macOS Monterey/Big Sur/CatalinaでMacのファイル共有が機能しない問題を解決する方法
Macでファイル共有を設定し、ネットワーク経由で他のユーザーとファイルやフォルダを共有しようとしたところ、Macのファイル共有がうまく機能しないことに気づいたことはありませんか?その際、以下のような具体的な症状に遭遇することがあります。
- ファイル共有のチェックボックスがクリックできない
- ファイル共有をオンにできない
- Macのファイル共有への接続に失敗する
- Mac上の共有フォルダにアクセスできない
- Finderに共有フォルダが表示されない
ファイル共有の不具合は決して珍しいトラブルではありません。解決策をお探しの方は、ぜひこの記事をご覧ください。本ガイドでは、macOS Monterey、Big Sur、Catalinaでファイル共有が機能しない問題の修正方法を詳しく解説するとともに、その原因についてもご紹介します。
目次:
- 1. ファイル共有が機能しない原因は?
- 2. Macのファイル共有が機能しないときの対処法
- 3. Macでファイルやフォルダを共有するその他の方法
- 4. Macのファイル共有に関するよくある質問
ファイル共有が機能しない原因は?
Macのファイル共有は、ネットワーク経由で他のユーザーとファイルやフォルダを共有するための標準搭載機能です。ファイル共有が機能しない場合、有効化や設定ができないケースと、他のデバイスから共有フォルダに接続・アクセスできないケースがあります。考えられる主な原因は以下の通りです。
- ファイル共有の設定ミス
- システムのバグ
- ファイル共有自体のエラー
- 共有フォルダに対するアクセス権限の不足
一部のユーザーからは、macOS Monterey、Big Sur、Catalinaにアップグレードした後、ファイル共有が正常に動作しなくなったという報告があります。Appleサポートチームによると、この問題はファイル共有機能そのものではなく、macOSのバグが原因とのことです。
周りの方がMacのファイル共有が機能しない理由でお困りの際は、この記事の情報をぜひシェアしてください。
Macのファイル共有が機能しないときの対処法
Macでファイル共有をオンにできない、または別のコンピュータからMac上の共有フォルダにアクセスできない原因はさまざまです。どのような状況であっても、ここでご紹介する対処法を試せば、正常なファイル共有機能を取り戻せるはずです。
まず最初に試したいのはMacの再起動です。再起動によってOSがリフレッシュされ、ファイル共有の不具合につながる一時的なバグを解消できる可能性があります。それでも改善しない場合は、以下の解決策を順番に試してみてください。
Macのファイル共有が機能しない問題の解決策:
- ファイル共有をオフにしてからオンにする
- ターミナルを使ってファイル共有を有効化する
- ゲストユーザーの共有フォルダへの接続を許可する
- Finderで非表示になった共有フォルダを表示させる
- ファイル共有の設定を確認・調整する
- ターミナルで壊れたファイル共有を修復する
- Macをアップデートする

ファイル共有をオフにしてからオンにする
ファイル共有が機能しない場合、一度無効化してから再度有効化するのが最も簡単な確認方法です。これにより、一時的なファイル共有のエラーが原因かどうかを判断できます。また、フォルダを共有する側だけでなく、両方のMacでファイル共有が有効になっていることも確認しましょう。
Appleメニュー > システム環境設定 > 共有 の順に開き、「ファイル共有」のチェックボックスをオフにします。少し待ってから、再度ファイル共有を有効にし、共有したいファイルやフォルダを設定してください。

ターミナルを使ってファイル共有を有効化する
Macのファイル共有チェックボックスがクリックできず、ファイル共有を起動できない場合は、ターミナルを使ってファイル共有を有効化する方法もあります。
- システム環境設定を開いている場合は終了します。
- ターミナルを開き、以下のコマンドをコピー&ペーストしてReturnキーを押します:
sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.AppleFileServer.plist - 管理者パスワードを入力してReturnキーを押します。
- 続けて以下のコマンドをペーストし、Returnキーを押します:
sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.smbd.plist - 「exit」と入力してReturnキーを押し、完了です。
処理が完了したらターミナルのウィンドウを閉じます。その後、システム環境設定を開き直して「共有」パネルを確認し、「ファイル共有」のチェックボックスにチェックを入れられるかどうか確認してください。
ゲストユーザーの共有フォルダへの接続を許可する
Macのゲストユーザーとフォルダを共有する場合は、ファイル共有のユーザーリストにゲストユーザーを追加するだけでなく、「ユーザとグループ」環境設定で権限を付与する必要もあります。
ゲストユーザーによる共有フォルダへの接続を許可するには、以下の手順に従います。
- Appleロゴ > システム環境設定 > ユーザとグループ の順にクリックします。
- 左下の鍵アイコンをクリックし、管理者パスワードを入力して変更を可能にします。
- 左サイドバーから「ゲストユーザー」を選択し、右側のペインで「ゲストユーザーに共有フォルダへの接続を許可」オプションにチェックを入れます。
鍵アイコンをクリックして変更を保存したら、ゲストユーザーのアカウントでMacに再ログインし、共有フォルダにアクセスできるか確認しましょう。
Finderで非表示になった共有フォルダを表示させる
Finderのサイドバーに「ネットワーク」アイコンが表示されていないため、共有フォルダにアクセスできず、Macのファイル共有が機能していないと思い込んでいるケースもあります。
実際には、ネットワークアイコンが非表示になっているだけかもしれません。Finderの環境設定をリセットすることで表示できます。
- Finderを開き、画面上部のメニューバーから「Finder」をクリックします。
- 「環境設定」>「サイドバー」を選択します。
- 「Bonjourコンピュータ」と「接続中のサーバ」にチェックを入れます。

その後、「ネットワーク」を開いてフォルダを共有しているMacを選択し、画面の指示に従って接続すれば、共有フォルダを閲覧できるようになります。
ファイル共有の設定を確認・調整する
別のMac上の共有フォルダ内のファイルを読み取ろうとして、「閲覧する権限がないため開けません」といったエラーメッセージが表示されることがあります。これはMacのファイル共有が機能していないのではなく、アクセス権限の問題です。
共有フォルダ内のすべてのファイルに対して、「読み出しのみ」または「読み/書き」のアクセス権限を適用できます。
- システム環境設定 > 共有 を開きます。
- 「ファイル共有」を選択します。
- 「共有フォルダ」ボックス内のフォルダを右クリックし、「内包している項目に適用」を選択します。

また、ファイル共有の設定が不適切なことも、共有フォルダにアクセス・編集できない原因となります。
そのため、以下の点も確認しましょう。対象フォルダが「共有フォルダ」ボックスに追加されているか、特定のユーザーにそのフォルダへの読み出しまたは読み/書き権限が付与されているか、そして「オプション」で「SMBを使用してファイルやフォルダを共有」にチェックが入っているかどうかです。

ターミナルで壊れたファイル共有を修復する
一部のユーザーからは、内部のソフトウェアエラーによりファイル共有が機能しなくなり、恒久的な修正方法がないという報告もあります。そんなときは、ターミナルを実行して壊れたファイル共有を修復するテクニックを試してみてください。
- Finder > アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル の順に起動します。
- 以下のコマンドをターミナルウィンドウにコピー&ペーストし、Returnキーを押します:
sudo /usr/libexec/configureLocalKDC - 管理者パスワードを入力してEnterキーを押します。
- 処理が終了したらターミナルを閉じます。
その後、ファイル共有が正常に動作しているかどうか確認してください。
Macをアップデートする
システムのバグも、macOS Monterey、Big Sur、Catalinaでファイル共有が機能しない原因の一つです。各macOSバージョンのマイナーアップデートがないか確認し、Macを最新バージョンにアップデートすることで問題を解決できる可能性があります。
Appleメニュー > システム環境設定 > ソフトウェア・アップデート の順に開き、利用可能なマイナーアップデートがあればアップデートボタンをクリックするだけです。
この記事の解決方法をより多くの人とシェアして、Macのファイル共有のトラブル解消に役立ててもらいましょう。
Macでファイルやフォルダを共有するその他の方法
実は、Macのファイル共有を使って友人や同僚とファイルを共有する以外にも、Mac間でファイルを共有・転送する簡単な方法がいくつかあります。Catalinaでファイル共有が機能しない問題から抜け出せない場合は、以下の別の方法でフォルダを共有してみてください。
iCloudを利用する
- Appleメニュー > システム環境設定 を開きます。
- 「Apple ID」をクリックし、左サイドバーから「iCloud」を選択します。
- 「iCloud Drive」を選択して「オプション」をクリックします。
- 「デスクトップ書類フォルダ」のチェックボックスにチェックを入れます。

- 「完了」をクリックします。
iCloudは、Macのデスクトップと書類フォルダ内のすべてのファイルを自動的に保存します。自分のiCloudアカウントを相手に伝えれば、相手はMac、iPhone、iPadなどのAppleデバイスからiCloudにログインし、共有されたデスクトップと書類フォルダにアクセスできます。
AirDropを利用する
- 両方のMacでBluetoothをオンにします。(Appleメニュー > システム環境設定 > Bluetooth)
- 2台のMacが同じネットワークに接続されていることを確認します。
- 両方のMacでFinderを開き、「AirDrop」を選択します。次に、「自分を次の人に見つけてもらう」セクションで、状況に応じて「連絡先のみ」または「全員」を選択します。

- 共有したいフォルダやファイルを右クリックし、「共有」>「AirDrop」を選択します。ポップアップリストから送信先のMacを選択すれば、フォルダやファイルが送信されます。
さらに、移行アシスタント、Bluetooth共有、iMessageなどを使って、特定のフォルダを相手のMacユーザーと共有することもできます。
ファイル共有を使うのは唯一の方法ではありません。上記で紹介したその他の方法も、より多くの人に伝えてあげてください。
Macのファイル共有に関するよくある質問
Q: Macでファイル共有を有効にするにはどうすればいいですか?
A: Appleロゴをクリックして「システム環境設定」>「共有」を開きます。次に、「ファイル共有」にチェックを入れてオンにします。「共有フォルダ」ボックス下の追加ボタン(+)をクリックして、共有したいフォルダを追加します。その後、フォルダを選択し、「ユーザ」ボックス下の追加ボタン(+)をクリックしてユーザーを追加し、そのユーザーのアクセス権限を設定します。
Q: Macで共有ファイルにアクセスするにはどうすればいいですか?
A: Macで共有ファイルにアクセスするには、Finderを開き、上部のメニューバーから「移動」をクリックします。「フォルダへ移動」を選択して「/Users/Shared」と入力し、Returnキーを押します。これで、Mac上の共有ファイルやフォルダを見つけて開くことができます。
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