Windows 11/10で「UNEXPECTED_KERNEL_MODE_TRAP」ブルースクリーンエラーが出たときの対処法
CPUがトラップや例外を発生させた際に、オペレーティングシステムのカーネルがそのトラップを正しく捕捉できないと、「UNEXPECTED KERNEL MODE TRAP」というエラーメッセージを伴うブルースクリーン(BSOD)が表示されます。このエラーのコードは0x0000007Fで、Intel CPUが生成したトラップをカーネルが捕捉できなかったことを意味します。最も一般的な原因は、故障したメモリによるハードウェア障害です。

UNEXPECTED KERNEL MODE TRAPエラーの修正方法
このエラーを解消するには、まず原因となりうる要素を一つずつ切り分けていく必要があります。内部パーツのホコリ汚れ、ハードウェアやソフトウェアの不具合、システムファイルの破損、ドライバーの非互換性などが、Windows 11/10/8/7でこのブルースクリーンが発生する要因として考えられます。以下に、効果的な対処法を順番に紹介します。
1. 新しく追加したハードウェア・ソフトウェアを確認する
最近パソコンに新しいハードウェアやソフトウェアを導入した場合は、それがエラーの引き金になっている可能性があります。主な原因は、各コンポーネント同士の互換性の問題です。
ソフトウェアの場合、Windows 10以降に正式対応しておらず、互換モードで動作しているケースがあります。ハードウェアの場合は、他のパーツとの相性が悪いこともあれば、デバイス自体が古すぎて対応するドライバーが現在のOSをサポートしていないこともあります。
また、プリンターやスキャナー、USBメモリなどの外付けデバイスをすべて取り外してからPCを再起動し、その後1台ずつ接続し直していくと、どのデバイスが原因かを特定できます。
加えて、クリーンブートを実行して手動で問題を切り分けるのも有効な方法です。
2. デバイスドライバーを最新版に更新する

インストールされているドライバーがWindows 10や11と互換性がない可能性も十分にあります。ドライバーの更新は難しくありません。デバイスマネージャーから個別に更新するか、各メーカーの公式サイトのダウンロードページから、現在より新しいバージョンのドライバーを入手してください。
特に優先的に更新をおすすめしたいのは、グラフィックスドライバー、ネットワークドライバー、チップセットドライバー、入力デバイス関連のドライバーです。
3. メモリ診断ツールでRAMをチェックする
Windows標準のメモリ診断ツールを使えば、簡単にRAMの状態を確認できます。
まず、作業中のデータをすべて保存します。次にWin + Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「mdsched.exe」と入力してEnterキーを押します。その後、パソコンを再起動してください。
再起動後、基本スキャンを実行するか、「詳細」オプションから「テストミックス」や「パス数」などを設定することも可能です。
F10キーを押すとテストが開始されます。
併せて、メモリリークの検出と修復を試みるのもよいでしょう。
4. BIOSでメモリキャッシュを無効化する
BIOSでメモリキャッシュを無効にするには、まずBIOSセットアップ画面を開きます。

次に「Advanced」→「Cache Memory」の順に進み、キャッシュ機能を「Disabled」に変更します。
最後にF10キーを押して設定を保存し、パソコンを再起動しましょう。
5. システムファイルチェッカー(SFC)を実行する
Win + Xキーを押すか、スタートボタンを右クリックして「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。UAC(ユーザーアカウント制御)の画面が出たら「はい」をクリックしてください。
コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押すと、システムファイルチェッカーが実行されます。
sfc /scannow
スキャンが完了したら、パソコンを再起動してください。
また、フリーツールの「FixWin」を使えば、ワンクリックでシステムファイルチェッカーを実行することもできます。

6. ハードウェアのホコリを掃除する
パソコン内部のパーツに溜まったホコリを掃除するのも効果的です。小型のブロワーを使うか、柔らかい布で優しく拭き取るのがおすすめです。作業中は湿気でパーツを傷めたり、基板や回路を破損させたりしないよう十分注意してください。

掃除は慎重に行いましょう。わずかな衝撃でもパソコンが動作しなくなり、修理費用が発生する恐れがあります。自信がない場合は、無理をせず専門の技術者に依頼するのが安全です。
本記事がお役に立てば幸いです!
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