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ERR_SSL_VERSION_OR_CIPHER_MISMATCHエラーの原因と解決策を徹底解説

Webブラウザで特定のサイトやリンクにアクセスできず、「ERR_SSL_VERSION_OR_CIPHER_MISMATCH」というエラーメッセージが表示された経験はありませんか?このエラーは主にGoogle ChromeやInternet Explorerで発生しますが、他のブラウザでも見られることがあります。特に、クレジットカード情報やログイン情報など、機密性の高いデータの入力が必要なサイトで表示されやすい傾向があります。

このエラーが発生する仕組み

ブラウザは、Webサイトに接続する際に必ずSSL証明書をチェックしています。SSL証明書とは、そのサイトが本物であり、安全な通信プロトコルを実装していることを証明するものです。

このエラーが表示されるのは、サイト側のサーバーに設定されているプロトコルが安全ではないと判断された場合です。つまり、これはブラウザがユーザーのセキュリティを守るために、安全性の低いサイトへのアクセスをブロックしている状態なのです。また、サイトが古いバージョンのSSLプロトコルを使用しており、ブラウザがそれを安全とみなしていないケースも考えられます。だからこそ、機密情報の入力を求めるサイトでこのエラーが出やすいのです。

サイト側が使用するプロトコルや証明書はユーザーがコントロールできるものではないため、根本的な予防は困難です。ただし、SSLチェックを一時的に無効化することで回避できるいくつかの方法があります。以下で順番にご紹介します。

方法1:Google Chromeのフラグ設定を変更する

自分のブラウザ設定を変更して、古いバージョンのSSL/TLSに関する警告を無視するようにできます。対象のサイトが旧式のプロトコルや証明書を使っている場合、この方法で問題を解決できます。※この方法はGoogle Chromeでのみ有効です。

注意:最新版のGoogle Chromeでは、この方法は使えません。必要なフラグ設定項目はChrome v45以降で削除されています。

  1. Google Chromeを開きます
  2. アドレスバーにchrome://flags/と入力し、Enterキーを押します
  3. ページを下にスクロールし、Minimum SSL/TLS version supported(サポートされる最小SSL/TLSバージョン)の項目を探します
  4. ドロップダウンメニューからSSLv3を選択します
  5. 画面下部のRelaunch(再起動)ボタンをクリックします

ブラウザが再起動したら、エラーが出ていたサイトにアクセスできるようになっているはずです。

方法2:アンチウイルスソフトのSSLスキャンを無効にする

パソコンにアンチウイルスソフトなどのセキュリティプログラムがインストールされている場合、原因はSSLスキャン機能かもしれません。これらのソフトは通信時にSSLスキャンを行いますが、設定から無効化することが可能です。オフにすることで、エラーを回避できる場合があります。

注意:手順はソフトによって異なりますが、多くのアンチウイルスソフトにはSSLスキャンの設定項目があります。ここではBitdefenderを例に説明します。

  1. 画面右下のタスクトレイにあるアイコンをダブルクリックしてBitdefenderを開きます
  2. Modules(モジュール)へ移動します
  3. Web Protection(ウェブ保護)を選択します
  4. Scan SSL(SSLスキャン)のトグルをオフにします

以上でSSLスキャンが無効になり、問題のサイトにアクセスできるようになるはずです。

方法3:古いバージョンのブラウザを試す

このエラーは、ブラウザが最新のセキュリティ基準に準拠しており、古いプロトコルや証明書を拒否する設計になっているために発生します。そのため、旧バージョンのブラウザを使うことで解決できる場合があります。ただし、複数のバージョンが混在すると「ERR_SSL_VERSION_INTERFERENCE」という別のエラーが表示されることがあるので、手順には注意してください。

方法1が最新版のChromeでは実行できない場合も、旧バージョン(例えばv40など)をダウンロードすれば同じ設定変更が可能です。旧バージョンの配布サイトでGoogle Chromeやお好みのブラウザを検索し、ダウンロードしてインストールしてください。

なお、1台のPCで2つのバージョンのChromeを同時に実行することは基本的にできません(ポータブル版と呼ばれる非公式ビルドを除く)。そのため、新しいバージョンをアンインストールしてから旧バージョンを入れるか、サンドボックス系ソフトを使って複数バージョンを並行稼働させる必要があります。

重要な注意点:ブラウザの自動更新機能は必ずオフにしてください。自動更新が有効だと、せっかく入れた旧バージョンがすぐに最新版へ置き換わってしまいます。

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