ブラウザ
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> ブラウザ

Chromeで「ファイルが一般的にダウンロードされていません」エラーが出る原因と解決策

Google Chromeの一部のユーザーから、特定のファイルをダウンロードしようとするたびに「このファイルは一般的にダウンロードされておらず、危険な可能性があります。開く前に、ファイルを信頼できることを確認してください」というエラーが表示されるとの報告があります。本記事では、このエラーが発生する理由と、その回避方法について詳しく解説します。

Chromeで「ファイルが一般的にダウンロードされていません」エラーが出る原因と解決策

この種の問題は、実行形式のZIPファイルやBATスクリプトなどをダウンロードしようとした際に特によく発生します。

「ファイルが一般的にダウンロードされていません」エラーが発生する理由

Chromeには内蔵のウイルス対策スキャン機能があり、ブラウザ経由でダウンロードが開始される前に、すべてのファイルを自動的に分析する仕組みになっています。

そのため、Googleが「安全でない」または「潜在的に危険」と判断したファイルをダウンロードしようとすると、この問題に直面する可能性があります。

ポイント:Googleはマルウェアやアドウェアに関連するファイルのデータベースを独自に管理しています。ダウンロードしようとしたファイルがこのリストに登録されている場合、このエラーメッセージが表示される仕組みです。

ユーザーとしての対処方法

一般ユーザーとしてファイルのダウンロード中にこのエラーが表示された場合、選択肢は2つあります。

  1. 「破棄」をクリックして、ダウンロードを中止する。
  2. 矢印アイコンをクリックし、「保持」を選択して、警告を無視してダウンロードを続行する。
Chromeで「ファイルが一般的にダウンロードされていません」エラーが出る原因と解決策

ファイルを「保持」してダウンロードを開始する前に、以下の点を必ず自問してください。

  1. ダウンロード元のウェブサイトは信頼できますか?
  2. ダウンロードするファイルがマルウェアやアドウェアだった場合に備えて、ウイルス対策ソフトは有効になっていますか?

いずれかの答えが「いいえ」の場合は、セキュリティ対策が整うまでダウンロードを開始しないことをおすすめします。

Windows Defenderを使用している場合は、エラーが表示されるファイルをダウンロードする前に、最新のウイルス定義がインストールされていることを確認しましょう。

また、Microsoft製のセキュリティに不安がある方は、信頼性の高いサードパーティ製ウイルス対策ソフトを選んで導入するのも有効です。

さらに念を入れた予防策として、ダウンロードしたファイルをPC上で開く前に、VirusTotalでスキャンしておくことも推奨されます。

Chromeで「ファイルが一般的にダウンロードされていません」エラーが出る原因と解決策

誤検知(False Positive)への対処法

エラーの原因となっているファイルをスキャンし、悪意のあるコードが含まれていないことを確認できた場合は、誤検知として扱うことになります。

その場合、まず確認すべきは、正しい配布元からファイルをダウンロードしようとしているかどうかです。

たとえば、ツールをダウンロードする際は、オンラインのリポジトリサイトではなく、必ず公式ウェブサイトからダウンロードするようにしてください。

注意:オンラインリポジトリには、アドウェアやマルウェアがバンドルされた正規プログラムが紛れ込んでいることがあります。可能な限り利用を避けるのが賢明です。

正規ベンダーからファイルをダウンロードする際にこのエラーが表示される場合は、開発元に連絡し、アプリがフラグ付けされていることを伝えましょう。

注意:この場合、開発元のウェブサイトがハッキングされているか、配布ファイルに有効な証明書によるデジタル署名が付与されていない可能性が高いです。

ウェブマスターとしての対処方法

ウェブサイトの管理者で、訪問者がファイルをダウンロードする際にこのエラーが表示されていることに気づいた場合は、Googleに対して自社ドメインをホワイトリスト登録し、一定の要件を満たす必要があります。

ウェブサイト訪問者がこのエラーに遭遇しないようにするために、管理者が実施すべき対策は以下の通りです。

  1. ダウンロード用に提供しているすべてのプログラム(実行ファイル)にデジタル署名が付与されていることを確認する。
  2. ウェブサイトに.msiファイルが含まれている場合は、すべてのファイルにGlobalSignによるセキュアな署名が付いていることを確認する。
  3. この問題がChromeでのみ発生している場合は、自社・組織・ウェブサイトのドメインがGoogleに登録されていることを確認する。Googleの公式ガイドラインを参考にしてください。

さらに、ウェブサイト上で現在公開中のすべてのダウンロードファイルをVirusTotalでチェックし、すべてクリーンであることを確認することも重要です。

注意:上記の対策をすべて実施済みの場合は、次のアクションを起こす前に48時間ほど待ちましょう。Googleが管理するデータベースは通常2日ごとに更新されるためです。

  1. Chromeの「Aw, Snap!」エラーを解決する11の対処法

    お気に入りのウェブサイトを見ているときや、Chromeでインターネットを閲覧しているときに、さまざまなエラーに遭遇することがあります。その中でも、ほとんどのユーザーが一度は経験したことがあるのが「Aw, Snap!(ああ、スナップ!)」エラーです。このエラー自体は詳細な情報をほとんど表示せず、「ウェブページの表示中に問題が発生しました」という旨だけが伝えられます。前日までは問題なく開いていたページが突然読み込めなくなり、原因がわからず戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事を読んでいるということは、あなたもChromeで「Aw, Snap!」エラーに遭遇し、その解決策を探していると

  2. Chromeの「ERR_CACHE_MISS」エラーを解決する6つの対処法

    Chromeは間違いなく優れたブラウザですが、決して完璧ではありません。どんなユーザーでも、時折何らかのトラブルに遭遇することがあります。この記事では、その中でも多くのChromeユーザーを悩ませる「ERR_CACHE_MISS」エラーについて詳しく解説します。特定のウェブページを読み込もうとした際にこのエラーが表示され、お困りの方はぜひ参考にしてください。まずは基本から見ていきましょう。 Google ChromeにおけるERR_CACHE_MISSとは? Chromeで「ERR_CACHE_MISS」エラーが表示されるということは、読み込もうとしているウェブサイトと、キャッシュに保存されて