動画を再生・視聴するとWindowsパソコンがシャットダウンする原因と8つの対処法
WindowsパソコンでYouTubeの動画を視聴しているときや、メディアプレイヤーで動画を再生しているときに、オンライン・オフラインを問わず突然シャットダウンしてしまう場合は、この記事が役立つかもしれません。本記事では、動画再生中にPCが落ちてしまう問題の主な原因と、その解決策をわかりやすく解説します。
動画再生中にパソコンがシャットダウンするときの対処法
WindowsのデスクトップPCやノートPCが動画の再生中にシャットダウンしてしまう場合、以下の方法のいずれかが問題の解決につながる可能性があります。ご自身の状況に当てはまるものを順番に試してみてください。
- グラフィックカードとドライバーの確認
- 電源ユニット(PSU)の交換
- マルウェアのスキャン
- CPU・GPU温度の監視
- アプリの電力使用量の確認
- イベントビューアーでエラーを確認
- クリーンブート状態でのトラブルシューティング
- 故障したメモリ(RAM)の点検
それでは、それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
1. グラフィックカードとドライバーを確認する
このトラブルはグラフィック関連の問題であることが多いため、まずはパソコンに搭載されているグラフィックカードを確認しましょう。可能であれば、別のパソコンにグラフィックカードを取り付けて、同じ症状が発生するかどうかをテストしてみてください。別のPCでも同様の問題が起きる場合は、修理のためにサービスセンターへの持ち込みを検討しましょう。その前に、グラフィックドライバーの再インストールや最新版への更新も試しておくことをおすすめします。
2. 電源ユニット(PSU)を交換する
PSU(Power Supply Unit)とは電源ユニットのことで、パソコンを起動するために不可欠な部品です。このハードウェアがないと、そもそもPCの電源を入れること自体ができません。つまり、PSUに何らかの不具合があると、パソコン全体に影響が及ぶ可能性があります。古いPSUを新しいハードウェアと組み合わせて使っている場合は、より高性能なものへ交換・アップグレードする絶好のタイミングです。PSUには、パソコン内のすべてのハードウェアに十分な電力を供給できる容量が必要です。容量不足のままでは、同じ問題が繰り返し発生します。自信がない場合は、無理せず専門家に相談することをおすすめします。
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3. マルウェアをスキャンする
マルウェアやアドウェアが原因でこの問題が発生することもあります。近年、攻撃者はユーザーの体験を妨害するためにさまざまな手法を使っており、定期的なスキャンが重要になっています。ウイルススキャンはそれほど時間もかからず、無料で実施できます。Windows Defenderでは不十分だと感じる場合は、Kasperskyなどのサードパーティ製ウイルス対策ソフトの導入も検討してみてください。
4. CPU・GPUの温度を監視する
CPUやGPUの温度を確認できるサードパーティ製ソフトは多数ありますが、まずはWindows標準搭載の「パフォーマンスモニター」ツールを活用するのがおすすめです。また、多くのPCメーカーは温度などの詳細情報を表示できる専用ユーティリティを提供しています。これらのツールを使って、CPUやGPUの温度が許容範囲を超えていないかをチェックしましょう。もし基準値を超えている場合は、症状が悪化する前にメーカーに相談してください。
5. アプリの電力使用量を確認する
Google ChromeなどブラウザでYouTubeを見ている場合、タスクマネージャーに該当アプリの項目が表示されます。ここで「電力使用量」と「電力使用量の傾向」の列を確認しましょう。オフラインで動画を見ている場合も、使用中のメディアプレイヤー名がタスクマネージャーに表示されます。「非常に低い」「低い」「中程度」と表示されていれば心配ありません。しかし「非常に高い」と表示されている場合は、以下の対策を実行してください。
- すべての拡張機能を無効化する
- 開いているすべてのタブを閉じる
- ブラウザを再起動する
- ブラウザ独自のタスクマネージャー機能があれば使って、負荷の原因となっているプロセスを特定して終了させる
- ブラウザを最新バージョンに更新する
6. イベントビューアーでエラーを確認する
イベントビューアーには、システム上で発生したすべてのイベントが詳細に記録されており、後から確認できます。Windows Updateクライアントの不具合から、動画再生中のシャットダウンまで、さまざまなエラー情報が記録されています。たとえば、問題解決の手がかりとなる「イベントID」が確認できることもあります。イベントIDを調べておくと、インターネットで検索したりサポートに問い合わせたりする際に、より具体的な調査が可能になります。
7. クリーンブート状態でトラブルシューティングを行う
この問題は、不具合のあるドライバーやハードウェアが原因で発生することがあります。クリーンブートを実行すれば、その原因を切り分けられます。手順はとてもシンプルで、サードパーティ製ソフトを追加インストールする必要もありません。Windows 10でクリーンブートを実行する詳しい手順は、Microsoft公式のチュートリアルなどを参照してください。クリーンブート自体は問題を直接解決するものではありませんが、原因がドライバーにあるのかどうかを確認し、問題の元凶を特定するのに役立ちます。
8. 故障したメモリ(RAM)を疑う
RAMの故障は、こうした問題を頻繁に引き起こす要因の一つです。ブルースクリーン(BSOD)のエラーメッセージに「memory(メモリ)」に関する記述が含まれている場合は、RAMの交換が必要な可能性が高いでしょう。また、速度の異なる2枚のメモリを混在して使用している場合にも、同様の問題が発生することがあります。
以上の方法のいずれかが、問題の解決に役立つことを願っています。
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