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【解決方法】リモートデスクトップライセンスサーバーが利用できないためリモートセッションが切断されるエラーの対処法

リモートデスクトップ セッションホスト(RDSH)は、リモートデスクトップサービス(RDS)のロールの一つで、Windowsアプリケーションやデスクトップをホストする役割を担います。ユーザーはリモートデスクトップ接続を使ってこれらにアクセスできます。また、リモートデスクトップサービスのライセンスサーバーは、ユーザーやデバイスがRDセッションホストへアクセスする際に、クライアントアクセスライセンス(CAL)を発行します。

しかし、ユーザーが接続を試みた際に、次の2つの問題に直面することがあります。1つ目は「利用可能なリモートデスクトップライセンスサーバーがない」という問題、2つ目はセキュリティ上の問題による「アクセス拒否」です。表示されるエラーメッセージは以下のとおりです。

ライセンスを提供するために使用できるリモートデスクトップライセンスサーバーがないため、リモートセッションが切断されました。

本記事では、リモートデスクトップライセンスサーバーが見つからない問題を中心に解説しますが、セキュリティの問題が原因である場合の対処法についてもご紹介します。まず、問題の原因を特定しましょう。そのためには、ドメイン管理者としてRDセッションにサインインし、「RDライセンス診断ツール」を開く必要があります。

リモートデスクトップライセンスサーバーが見つからない原因

  1. ライセンスサーバーの構成不足: 診断ツールに「RDSHの猶予期間が期限切れになった」旨のメッセージが表示され、かつサーバーにライセンスサーバーが構成されていない場合があります。また、「ライセンスサーバー<コンピューター名>が利用できない」というメッセージとともに、ネットワーク接続の問題やサービスの停止などが指摘されることもあります。この場合は、RDライセンスサービスを構成する必要があります。
  2. ネットワーク/証明書の問題: ネットワークプロトコルやクライアントの切断に関するメッセージが表示され、その後にセキュリティエラーが発生する場合は、X509証明書のレジストリキーを更新する必要があります。

「ライセンスを提供するために使用できるリモートデスクトップライセンスサーバーがないため、リモートセッションが切断されました」への対処法

特定した原因に応じて、以下のいずれかの方法で問題を解決してください。

  • RDライセンスサービスの構成
  • X509証明書レジストリキーの更新
  • ライセンスサーバーおよびポリシーに関連するグループポリシーの有効化

1. RDライセンスサービスを構成する

RDライセンスサービスは、すべてのライセンスが有効であることを検証し、ライセンスを提供できる状態を維持する役割を果たします。以下の手順に従って、サーバーマネージャーから修正を行いましょう。

  1. サーバーマネージャーを開き、「リモートデスクトップサービス」に移動します。
  2. 「展開の概要」で「タスク」を選択し、「展開プロパティの編集」を選択します。
  3. 「リモートデスクトップライセンス」を選択し、展開に適したライセンスモード(「デバイスごと」または「ユーザーごと」)を選択します。
  4. RDライセンスサーバーの完全修飾ドメイン名(FQDN)を入力し、「追加」を選択します。
  5. 複数のRDライセンスサーバーがある場合は、手順4を各サーバーに対して繰り返します。

2. X509証明書レジストリキーを更新する

注意: レジストリを変更する作業が含まれるため、必ず事前にレジストリのバックアップを作成してください。万が一問題が発生した場合でも復元できるようにしておきましょう。バックアップ後、X509証明書のレジストリキーを削除し、コンピューターを再起動して、RDライセンスサーバーを再アクティブ化します。以下の手順を各RDSHサーバーで実行してください。

レジストリエディターを開き、次のパスに移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\RCM

レジストリメニューから「レジストリファイルのエクスポート」を選択します。「ファイル名」ボックスに「exported-Certificate」と入力し、「保存」を選択します。次に、以下の各値を右クリックして「削除」を選択し、確認画面で「はい」を選択して削除を実行します。

  • Certificate
  • X509 Certificate
  • X509 Certificate ID
  • X509 Certificate2

削除が完了したら、レジストリエディターを終了し、RDSHサーバーを再起動します。サーバーの再起動後、これらのキーは自動的に再生成されます。

3. グループポリシーを有効にする

この方法はスタンドアロンサーバーに適用されます。gpedit.mscを使用してサーバー上で以下のパスにある2つのポリシー設定を有効にします。

コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windowsコンポーネント\リモートデスクトップサービス\リモートデスクトップ セッションホスト\ライセンス
  • 「指定されたリモートデスクトップライセンスサーバーを使用する」— 有効にする
  • 「リモートデスクトップライセンスモードを設定する」— 有効にする

さらに、ライセンスモードの設定内容を確認し、RDライセンスサーバーのFQDNが正しく追加されているかチェックしましょう。また、セッションコレクションが作成されており、RDSHサーバーがそのグループに含まれていることも確認してください。

以上の方法により、「利用可能なリモートデスクトップライセンスサーバーがないためライセンスを提供できない」という問題を解決できるはずです。

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