Windows 11/10で「ヘルスレポートが利用できません」と表示される場合の対処法
Windows 11/10のWindowsセキュリティ(Windows Defender セキュリティセンター)で、「ヘルスレポートが利用できません」というメッセージが表示されることがあります。本記事では、このエラーの原因と具体的な解決策をわかりやすく解説します。
ヘルスレポートは、PCの全体的な状態をひと目で把握できる便利な機能です。Windows Update、ストレージ容量、デバイスドライバー、バッテリー寿命などに問題がないかを自動的にチェックし、結果を表示します。すべて正常であれば、緑色のチェックマークとともに「問題はありません」と表示され、何かしらの問題が検出された場合には通知が行われます。
Windows 11/10でヘルスレポートが利用できないときの対処法
このメッセージは一時的に表示されることも少なくありません。実際、数日後に改めて確認してみると、特に何もしていないのにエラーメッセージが消え、正常なステータスが表示されるケースがあります。これは、システムがバックグラウンドで情報を収集している最中である可能性が考えられます。
ただし、1週間以上経ってもメッセージが消えない場合は、以下の2つの方法を順番に試してみてください。
方法1:Windows Updateの手動実行とDefenderオフラインスキャン
まず、「設定」>「更新とセキュリティ」>「Windows Update」を開き、「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックして、手動でWindows Updateを実行します。最新の更新プログラムが適用されていないことが原因の場合、これだけで問題が解消することがあります。
続いて、Windows Defenderのオフラインスキャンを実行しましょう。Windowsセキュリティを開き、「ウイルスと脅威の防止」をクリックし、青色の「高度なスキャン」リンクを選択します。ここに「Microsoft Defender オフライン スキャン」のオプションが表示されるので、実行してください。オフラインスキャンは、起動前にシステムをスキャンするため、通常のスキャンでは検出できないマルウェアにも対応できます。
方法2:パフォーマンスモニターでシステム診断レポートを手動生成する
パフォーマンスモニターを使ってシステムの状態レポートを生成するには、WinXメニュー(Windowsキー+X)から「ファイル名を指定して実行」を開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
perfmon /report
このコマンドを実行すると、Perfmon(パフォーマンスモニター)が約60秒間かけてシステムデータを収集し、以下のような項目を総合的にチェックします。
- オペレーティングシステムの属性の確認
- ディスクチェック – ディスクの状態確認
- セキュリティセンターのテスト – セキュリティ関連情報の状態確認
- ユーザーアカウント制御(UAC)
- Windows Updateの状態確認
- システムサービスの状態確認
- ハードウェアデバイス・ドライバーおよびWindows Management Infrastructure対応デバイスの確認
処理が完了すると、診断結果の一覧が表示されます。レポートには検出された問題点と推奨される解決策も示されるため、指摘された項目があれば事前に対処しておきましょう。
その後、PCを再起動して、ヘルスレポートが正常に表示されるかどうかを確認します。
これらの対処法がうまくいけば、ヘルスレポートの各項目が正しく表示され、PCの健康状態を再び確認できるようになります。
なお、Windowsセキュリティセンターで「このデバイスの画面の明るさが最大に設定されています。バッテリー寿命に影響する可能性があります」というメッセージが表示される場合は、設定から画面の明るさを調整することで解消できます。
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