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Windows 10で「重要なシステムプロセス C:\WINDOWS\system32\lsass.exe が失敗しました」と表示される場合の対処法

Windows Updateをインストールした直後、Windows 10デバイスの再起動時に「重要なシステムプロセス C:\WINDOWS\system32\lsass.exe が失敗しました」というエラーメッセージが表示されて困っていませんか?本記事では、この問題を緩和するために試せる対処法をご紹介します。

Windows 10で「重要なシステムプロセス C:\WINDOWS\system32\lsass.exe が失敗しました」と表示される場合の対処法

lsass.exeエラーの主なパターンとステータスコード

このエラーは、異なるステータスコードとともにさまざまな形で発生します。以下は、このエラーが発生した際に表示される代表的なエラーメッセージと、対応するステータスコードです。

  • ステータスコード c0000008
  • ステータスコード c0000354
  • ステータスコード 80000003

いずれの場合もメッセージ内容は共通しており、「重要なシステムプロセス C:\WINDOWS\system32\lsass.exe がステータスコード(各コード)で失敗しました。マシンを今すぐ再起動する必要があります。」という趣旨の警告が表示されます。

LSASSとは何か?エラー発生時の挙動

LSASS(Local Security Authority Subsystem Service/ローカルセキュリティ機関サブシステムサービス)は、Windowsシステムにおけるセキュリティポリシーの適用を担う極めて重要なプロセスです。具体的には、以下のような処理を担当しています。

  • セキュリティログへのエントリ追加
  • ユーザーのログイン認証
  • パスワード変更の処理
  • アクセストークンの作成

LSASSが失敗すると、ユーザーはマシン上の利用可能なすべてのアカウントへ即座にアクセスできなくなり、エラーが表示されたうえで強制的に再起動が行われます。その際、デスクトップには以下のような警告が表示されます。

Your PC will automatically restart in one minute(PCは1分後に自動的に再起動します)

「重要なシステムプロセス lsass.exe が失敗しました」エラーの解決策

新しいWindows Updateのインストール後にWindows 10でこの問題が発生した場合は、以下のいずれかの対処法を試すことで症状を緩和できる可能性があります。

  1. 問題のある更新プログラムをアンインストールし、再インストールをブロックする
  2. 高速スタートアップを無効にする

それでは、それぞれの手順について詳しく見ていきましょう。

対処法1:問題のある更新プログラムをアンインストールしてブロックする

この方法では、まず問題の原因となっている更新プログラムをアンインストールし、その後Windows Updateからその更新をブロックすることで、同じファイルが再ダウンロード・再インストールされるのを防ぎます。

ただし、この対処法には注意点があります。累積更新プログラム(Cumulative Updates)をアンインストールすると、その更新で提供されていたセキュリティ問題への対策も一緒に削除されてしまい、Windows 10デバイスが脆弱性のリスクにさらされる可能性があります。そのため、この方法はあくまで暫定的な回避策として位置づけられています。

関連トピック: lsass.exeが終了した場合や、CPU・ディスク使用率が高くなる問題について

対処法2:高速スタートアップを無効にする

Windows 10の高速スタートアップ機能は、対応するハードウェア環境ではデフォルトで有効になっています。この機能は、PCのシャットダウン後の次回起動を速くするために設計されたもので、シャットダウン操作を行ってもPCは完全に電源を切るのではなく、休止状態に近い状態へ移行します。

この仕組みがlsass.exeの不具合を引き起こしているケースもあるため、高速スタートアップを無効化することで問題が改善する場合があります。

なお、Microsoftによる公式の修正プログラムは、今後数週間以内に提供される可能性があります。

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