Gmailでメール送信者の所在地を簡単に特定する方法
メールは、ビジネスでもプライベートでも、今や主要なコミュニケーション手段のひとつです。しかし、知り合いからのメール以外にも、受信箱には見知らぬ差出人からの迷惑メールが大量に届きがちです。その多くはマーケティングや宣伝目的のメールですが、中には早急な対応を求める内容でありながら、差出人がまったく分からないケースもあります。
こうした場合、そのメールが誰から、どこの地域から送られてきたものなのかを把握しておくと安心です。差出人の名前はメール本文に記載されていますが、送信場所を知るには、もう一歩踏み込んだ確認が必要です。
そこで本記事では、Gmailでメール送信者の所在地を調べる方法を、初心者にもわかりやすく解説します。
Gmailで送信者の所在地を追跡する方法
正直に言えば、Gmailでメール送信者の所在地を特定するのは、それほど難しい作業ではありません。必要なのは、メールヘッダーに記載されている差出人のIPアドレスを見つけ出すことだけです。IPアドレスが分かれば、あとは無料の追跡ツールを使って所在地を割り出せます。
注意: Yahoo!メールやMicrosoft Outlookなどの一般的なメールサービスから送信されたメールには、ヘッダーに差出人のIPアドレス情報が含まれています。一方、Gmailの場合は、その情報が含まれている場合と含まれていない場合がある点に留意してください。
IPアドレスを使って送信者の所在地を調べる手順
1. まずは、メールアドレスとパスワードを使ってGmailアカウントにサインインします。

2. 次に、差出人の所在地を調べたいメールをクリックして開きます。
3. 返信ボタンの横にある下向き矢印(▼)をクリックし、ドロップダウンメニューから「元のメッセージを表示」を選択します。

4. 新しいタブが開き、メールの詳細な技術情報が表示されます。ここで必要なのは差出人のIPアドレスだけなので、「Received: From」という文字列を探しましょう。キーボードのCtrl+F(MacではCommand+F)でページ内検索を使えば、より素早く見つけられます。

5. 差出人のIPアドレスを見つければ、作業は半分完了です。次に、そのIPアドレスをもとに位置情報を調べます。IPアドレスの所在地を検索できるサービスやツールは数多くありますが、本記事では「IP-Tracker.org」というサイトを使用します。
6. サイトを開いたら、検索バーにIPアドレスを入力してEnterキーを押します。すると、差出人の国名や都市名といった所在地のほか、タイムゾーン、IDD(国際電話識別番号)、ISP(インターネットサービスプロバイダ)などの詳細情報が一覧で表示されます。
所在地を確認したあとの判断ポイント
送信者の所在地が分かれば、そのメールに返信すべきかどうかを冷静に判断できるようになります。また、見知らぬ差出人から届いたメールが本物なのか、それともスパム(フィッシング詐欺)なのかを見極める際にも大きな助けになります。
今後、連絡先リストに登録されていない個人や団体からメールを受け取ったときは、メールヘッダーで送信場所を確認し、その信頼性をチェックする習慣をつけましょう。例えば、差出人が「アメリカから送信した」と主張しているのに、IPアドレスの解析結果がまったく別の国を示しているような場合は、なりすましの可能性が高いため、返信する前に十分に注意してください。
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