Time Machineのバックアップとは?徹底解説ガイド
Time Machineは、1時間ごとに変更されたファイルのコピーを作成した後、まるで完全バックアップのように見せる独自の仕組みを採用しています。手動でのメンテナンスや面倒な操作は一切不要で、時計のように正確に自動動作するのが特徴です。変更があったファイルだけを複製しますが、ハードリンクを活用することで、バックアップ対象ドライブ上の各アイテムに対して毎回スナップショットを生成します。
専用のバックアップツールとの大きな違いは、単に全ファイルの予備コピーを保管するだけでなく、Macがある時点でどんな状態だったかを記憶しており、時間をさかのぼって復元できる点です。では、具体的にTime Machineは何をバックアップするのかを見ていきましょう。写真などもバックアップされるのでしょうか?実はTime Machineはすべてをバックアップするわけではなく、MacDaddyのような複製中心のソリューションとは異なる仕組みを持っています。
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Part 1. AppleのTime Machineがバックアップする範囲とは
Time Machineの仕組みについて
Time Machineは、Finderやターミナルからアクセスできる、独立したファイルクローンのように振る舞うハードリンクを使用しています。ハードリンクにより、ファイルのデータ本体はドライブ上に一度だけ保存され、各ファイルインスタンスはその一意のデータへのリンクとなります。リンク自体は自由に削除できますが、元のデータは最後の1つのリンクが残るまで消えることはありません。
このハードリンク方式のメリットは、Finderを使って直感的に操作でき、余計な手順を踏まずにスナップショットを簡単に復元できることです。さらに、他のバックアップに関連付けられたデータを失うことなく、特定のスナップショットだけを削除することも可能です。
万が一、誤ってリカバリパーティションを削除してしまった場合の復元には、再作成作業が必要になります。その際も、Time Machineが何をバックアップしているのかを理解していれば安心です。すべてのデータを復元し、macOSを再インストールしてから、Time Machineを使ってすべてを読み込み直せばOKです。

バックアップから除外されるファイル
それでは、Time Machineは実際に何をバックアップするのでしょうか?「Time Machineはすべてをバックアップする」というのが一般的なイメージですが、実際にはmacOSのルールに基づいてさまざまなファイルが除外されます。具体的には、キャッシュファイル、ログファイル、ジャンクファイル、一部のアプリ設定などがバックアップ対象外となります。
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一時的なファイルやシステム固有のファイルは、AppleのTime Machineのバックアップ対象外です。デフォルトでは以下の項目はバックアップされません。
- システムログファイル
- Spotlightインデックス
- すべての種類のキャッシュファイル
- ゴミ箱の中身
- 一時ファイル
これは、Time Machineを搭載したすべてのMac OS Xに共通して適用されます。
Part 2. Time Machineはどのようにファイルをバックアップするのか
Time Machineは、macOSのアップデート前にバックアップを取っておきたい場合にも大活躍します。Time Machineが何をバックアップするのかがわかったところで、次は実際にTime Machineを使ってMacをバックアップする方法を見ていきましょう。手順は以下の通りです。
Step 1. 外部ストレージをTime Machineのバックアップディスクとして接続する
USBドライブやThunderboltドライブなどの外部ストレージをMacに接続します。Time Machineで使用できるApple公認のバックアップディスクかどうかを確認しておきましょう。
ドライブを接続すると、「Time Machineのバックアップディスクとして使用するかどうか」を尋ねるプロンプトが表示されるはずです。表示されない場合は、Appleメニュー > システム環境設定 > Time Machineへ移動して設定を行います。

Step 2. 「自動的にバックアップ」にチェックを入れる
「自動的にバックアップ」のチェックボックスをオンにして、「バックアップディスクを選択」ボタンをクリックします。
Step 3. 使用したいディスクを選択する
使用したいディスクを選択します。バックアップのセキュリティを高めたい場合は「バックアップを暗号化」にチェックを入れましょう。ただし、暗号化すると処理にかかる時間は若干長くなります。最後に「ディスクを使用」をクリックして完了です。バックアップディスクを設定すると、Time Machineは日々の作業効率を損なうことなく、自動的にデータのバックアップを開始します。
手動でTime Machineのバックアップを実行したい場合は、メニューバーにあるTime Machineアイコンをクリックし、メニューから「今すぐバックアップ」を選択します。Time Machineはあらゆるデータを幅広くバックアップしてくれます。たとえば、特定のアプリ、フォルダ、選択したファイルだけを新しく復元・インストールすることも可能です。HDD上のどこに自分のファイルが保存されているか把握していれば、Time Machineが何をバックアップするのかを理解した上で、必要なバックアップを柔軟に作成できます。
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