをリカバリーモードで起動する方法:
- Macをシャットダウンします。
- 電源ボタンを押してMacを再起動し、すぐに「Command + R」キーをAppleロゴが表示されるまで押し続けます。
Apple Silicon搭載Macをリカバリーモードで起動する方法:
- Macの電源を切ります。
- 「起動オプションを読み込み中」と画面に表示されるまで、電源ボタンを押し続けます。
- 「オプション」を選択し、「続ける」をクリックします。
- 求められた場合は管理者パスワードを入力します。
ユーティリティのウィンドウが表示されれば、リカバリーモードへの起動は成功です。ここから起動ディスクのエラーを検証・修復できます。
- 「ディスクユーティリティ」を選択します。
- 起動ディスクを選択し、ディスクユーティリティウィンドウ上部のメニューバーから「First Aid」をクリックします。
- 確認ポップアップで「実行」をクリックします。
注意:First Aidを実行する際は、起動ディスクのコンテナ、macOS(またはMacintosh HD)ボリューム、macOS - Data(またはMacintosh HD - Data)ボリュームに対して順番に実行することをおすすめします。
ディスクユーティリティを終了してMacを再起動し、First Aidによって起動の問題が解決したかどうかを確認しましょう。
6. MacをバックアップしてmacOSを再インストールする
残念ながら、上記の方法でもMacのブルースクリーン問題が解決しない場合は、最終手段としてmacOSの再インストールを試す必要があります。ファイルの安全を確保するため、まずMac内のファイルをバックアップしてから、macOSリカバリーモードで再インストールを行いましょう。
Macがブルースクリーンで固まり起動できない状態では、iBoysoft Data Recovery for Macのようなデータ復旧ツールを使ってファイルを救出する必要があります。
Macのブルースクリーンに関するFAQ
Q:Macにもブルースクリーン・オブ・デスは存在しますか?
A:はい。ブルースクリーン・オブ・デスはWindowsでよく見られる現象ですが、Macでも発生することがあります。Macのブルースクリーンは、ピンク、グレー、ホワイト、ブラックの各スクリーンと同様のシステム関連の問題であり、Macが起動しなくなる原因となることが多いです。
Q:Macの画面の半分が青くなるのはなぜですか?
A:それはmacOSの分割表示(Split View)機能の不具合によるものです。Macを再起動するか、NVRAMをリセットすることで改善できる可能性があります。
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