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Android向けペネトレーションテストアプリ おすすめ12選【徹底解説】

AppleとiOSが市場を席巻していると言われる昨今でも、多くの人々はAndroidを選び続けています。それは、他のOSにはない多彩な機能が備わっているからです。AndroidはiOSのような高級志向のOSではなく、日常のタスクに不可欠な基本機能を集約した実用的なプラットフォームです。そんなAndroidをより高性能かつ堅牢なものにするためには、徹底的なテストが欠かせません。ペネトレーションテストアプリは、システムの脆弱性(セキュリティホール)が原因で発生しうる潜在的な脅威への耐性を検証するために役立ちます。

Android向けペネトレーションテストアプリとは

Androidアプリの脆弱性評価(Vulnerability Assessment)は、システム内の不具合や欠陥を分析し、それらに対処するために行われます。具体的には、セキュリティシステムへの侵入テストや、ネットワークセキュリティにおけるバグの脆弱性評価などが含まれます。

ペネトレーションテストは、専用アプリを使えば誰でも実施できます。場所を問わず自分でテストを行うことができ、特別な機材や大掛かりなリソースも必要ありません。手順さえ理解すれば、専門家に依頼することなく自力でテストを完結できます。

ここでは、ペネトレーションテストに活用できるおすすめのアプリとツールをカテゴリ別にご紹介します。

Android向けペネトレーションテストアプリ ベスト12

ネットワーク系ツール

1. Fing(フィング)

Android向けペネトレーションテストアプリ おすすめ12選【徹底解説】

Fingはネットワーク分析に使えるプロフェッショナルなアプリです。シンプルで直感的なインターフェースを備え、システムのセキュリティレベルを評価します。不正アクセス(侵入者)を徹底的に検出し、ネットワーク問題の解決策を提示してくれます。また、スマートフォンがインターネットに正しく接続されているかどうかの確認も可能です。

このアプリは無料で利用でき、煩わしい広告表示もありません。主な特徴は以下の通りです。

  1. iOSを含むすべてのAppleデバイスとの互換性がある
  2. 名前・IPアドレス・ベンダー・MACアドレスで端末情報を並べ替えられる
  3. デバイスがLANに接続中か、オフラインかを判別できる

▶ FingをAndroid向けにダウンロード
▶ FingをiOS向けにダウンロード

2. Network Discovery(ネットワークディスカバリー)

Network Discoveryは、Fingと同様にLANに接続されたデバイスを追跡できるアプリです。主にネットワーク上のデバイスを検出し、LAN用のポートスキャナーとして機能します。

このアプリを使うと、スマートフォンを他のデバイスに接続し、同じネットワーク上に存在する他のデバイスを検索できます。

なお、ネットワークディスカバリー機能を持つデバイスは、自らの接続状態を共有したり非表示にしたりできます。この機能を無効にすると、そのデバイスは他のどのデバイスにも接続されていないように表示され、有効にするとLAN経由で他のデバイスと通信できるようになります。

3. FaceNiff(フェイスニフ)

Android向けペネトレーションテストアプリ おすすめ12選【徹底解説】

FaceNiffは、Android向けのWebペネトレーションテストアプリの一つで、デバイスが接続しているLAN経由でWebセッションのプロファイルを盗聴・傍受できます。任意のプライベートネットワーク上で動作しますが、セッションの乗っ取りが可能なのは、Wi-FiやLANがEAP(Extensible Authentication Protocol)を使用していない場合に限られる点に注意してください。

▶ FaceNiffをダウンロード

4. DroidSheep(ドロイドシープ)

DroidSheepは、FaceNiffと同様のセッションハイジャッカーとして動作するアプリで、暗号化されていないサイトのCookieファイルやセッション情報を保存し、後の分析に利用できます。オープンソースのAndroidアプリであり、LANやWi-Fi経由の暗号化されていないWebブラウザセッションを傍受する機能を備えています。

▶ DroidSheepをダウンロード

DroidSheepを使用するには、デバイスのroot化が必要です。APKはシステムの脆弱性チェックを目的として開発されていますが、ダウンロードや使用には一定のリスクが伴うため、導入するかどうかは自己責任で判断してください。とはいえ、DroidSheepは他のAndroid向けペネトレーションテストアプリと比べて操作が簡単なのが魅力です。Androidシステムのセキュリティホールを診断し、対策を講じる助けとなります。

5. tPacketCapture(ティーパケットキャプチャー)

Android向けペネトレーションテストアプリ おすすめ12選【徹底解説】

tPacketCaptureは、デバイスのroot化を必要とせずに動作するパケットキャプチャアプリです。Androidシステムが提供するVPNサービスを利用して、デバイス上のパケットを取得します。

キャプチャしたデータはPCAPファイル形式で、デバイスの外部ストレージに保存されます。

スマートフォンのセキュリティホール診断に便利なツールですが、より多機能なのが有料版のtPacketCapture Proです。Pro版では、特定のアプリの通信だけを選択的にキャプチャできる「アプリケーションフィルター」機能などが利用できます。

▶ tPacketCaptureをダウンロード

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DoS攻撃テストツール

1. AnDOSid(アンドシッド)

Android向けペネトレーションテストアプリ おすすめ12選【徹底解説】

AnDOSidは、セキュリティ専門家がシステムへのDoS(Denial of Service)攻撃をシミュレーションできるツールです。HTTP POSTフラッド攻撃を仕掛けてHTTPリクエストの総量を急増させ、標的のサーバーがすべてのリクエストに同時に応答することを困難にします。

サーバーは急増するリクエストの処理を外部リソースに依存するようになり、最終的にはクラッシュに至ります。これにより、実際の攻撃を受けた際のサーバーの弱点を事前に把握できます。

2. LOIC(ロイック)

Android向けペネトレーションテストアプリ おすすめ12選【徹底解説】

LOIC(Low Orbit Ion Cannon)は、オープンソースのネットワークストレステストツールで、DoS攻撃アプリケーションの挙動を検証できます。TCP・UDP・HTTPパケットを標的サーバーに大量送信(フラッド攻撃)することで、サーバーの正常な機能を妨害し、クラッシュさせる様子を再現します。

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スキャナー

1. Nessus(ネスサス)

Android向けペネトレーションテストアプリ おすすめ12選【徹底解説】

Nessusは、プロフェッショナル向けの脆弱性評価アプリケーションです。クライアント/サーバー方式のアーキテクチャでスキャンを実行する、定番のペネトレーションテストツールです。追加料金なしで多彩な診断タスクを実行でき、シンプルで使いやすいインターフェースと頻繁なアップデートも魅力です。

Nessusでは、サーバー上で既存のスキャンを開始できるほか、実行中のスキャンの一時停止や停止も可能です。レポートやスキャンテンプレートの表示・絞り込みにも対応しています。

▶ Nessusをダウンロード

2. WPScan(ダブリュースキャン)

Android向けペネトレーションテストアプリ おすすめ12選【徹底解説】

IT初心者で、他のペネトレーションテストアプリが難しく感じる方は、まずこのアプリから試してみるとよいでしょう。WPScanはRubyで開発されたブラックボックス型のWordPressセキュリティスキャナーで、無料で利用でき、高度な専門スキルも不要です。

WordPress環境に潜むセキュリティホールを自動的に検出します。

WPScanは、セキュリティ専門家やWordPress管理者が、自サイトのセキュリティレベルを分析するために広く利用しています。ユーザー列挙機能を備え、使用中のテーマやWordPressのバージョン情報も検出できます。

▶ WPScanをダウンロード

3. Network Mapper(ネットワークマッパー)

Android向けペネトレーションテストアプリ おすすめ12選【徹底解説】

Network Mapperは、ネットワーク管理者向けに高速なネットワークスキャンを実行できるツールです。スキャン結果をCSV形式でメール送信でき、LANに接続されている他のデバイスを可視化したマップを確認できます。

ファイアウォールで保護されたコンピューターや、隠蔽されたシステムの検出にも対応しており、Windowsマシンやファイアウォール機器の場所を特定できない場合にも役立ちます。

スキャン結果はCSVファイルとして保存されるため、後からExcel・Googleスプレッドシート・LibreOfficeなどにインポートして加工できます。

▶ Network Mapperをダウンロード

匿名化ツール

1. Orbot(オーボット)

Android向けペネトレーションテストアプリ おすすめ12選【徹底解説】

Orbotは、他のアプリがより安全にインターネットへ接続できるよう支援するプロキシアプリです。無料で利用できます。OrbotはTor(The Onion Router)の仕組みを利用してインターネットトラフィックを分散化し、複数のコンピューターを経由させることで通信内容を隠蔽します。Torは、トラフィックを秘匿することで各種のネットワーク監視からユーザーを守るオープンネットワークであり、プライバシーを高めながら安心してWebを閲覧できます。

Orbotを使えば、Webサイトへアクセスする際の匿名性が維持されます。ブロックされたサイトや通常はアクセスできないコンテンツでも、手間なくバイパス可能です。

また、匿名性を保ちながらチャットを楽しみたい場合は、暗号化チャットアプリ「Gibberbot」と併用するのがおすすめです。こちらも無料で利用できます。

▶ Orbotをダウンロード

2. Orfox(オーフォックス)

Android向けペネトレーションテストアプリ おすすめ12選【徹底解説】

Orfoxは、Androidスマートフォンでのインターネット閲覧時にプライバシーを守れる無料アプリです。ブロックされたコンテンツやアクセス制限のあるページも簡単に回避できます。

Android向けの安全なブラウザであり、サイトによるトラッキングを防止し、不要なコンテンツをブロックします。通信を暗号化して、位置情報を特定しようとする第三者から身元を隠します。VPNやプロキシよりも高い匿名性を誇り、閲覧履歴を一切保存しません。さらに、サーバー攻撃に悪用されがちなJavaScriptを無効化することも可能です。あらゆるセキュリティ脅威と潜在的リスクを、追加料金なしでブロックします。

対応言語もスウェーデン語、チベット語、アラビア語、中国語などを含む約15言語と豊富です。

※補足:Orfoxは現在開発を終了しており、その機能は「Tor Browser for Android」に統合されています。最新の匿名ブラウジング環境を求める場合は、Tor Browserの利用を検討してください。

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まとめ

今回は、Androidのセキュリティ診断に役立つペネトレーションテストアプリを12個ご紹介しました。これらのアプリを活用すれば、スマートフォンの使い方が変わり、日々のセキュリティ意識も大きく向上するはずです。WPScanやOrbotのように無料で利用でき、煩わしい広告も表示しないアプリが多いのも嬉しいポイントです。

ぜひこれらのアプリをAndroidスマートフォンで試して、妥協のない快適な動作と、強化されたセキュリティ環境を体験してみてください。

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