Wordで重要なファイルを失った?失われた文書を回復・復元する方法を徹底解説
Microsoft Wordで文書を作成中にアプリケーションが突然クラッシュするのは、最も恐ろしい出来事の一つです。通常、その瞬間に作業していた重要な文書が失われてしまったように感じるでしょう。
かつてはファイルが永久に失われることを意味しましたが、近年のバージョンでは、失われた作業の一部を自動的に回復できるようになっています。この記事では、Office 365アプリの深掘りシリーズとして、Microsoft Wordで失われたファイルを回復または復元する具体的な方法を詳しく解説します。
自動回復(AutoRecover)機能を有効にする方法
Microsoft Wordで失われたファイルを回復する最も簡単な方法の一つが、自動回復(AutoRecover)機能の活用です。通常はデフォルトで有効になっていますが、無効になっている場合は簡単にオンにできます。「ファイル」→「オプション」→「保存」の順に進み、「○分ごとに自動回復用情報を保存する」にチェックが入っていることを確認してください。さらに重要なのが、「保存せずに終了した場合、最後に自動回復されたバージョンを保持する」にもチェックを入れておくことです。
ただし、回復されるファイルは、Wordがクラッシュした時点で作業していた最新の内容と異なる場合がある点に注意が必要です。保存は設定した自動回復の間隔に基づいて行われるため、念のため「○分ごとに自動回復用情報を保存する」の分数を短めに調整しておくと安心です。

「ドキュメントの回復」作業ウィンドウを活用する
Microsoft Wordがクラッシュした場合、アプリを再起動すると「ドキュメントの回復」ウィンドウが表示されるはずです。このウィンドウには、ファイル名と最後に自動保存された日時が一覧で表示されます。基本的にはリスト内の最新のファイルを選択するのがベストですが、各ファイルを個別にクリックして開き、内容を確認することも可能です。
ファイルをクリックして開けば、まるでWordがクラッシュしなかったかのように、そのまま作業を続けられます。誤って「閉じる」を押してしまった場合でも、後で再度ファイルが表示されます。また、必要に応じて「後で表示する」を選択したり、不要になったファイルを削除したりすることもできます。

保存済みファイルを手動で回復する
以前に一度保存したファイルがあり、その後にWordがクラッシュした場合でも、最後に作業していたバージョンに戻ることができます。まず対象のファイルを開き、「ファイル」→「情報」の順にクリックします。次に、「ドキュメントの管理」の下にある「(保存せずに閉じた場合)」というラベルの付いたファイルをクリックしてください。上部のバーに表示される「復元」をクリックすれば完了です。また、「比較」をクリックすれば、ファイルの異なるバージョン同士を比較することもできます。

未保存のファイルを手動で回復する
Wordがクラッシュした際にまだ一度も保存していなかったファイルでも、回復できる可能性があります。「ファイル」→「情報」→「ドキュメントの管理」→「未保存の文書の回復」の順にクリックしましょう。エクスプローラーから目的のファイルを選択し、「開く」をクリックします。画面上部に警告プロンプトが表示されたら、必ず「名前を付けて保存」をクリックしてファイルを保存してください。

面倒を避けるならOneDriveへの保存がおすすめ!
自動回復やWordファイルの復元といった手間を最初から回避したいなら、ファイルをOneDriveに保存するのが最良の方法です。OneDriveを利用すれば、変更内容が自動的に保存され、ファイルの「バージョン履歴」機能を使ってすべての変更履歴を確認できます。どのパソコンからでも、あるいはWebブラウザ経由でもアクセス可能で、手動保存を気にする必要はありません。自動保存は通常数秒ごとに行われるため、より安心して作業に集中できるでしょう。
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