バックグラウンドで動作中のAndroidアプリを強制終了する7つの方法|動作改善とバッテリー節約ガイド
スマホの動作が遅くなっていませんか?頻繁に充電が必要になっていませんか?以前ほどスムーズに操作できないと感じていませんか?もしこれらに一つでも当てはまるなら、バックグラウンドで動作中のAndroidアプリを強制終了するタイミングです。
Androidデバイスは長期間使用すると、どうしても動作が重くなりがちです。バッテリーの減りが速くなり、タッチ操作への反応も鈍くなります。これらの原因はすべて、RAM(メモリ)やCPUリソースの不足にあります。
スマホが遅くなる最大の原因は、バックグラウンドで動き続けるアプリです。アプリを使い終わって画面を閉じても、多くのアプリは実際にはバックグラウンドで動作を続け、RAMを消費しながらバッテリーも消耗させています。その結果、デバイスのパフォーマンスが低下し、動作の遅延(ラグ)を感じるようになります。特に古い端末ではこの傾向が顕著ですが、だからといってすぐに機種変更する必要はありません。バックグラウンドアプリを停止してデバイスの性能を回復させる方法は数多くあります。
本記事では、初心者でも簡単にできる方法から上級者向けの方法まで、7つの対策を詳しく解説します。
バックグラウンドで動作中のAndroidアプリを強制終了する方法
1. 「最近使ったアプリ」から閉じる
最も手軽な方法は、最近使ったアプリの一覧から不要なアプリを削除することです。RAMを解放してバッテリー持ちを良くする、非常にシンプルな手段です。以下の手順で試してみましょう。
1. 最近使ったアプリ画面を開きます。開き方は機種によって異なり、ジェスチャーナビゲーション、1ボタン、または標準的な3ボタンナビゲーションのどれを使用しているかによっても変わります。
2. 画面にはバックグラウンドで動作中のアプリが一覧表示されます。
3. 一覧をスクロールし、もう使わない・閉じたいアプリを選びます。
4. アプリを上方向へスワイプして削除します。なお、この操作は機種によって異なる場合があります。各アプリウィンドウの上部に「×」ボタンがあり、それをタップして閉じるタイプや、別の方向へスワイプするタイプもあります。
5. 「すべてクリア」ボタンやゴミ箱アイコンがある場合は、それをタップするだけで全アプリを一括で閉じることもできます。
2. バッテリーを大量消費しているアプリを確認する
どのアプリがシステムを遅くしているのかを正確に特定するには、バッテリー消費履歴を確認しましょう。アプリごとのバッテリー消費量がひと目で分かり、他より極端に電力を食っているアプリがあれば、バックグラウンドでの動作を止める対象としてピックアップできます。犯人探しに有効な診断方法です。
1. スマホの設定を開きます。
2. 「バッテリー」をタップします。
3. 「バッテリー使用量」を選択します。
4. アプリごとの電力消費量の一覧が表示されます。これをもとに、どのアプリを閉じてバックグラウンド動作を防ぐべきか判断できます。
特定したアプリの動作を止める具体的な方法は、以降のセクションで順番に解説していきます。
3. アプリ管理(アプリ情報)から停止する
アプリ管理画面では、端末にインストール済みのアプリ一覧を確認でき、動作中のアプリを停止したり、不要ならアンインストールしたりできます。以下の手順で進めましょう。
1. スマホの設定を開きます。
2. 「アプリ」(または「アプリと通知」)をタップします。
3. 端末内の全アプリの一覧が表示されます。
4. 手順2で確認した「電力を大量消費するアプリ」を覚えておきましょう。一覧をスクロールして、該当するアプリを探します。
5. 見つかったらアプリ名をタップします。
6. アプリ情報画面に「強制停止」ボタンが表示されるので、タップしてアプリを完全に停止させます。今後使う予定がない場合は、ここからアンインストールすることも可能です。
4. 開発者向けオプションから停止する
開発者向けオプションを使えば、バックグラウンドで動作中のサービスを直接確認・停止できます。ただし、開発者向けオプションは初期状態では無効化されているため、まず有効化する必要があります。
【開発者向けオプションの有効化手順】
1. スマホの設定を開きます。
2. 「システム」をタップします。
3. 「端末情報」(または「デバイス情報」「ソフトウェア情報」)を選択します。
4. 「ビルド番号」という項目を見つけ、「開発者になりました」というメッセージが表示されるまで連続でタップします。通常は6〜7回のタップで解除されます。
【開発者向けオプションでアプリを停止する手順】
1. スマホの設定を開きます。
2. 「システム」タブを開きます。
3. 「開発者向けオプション」をタップします。
4. 下にスクロールして「実行中のサービス」をタップします。
5. バックグラウンドで動作中・RAMを使用中のアプリ一覧が表示されます。
6. 停止したいアプリをタップします。
7. 「停止」ボタンを押せば、そのアプリは強制終了され、バックグラウンドでの動作が阻止されます。
同様の手順で、メモリや電力を消費しているすべてのアプリを個別に停止できます。
5. Androidシステムを最新版にアップデートする
デバイスのパフォーマンス向上とバッテリー寿命の延伸には、Android OSを最新バージョンに更新するのも効果的です。アップデートのたびにシステムの最適化機能が改良されており、新しいバージョンではバックグラウンドアプリを自動的に閉じる高度な電源管理機能が搭載されています。バックグラウンドアプリが占有していたRAMを解放することで、スマホの動作も速くなります。
可能であれば、Android 9(Pie)以降へのアップグレードをおすすめします。Android Pieの目玉機能の一つが「Adaptive Battery(適応型バッテリー)」です。機械学習によってユーザーのスマホ利用パターンを学習し、よく使うアプリとほぼ使わないアプリを判別します。そして使用頻度に応じてアプリを分類し、一定のスタンバイ時間が経過したアプリのバックグラウンド動作を自動的に制限してくれます。
【アップデート手順】
1. スマホの設定を開き、「システム」または「端末情報」を選択します。
2. 新しいアップデートが配信されているかを確認します。
3. アップデートがあればダウンロードを実行し、インストールが完了するまで待ちます。
注意: アップデートのダウンロード中は、必ずWi-Fiネットワークに接続しておきましょう。モバイルデータ通信の容量を大量に消費する恐れがあります。
6. 端末内蔵の最適化アプリを使う
多くのAndroid端末には、メーカー純正の最適化(オプティマイザー)アプリがプリインストールされています。RAMの自動クリア、バックグラウンドアプリの停止、ジャンクファイルの検出、未使用キャッシュの削除などをワンタップで実行でき、各種設定の最適化によってバッテリー持ちを改善することもできます。
1. 最適化アプリはホーム画面やアプリドロワー、またはメーカー提供のシステムツールの中にあるはずです。見つけたらタップして起動します。
2. 「最適化」ボタンをタップします。
3. スマホが自動的にバックグラウンドプロセスを停止し、バッテリー寿命の改善に必要な処理を実行します。
4. 処理完了後、実行された最適化内容の詳細レポートが表示されます。
7. サードパーティ製アプリで最適化する
お使いの端末に優れた純正最適化アプリがない場合は、Google Playストアからダウンロードするのも一つの手です。選択肢は数百あり、常駐して未使用のバックグラウンドアプリを検出・終了してくれるものや、ワンタップで全バックグラウンドアプリを閉じられる画面ウィジェットを備えたものもあります。
代表的なアプリの一つが「Greenify」です。各アプリのメモリ・電力使用量を監視し、対象アプリを休止状態(ハイバネーション)にできます。root化してアプリにroot権限を与えれば、さらに効果的に活用できます。
ただし、サードパーティ製アプリには注意点もあります。他のアプリを検出・終了するために、それ自体が常にバックグラウンドで動作し続けるため、結果的に逆効果になるケースがあるのです。まずはインストールして実際に試してみて、かえって動作が遅くなると感じたら、迷わずアンインストールしましょう。
以上の方法を組み合わせれば、バックグラウンドアプリによるリソース浪費を抑え、スマホの動作速度とバッテリー持ちを大幅に改善できるはずです。まずは手軽な「最近使ったアプリ」からの削除とバッテリー使用量の確認から始めてみてください。
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