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USBフラッシュドライブの選び方|容量・転送速度・セキュリティのポイントを徹底解説

USBフラッシュドライブ(通称「USBメモリ」「サムドライブ」)は、ファイルのバックアップや物理的な持ち運びなど、さまざまな用途で活躍する便利なアイテムです。しかし、いざ購入しようとすると、どれを選べばよいのか迷ってしまうことも多いでしょう。最適な一台は、何のために使うのかによって変わります。この記事では、市販されているフラッシュドライブの種類と、購入前に検討すべきポイントを詳しく解説します。

USBフラッシュドライブの容量

USBフラッシュドライブの容量は、1GB未満の小容量モデルから1TBを超える大容量モデルまで、実に幅広くラインナップされています。フラッシュドライブに「正解の容量」というものはなく、必要な容量は保存したいデータの量によって異なります。たとえば、WordやExcelのファイルを数枚だけ別のパソコンへ移したいという程度なら、1GBのフラッシュドライブでも十分すぎるほどです。一方、すべてのファイルをバックアップしたいのであれば、数GBから500GB以上が必要になることもあります。

スマートフォン内の画像や動画をすべて保存したい場合は、まずスマホの設定画面を開き、メディアファイルがどれだけの容量を占めているかを確認しましょう。その容量は1GBから数十GBにおよぶことがあります。確認した数値が、必要な容量の最低ラインです。将来的にファイルが増える可能性も考慮して、少し余裕を持たせておきましょう。MP4などの動画ファイル以外にも、同じ方法で各種ファイルの容量を把握できます。同じドライブにどんな種類のファイルを保存したいのかも、あわせて考えておくことが大切です。

なお、フラッシュドライブの価格は容量にほぼ比例して上昇します。容量が大きくなるほど価格も高くなるため、予算と必要容量のバランスを見ながら選びましょう。

USBの転送速度

フラッシュドライブを選ぶ際にもう一つ重要なのが、データ転送速度です。USBフラッシュドライブには大きく分けて2種類あります。ひとつは旧規格のUSB 2.0、もうひとつは新しい規格のUSB 3.0です。USB 2.0の転送速度は480Mbps、USB 3.0は4,800Mbps(4.5Gbps)に達します。つまり、USB 3.0はUSB 2.0の約10倍の速さということになります。

たとえば16GBのファイル(デジタル動画プロジェクトなど)を転送する場合、USB 3.0なら1分以内で完了しますが、USB 2.0では9分近くかかります。大きなファイルを頻繁に扱うなら、この速度差は作業効率に直結するため、USB 3.0対応モデルを選ぶ価値は十分にあります。

パソコンのUSBポートの種類を確認する方法

どのUSB規格を選ぶべきかは、データをやり取りするデバイスや使用するポートによっても左右されます。自分のパソコンのUSBポートがどの規格に対応しているかは、デバイスマネージャーで確認できます。確認手順は以下の通りです。

  1. Windowsの検索バーに「デバイス マネージャー」と入力し、表示された候補から選択します。
  2. [ユニバーサル シリアル バス コントローラー]をダブルクリックします。
  3. ここで、パソコンのUSBポートが対応している規格を確認できます。

USBのセキュリティについて知っておくべきこと

USBフラッシュドライブは便利である反面、いくつかのセキュリティリスクも抱えています。

  • 小型であるため、紛失したり置き忘れたりしやすい。
  • 物理的な追li>物理的な追跡が難しく、紛失時の発見が困難(この理由から社内での使用を禁止する企業もある)。
  • マルウェアをあるパソコンから別のパソコンへ感染させる恐れがある。

小型サイズは携帯性と引き換えなので変えられませんが、ソフトウェア暗号化やハードウェア暗号化を活用すれば、マルウェアの感染や不正アクセスを防ぐことができます。フルディスク暗号化ソフトの中には、リムーバブルメディアをリアルタイムで自動暗号化できるものもあります。また、本体にテンキーが組み込まれており、PINコードを入力しないと使用できないタイプの製品もあります。

自宅のパソコン間で機密性のないファイルを少し移すだけであれば、これらの追加機能は必ずしも必要ありません。しかし、複数のパソコン間でファイルをやり取りしたり、重要なデータや業務上の機密データを保管・アーカイブしたりする場合は、デバイスの保護が不可欠です。セキュリティ機能を備えたUSBは価格が高くなりがちですが、購入を検討する際は、「保護されていないドライブが悪意のある第三者の手に渡った場合」にかかる時間的・金銭的な損失や手間と比較してみるとよいでしょう。

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