504ゲートウェイタイムアウトエラーとは?原因と解決方法をわかりやすく解説
「504 Gateway Timeout(ゲートウェイタイムアウト)」は、HTTPステータスコードの一つで、Webページの読み込みやブラウザからのリクエスト処理中に、あるサーバーが別のサーバーから時間内に応答を受け取れなかったことを意味します。
つまり、504エラーが表示されるということは、あなたがアクセスしているWebサイト自体ではなく、そのサイトが依存している別のコンピューター(サーバー)との通信が遅延しているか、応答していない状態であることを示しています。
サイト管理者の方へ: 自分の運営するサイトで504エラーが発生している場合は、この記事の後半にある「自分のサイトで504エラーを修正する方法」のセクションを参考にしてください。
なお、504 Gateway Timeoutエラーは、どのインターネットブラウザでも、どのOSやデバイスでも発生する可能性があります。AndroidやiPhoneのスマートフォン・タブレット、MacのSafari、WindowsのChromeなど、環境を問わず表示され得るエラーです。
504エラーの表示例
各Webサイトでは「ゲートウェイタイムアウト」エラーの表示方法を独自にカスタマイズできますが、一般的には以下のような表記で表示されます。
- 504 Gateway Timeout
- HTTP 504
- 504 ERROR
- Gateway Timeout (504)
- HTTP Error 504 - Gateway Timeout
- Gateway Timeout Error
504 Gateway Timeoutエラーは、通常のWebページと同じようにブラウザのウィンドウ内に表示されます。サイトのヘッダーやフッターが残ったまま英語のメッセージとともに表示されることもあれば、真っ白なページに大きな504の数字だけが表示されることもあります。見た目は異なっても、伝えているメッセージはすべて同じです。
504 Gateway Timeoutエラーの原因
多くの場合、504 Gateway Timeoutエラーは、応答に時間がかかりすぎて「タイムアウト」した別のサーバーが、ダウンしているか正常に動作していないことを意味します。
このエラーは通常、インターネット上のサーバー間のネットワークエラーや、サーバー本体の問題によって発生するため、原因はおそらくあなたのパソコン、スマートフォン、インターネット回線側にはありません。
とはいえ、念のため試せる対策もいくつかあります。以下で順番に確認していきましょう。
504 Gateway Timeoutエラーの解決方法
1. ページを再読み込みする
ブラウザの更新(リロード)ボタンをクリックするか、F5キーを押すか、アドレスバーからURLを再度入力して、ページを読み込み直してみましょう。
504 Gateway Timeoutエラーは自分ではコントロールできない外部の問題を示していますが、一時的なものである可能性もあります。少し時間をおいて再アクセスすると、あっさり解決することもあります。
2. ネットワーク機器を再起動する
モデム、ルーター、スイッチなどのネットワーク機器に一時的な不具合が発生していると、504 Gateway Timeoutエラーの原因になることがあります。これらの機器を再起動するだけで改善する場合もあります。
電源を切る順序は重要ではありませんが、電源を入れる順序は重要です。基本的には、外側の機器から順番に起動していくのが正しい手順です。
3. プロキシサーバーの設定を確認する
ブラウザやアプリケーションのプロキシサーバー設定を確認し、正しく設定されているかチェックしましょう。誤ったプロキシ設定は504エラーを引き起こすことがあります。
ほとんどのパソコンではプロキシ設定は空になっているため、何も設定されていなければ、この手順はスキップして構いません。
4. DNSサーバーを変更する
ネットワーク上のすべてのデバイスで同じエラーが発生している場合は、DNSサーバーを変更してみてください。表示されている504 Gateway Timeoutエラーが、現在使用中のDNSサーバーの問題に起因している可能性があります。
特に変更していなければ、現在設定されているDNSサーバーはISP(インターネットサービスプロバイダ)から自動的に割り当てられたもののはずです。Google Public DNSやCloudflare DNSなど、無料で利用できる公開DNSサーバーもいくつかあるので、切り替えてみる価値はあります。
5. Webサイトに問い合わせる
ここまでの方法で解決しない場合は、Webサイトの管理者に連絡するのが次のベストな対応です。サイト運営者はすでに504エラーの根本原因の修正に取り組んでいる可能性が高いですが、状況を伝えておくことに損はありません。
大手サイトの多くはサポート用のSNSアカウントを持っており、電話番号やメールアドレスを公開しているところもあります。
サイト全体がダウンしているように見える場合は、Twitter(X)でリアルタイムの障害情報を検索すると便利です。#websitedown のようなハッシュタグで検索するのが効果的です。例えばFacebookがダウンしている疑いがあれば、「#facebookdown」と検索してみましょう。
6. インターネットサービスプロバイダ(ISP)に連絡する
ここまでのトラブルシューティングをすべて試しても解決しない場合、表示されている504 Gateway Timeoutエラーは、ISP側のネットワーク障害が原因である可能性が非常に高いと言えます。プロバイダのサポート窓口に問い合わせてみましょう。
7. 後でもう一度アクセスする
考えられるすべての対策を試し終えたら、あとはWebサイト側かISP側で問題が修正されるのを待つしかありません。定期的にサイトにアクセスして、復旧しているかどうかを確認しましょう。きっとすぐにまた使えるようになるはずです。
自分のサイトで504エラーを修正する方法
サイト管理者の観点から見ると、このエラーは必ずしもあなたのせいではないことが多く、ユーザー側にも責任はありません。まずは、アプリケーションが必要とするすべてのドメイン名を、サーバーが正しく名前解決できるかどうかを確認しましょう。
また、非常に大量のアクセスが集中すると、サーバーが504エラーを返すことがあります。厳密には503(Service Unavailable)の方が適切なケースですが、実際には504として表示されることも少なくありません。
WordPressの場合、504: Gateway Timeoutエラーはデータベースの破損が原因で発生することがあります。「WP-DBManager」プラグインをインストールし、「Repair DB(データベース修復)」機能を実行してから「Optimize DB(最適化)」を試してみてください。
さらに、HTACCESSファイルが正しく設定されているかも確認しましょう。特にWordPressを再インストールした直後は、このファイルの不備がエラーの原因になりやすいです。
それでも解決しない場合は、ホスティング会社に連絡することを検討してください。サイトが返している504エラーが、ホスティング側の問題によるものであり、向こうで解決する必要があるケースもあります。
504エラーが表示されるその他の場面
Windows UpdateでGateway Timeoutエラーが発生すると、エラーコード「0x80244023」または WU_E_PT_HTTP_STATUS_GATEWAY_TIMEOUT というメッセージが表示されます。
インターネット接続を伴うWindowsアプリケーションでは、小さなダイアログボックスやウィンドウに HTTP_STATUS_GATEWAY_TIMEOUT エラーが表示されたり、「The request was timed out waiting for a gateway(ゲートウェイからの応答待ちでリクエストがタイムアウトしました)」というメッセージが出ることがあります。
あまり見かけないパターンとしては、「Gateway Time-out: The proxy server did not receive a timely response from the upstream server(プロキシサーバーがアップストリームサーバーから時間内に応答を受け取れませんでした)」というメッセージもありますが、対処方法は上記と同じです。
504 Gateway Timeoutに類似するエラー
504 Gateway Timeoutエラーと似たエラーメッセージはいくつかあり、いずれもサーバー側で発生するものです。代表的なものとしては、「500 Internal Server Error」「502 Bad Gateway」「503 Service Unavailable」などが挙げられます。
一方で、よく見かける「404 Not Found」のような、クライアント側で発生するHTTPステータスコードエラーも存在します。これらのエラーについて詳しく知りたい方は、HTTPステータスコードエラーの一覧ページを参考にしてください。
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