データ消失を防ぐ!MacからUSBメモリを安全に取り出す方法まとめ
USBデバイスは、パソコンから取り外したりシャットダウンしたりする前に、必ず「取り出し(イジェクト)」操作を行う必要があります。これは、書き込み中のデータが中断されないようにするためです。適切な手順を踏まずにデバイスを抜いてしまうと、データの記録処理が破損してしまう恐れがあります。
Macではバックグラウンドでドライブに対する処理が実行されていることがあるため、取り外したい旨をシステムに伝える必要があります。ただし、安全でない取り出しが必ずしも即座にトラブルを引き起こすとは限りません。
本記事では、MacからUSBを安全に取り出す方法とその重要性を解説し、いくつかの取り出し方法をご紹介します。
パート1:MacからUSBドライブを安全に取り出すべき理由
USBは本当に「安全に取り外す」必要がある?
なぜMacからUSBを安全に取り出す方法を知っておくことが重要なのでしょうか。安全に取り外さなかった場合、以下のようなデメリットが発生する可能性があります。
1. 突然の取り外しによってデータが破損する
OSはライトキャッシュ(書き込みキャッシュ)を利用しているため、適切な取り出し手順を守ることが重要です。ファイルの書き込み準備が整っている状態では、OSは記録処理を遅らせ、他の処理が完了するまでデータをキャッシュします。キャッシュ処理の途中でUSBを抜くと、データが破損する恐れがあります。
外部デバイスを安全に取り外すことで、キャッシュ内の残りのデータが確実に書き込まれ、バックグラウンドで進行中の処理も適切に停止されます。
2. 論理ファイルシステムが損傷する
安全でない取り出しのもう一つの悪影響は、論理ファイルシステムへのダメージです。不適切な取り外しは記憶セルを破壊することがあります。これらのセルにはドライブの内部データが格納されており、損傷すると既存の情報にアクセスできなくなる可能性があります。
3. データ損失につながる
使用中のドライブを早まって取り外すと、深刻な問題が発生します。破損が起き、ドライブ全体を再フォーマットせざるを得なくなるケースもあります。バックアップがなければ、大切なデータを失いかねません。だからこそ、Macはドライブを安全に取り出すよう促すメッセージを表示しているのです。
以下は、早まった取り外しによってUSBが損傷する可能性のある典型的な状況です。
- USB経由でファイルのインストールを実行しているとき
- フラッシュドライブとの間でファイルをコピーしているとき
- 開いているプロセスがドライブ内のデータを使用しているとき
- USBの消去またはフォーマットを実行中のとき
パート2:MacからUSBを正しく取り出す方法
無理やり引き抜くのではなく、MacからUSBを安全に取り出す方法は実は複数あります。
方法1:デスクトップの右クリックで取り出す(Finder不要)
USBドライブをMacに接続すると、特別な設定をしていない限り、デフォルトでデスクトップにアイコンが表示されます。
右クリックで取り出すには、取り外したいデバイスのアイコンを右クリックし、「取り出す」を選択するだけです。
その後、アイコンがデスクトップから消えるのを確認してから物理的に取り外してください。数秒ほどかかる場合があります。

方法2:Finderを使って取り出す
アイコンが表示されていない場合はどうすればいい? そんなときはショートカットキー「Command-E」が最も簡単です。また、Finderウィンドウを使った安全な取り出し方法もあります。
MacのUSB取り出しボタンはどこにあるのかというと、Finderウィンドウのサイドバー下部にある「場所」リストにドライブが表示されます。USB名の右側にある取り出しボタン(▲マーク)をクリックすれば、安全に取り外せます。
サイドバーからドライブのアイコンが消えれば、パソコンから取り外しても安全な合図です。

方法3:ゴミ箱にドラッグして取り出す
もう一つの方法は、デバイスをゴミ箱にドラッグする手法です。接続中のUSBアイコンをDock上のゴミ箱へドラッグ&ドロップすると、アイコンが「取り出す」マークに変化します。
ドラッグしたまま「取り出す」アイコンの上でドロップすると、メディアドライブが安全に取り外されます。その後、アイコンがデスクトップから消えるのを待てば、取り外し作業は完了です。
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