Linux
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Linux

Linuxへの乗り換えを検討中?失敗しないディストリビューションの選び方を徹底解説

初めて選ぶLinuxディストリビューションは、その後のLinuxライフを快適にも苦痛にも変えてしまいます。だからこそ、最初の選択を間違えないことが大切です。

Windowsに留まる誘惑やLinuxへの不安を抱えながらも、試してみようと決意したあなた。Wikipediaで「Linuxディストリビューションの一覧」を検索すれば、膨大な種類がヒットします。しかも、それは有名どころのごく一部にすぎません。数あるディストリビューションの中から、どうやって自分に合う一つを選べばいいのでしょうか。今回は、後悔しないための選び方のポイントを紹介します。

リサーチを怠らない

「良さそう」と飛びついたLinux環境が、実際には使いにくかった――そんな経験を重ねると、乗り換えるたびにがっかりさせられます。何度も続けば、Linux自体から遠ざかってしまうかもしれません。事前に十分な情報を集めておくほうが、はるかに賢明です。自信を持って決断できるまで、とにかく読み込みましょう。

まずは「Linuxを使うべきか?」チェックリストで相性を確認し、各ディストリビューションの違いを把握したうえで、おすすめのLinuxディストリビューションをチェックしておきましょう。

Linuxへの乗り換えを検討中?失敗しないディストリビューションの選び方を徹底解説

ゲーム対応の少なさや操作の複雑さが不安な人は、「Linuxに関するよくある誤解」を解説した記事を読めば、その心配はかなり和らぐはずです。

譲れない条件をリストアップする

  • OSに絶対に必要な機能は何か?
  • その機能のLinux版を調べたか?実在するのか?
  • 近いうちに実装予定の機能なら、待つ覚悟はあるか?

OSにとって「これがないと話にならない」という条件は何か。それを言葉にしてから探し始めれば、途中で挫折して元のOSに戻るリスクを減らせます。もちろん、デュアルブート構成にして現行OSと併用するという選択肢もあります。

Linuxへの乗り換えを検討中?失敗しないディストリビューションの選び方を徹底解説

必須アプリのリストも作っておきましょう。Linux向けに提供されているとは限りませんが、代替品が見つかることもあれば、VirtualBoxなどの仮想環境で動かす方法もあります。アプリに関してどこまで妥協できるのか。優れたOSの基準が明確になれば、絞り込み作業はぐっと楽になります。

筆者が理想のディストリビューションを探した方法

筆者は仕事をすべてブラウザベースのツールでこなしています。ChromeとFirefoxが問題なく動くことさえ保証されれば、Windows用ソフトを手放してLinuxの代替品に置き換えても構わないと考えていました。デスクトップアプリではSkypeとスキャンソフトがあると便利だと思っていました。譲れない条件として挙げたのは「見た目の貧弱さ」と「複雑な操作性・ワークフロー」。ネットブックへのインストールを予定していたため、リソース消費が最小限のディストリビューションであることも重要な条件でした。こうして軽量Linuxディストリビューションの候補リストが完成しました。

Linuxへの乗り換えを検討中?失敗しないディストリビューションの選び方を徹底解説

自分の技術レベルを把握する

Linux環境は、シンプルにも複雑にも思いのままに構築できます。あらゆるタイプのユーザーに合う選択肢が存在します。まずは次の質問を自分に投げかけてみてください。

  • 自分の技術レベルはどの程度か?
  • 超シンプルで、導入後すぐに使えるものが欲しいか?
  • より良いディストリビューションに行き着くなら、細かい設定に手を染める覚悟はあるか?
  • カスタマイズにどれくらいの時間をかけられるか?
Linuxへの乗り換えを検討中?失敗しないディストリビューションの選び方を徹底解説

参考までに、筆者の回答例を紹介します。

  • 技術スキルは初心者とも上級者とも言えない中間レベル。「コンパイラ」や「cronジョブ」といった用語には少し身構えますが、トラブルが起きてもネットの情報を頼りに自分で対処できます。
  • 基本は「良いものが最初から揃っている」状態が好み。ただし、長く付き合えるディストリビューションを得るためなら、カスタマイズに時間と労力を惜しみません。とはいえ、完全なDIYでゼロからシステムを組み上げたいわけではありません。

こうして候補をElementary OS Luna、Linux Mint、Bodhi Linux、Puppy Linux、MacPup、LXPupの6つに絞り込みました。

Linuxへの乗り換えを検討中?失敗しないディストリビューションの選び方を徹底解説

テストドライブを試す

あるディストリビューションがどんな外観で、どんな操作感なのか、想像で悩む必要はありません。候補をいくつかに絞ったら、それぞれ実際に試してみましょう。Live USBや仮想マシンなど、リスクなくLinuxを試せる方法はいくつもあります。

初めてのLinux体験には、自分の好みに合うだけでなく、ユーザー数の多い定番ディストリビューションを選ぶのがおすすめです。利用者が多ければ、トラブル時の解決策も見つけやすくなります。Linux環境に慣れてきたら、ニッチなディストリビューションにも気軽に挑戦できます。

筆者は最終候補をすべて実際に試したうえでLunaをインストールしました。半年経った今も、この選択に満足しています。

Linuxへの乗り換えを検討中?失敗しないディストリビューションの選び方を徹底解説

オンラインレビューの受け止め方

eOS Lunaについて熱く語ったところ、極端な反応がいくつも返ってきました。Linuxの使用感は「最高!」から「いまいち」まで大きく振れやすいのです。レビューも同じ傾向にあります。レビューに流されやすい人は、その評価の裏には個人の経験に基づく意見があることを忘れないでください。レビューは鵜呑みにせず、事実と感情を切り分けて読むのが賢明です。

サプライズはつきもの

どれほど下調べしても、乗り換えの過程ではいくつかの驚き(衝撃?)に備えておきましょう。ワークフロー、PCのスペック、ソフトの選択などによって、あなたのLinuxとの付き合い方は必ず独自のものになります。それでも、情報をもとにした決断をすれば、初めてのLinux体験はきっとポジティブで心地よいものになるはずです。

Linuxへの乗り換えをためらっている原因は何ですか? そして、あなたが選ぶのはどのディストリビューションですか?

  1. CPUクーラーの選び方ガイド|押さえるべきポイントとおすすめモデル4選

    CPUはデスクトップPCの心臓部とも言える存在ですが、CPUクーラーがなければまともに動作することすらできません。CPUに安全で安定した動作環境を提供することは、パフォーマンス向上だけを目的としたものではありません。冷却が不十分なCPUは、最悪の場合わずか数秒で自己破壊してしまうこともあるのです。 多くの場合、CPUには純正の冷却装置が付属していますが、市販のサードパーティ製クーラーを選ぶことで、冷却性能は大きく向上します。この記事では、理想のCPUクーラーを選ぶためのポイントと、現在おすすめできる優れた製品を紹介します。 選ぶ前に確認すべきこと まず最初に、自分のCPUとマザーボードの情報

  2. スマートプラグとは?基本の仕組みと失敗しない選び方を徹底解説

    スマートプラグやスマートコンセントは、手頃な価格で使い勝手がよく、現代の家庭にすっかり定着しつつあります。家電をリモートで操作したり、スマホアプリと連携したり、家庭の消費電力をモニタリングしたりと、その活用シーンはとても多彩です。さらに嬉しいのは、壁を壊して配線工事をする必要がない点。既存のコンセントに差し込むだけで簡単に導入できます。この記事では、自分のニーズに合ったスマートプラグを選ぶためのポイントを詳しく解説します。スマートプラグでできることスマートプラグは、家庭のWi-Fiに接続するプラグイン式のスマートコンセントです。Apple HomeKit、Alexa、Googleアシスタント、