Windows 10付箋(Sticky Notes)活用ガイド:使い方、書式設定、バックアップと復元のコツ
Windows 10/8/7の付箋(Sticky Notes)を日常的に使っている方なら、この記事で紹介する使い方、保存方法、文字装飾、バックアップ、復元のヒントやコツがきっと役立つはずです。さらに、以前に削除確認メッセージをオフにしてしまった場合に、それをもう一度表示させる方法も解説します。
付箋アプリは「信頼済みWindowsストアアプリ」になったため、バージョンによっては一部のヒントが利用できない場合があります。作業を始める前に、Windows 7からWindows 10へ付箋データを引き継ぐ方法についての記事も参考にしてみてください。

Windows 10での付箋の基本的な使い方
- 新しい付箋を開くには、スタートメニューの検索ボックスに「sticky」または「付箋」と入力してEnterキーを押します。
- サイズを変更するには、付箋の右下隅をドラッグします。
- 色を変更するには、付箋を右クリックしてお好みの色を選択します。Windows 10 バージョン1607以降では、上部に表示される「…」(3点リーダー)をクリックします。
- 新しい付箋を作成するには、左上隅にある「+」マークをクリックします。
- 付箋を閉じるには、タスクバーのアイコンを右クリックして「ウィンドウを閉じる」を選択します。その後、付箋を再び開くと以前のメモが表示され、Windowsパソコンを再起動しても、閉じたときと同じ内容・位置で復元されます。
- 付箋を削除するには、右上隅にある「×」マークをクリックします。Windows 10 バージョン1607以降では「ゴミ箱」アイコンをクリックします。
- Windows 10の付箋を使って、Cortanaのリマインダーを作成することもできます。
付箋を起動してメモを取り始めたら、以下のキーボードショートカットを使ってテキストの書式を自由に整えることができます。
対象のテキストを選択してから、目的のキーを押してください。
- 太字:Ctrl+B
- 斜体:Ctrl+I
- 下線:Ctrl+U
- 取り消し線:Ctrl+T
- 箇条書き:Ctrl+Shift+L
- 文字サイズを大きく:Ctrl+Shift+>
- 文字サイズを小さく:Ctrl+Shift+<
- Ctrl+Shift+Lを押すたびに(1〜5回)リストのスタイルが切り替わります。例:ローマ数字にするには、Ctrl+Shift+Lを5回押します。
- 選択した英字の大文字・小文字を切り替え:Ctrl+Shift+A
- 右揃え:Ctrl+R
- 中央揃え:Ctrl+E
- 左揃え:Ctrl+L
- 1行間隔:Ctrl+1
- 2行間隔:Ctrl+2
- 1.5行間隔:Ctrl+5
もちろん、Ctrl+A(すべて選択)、Ctrl+C(コピー)、Ctrl+V(貼り付け)といった定番のショートカットも通常どおり使えます。他にも便利なショートカットをご存じでしたら、ぜひコメント欄でシェアしてください!
付箋のバックアップ・保存・復元方法
Windows 10 Anniversary Update(バージョン1607)以降、付箋は信頼済みWindowsストアアプリになったため、従来の手順ではうまくいかないことがあります。Windows 10 1607以降で付箋をバックアップするには、以下の手順を実行してください。
まず、次の場所からすべてのファイルとフォルダーを別の場所にコピーします。
%UserProfile%\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftStickyNotes_8wekyb3d8bbwe
具体的には、メモのデータはSQLite形式のファイルplum.sqliteとして保存されており、以下のフォルダーに格納されています。
%UserProfile%\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftStickyNotes_8wekyb3d8bbwe\LocalState
このplum.sqliteファイルを別の場所にコピーしてバックアップすれば、同じPCはもちろん、別のWindows 10 PCへの復元にも使用できます。
それ以前のバージョンをお使いの場合は、次のファイルを別の場所にコピーすることで付箋をバックアップできます。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Sticky Notes\StickyNotes.snt
隠しファイルやシステムファイルを表示するには、フォルダーオプションの設定変更が必要になる場合があります。
復元するには、デスクトップ上の付箋をいったん削除した後、バックアップしておいたファイルを次のフォルダーにコピー&ペーストします。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Sticky Notes フォルダー
付箋が起動時に自動的に立ち上がらない場合
Windowsのシャットダウン時に付箋がデスクトップ上で開いていた場合は、次回の起動時に自動的に再表示される仕組みになっています。何らかの理由でこれが機能しないときは、付箋のデスクトップショートカットを作成し、Windowsのスタートアップフォルダーに配置しましょう。ショートカットの場所フィールドには %windir%\system32\StikyNot.exe を指定します。
付箋の削除確認メッセージを再度表示させる方法
削除操作の際に「今後このメッセージを表示しない」を選択して確認ダイアログを無効化したけれど、やっぱり確認画面を表示させたい――そんなときは、以下の手順で元に戻せます。

レジストリエディターを開き、次のキーへ移動します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Applets\StickyNotes
「PROMPT_ON_DELETE」という値を削除するか、値のデータを「1」に設定します。
Windowsレジストリを直接編集するのが不安な方は、フリーソフト「FixWin」をダウンロードすれば、手軽かつ迅速にこの問題を修正できます。
付箋のフォントを変更する
Windowsでは標準で「Segoe Print」フォントが使われますが、付箋アプリでは既定フォントの変更は正式にはサポートされていません。代わりの方法として、Wordなどのテキストエディターでお好みのフォントで文章を入力し、それを付箋にコピー&ペーストしてみてください。付箋にはそのフォントでテキストが表示されるはずです。
Windows 10の付箋 v3.0の新機能

付箋 v3.0では、メモの同期、Outlookへのエクスポートなど、さらに多くの機能が利用できるようになりました。
「アカウントを確認してください。現在Sticky Notesを利用できません」というメッセージが表示される場合は、関連のトラブルシューティング記事をチェックしてみてください。
また、無料の付箋ソフトを活用すれば、Windowsでメモにパスワード保護をかけることも可能です。大切な情報を守りたい方はぜひ試してみてください。
-
Windows 8でアプリデータをバックアップ・復元する方法|無料ツールと手動バックアップの手順
パソコンのデータバックアップは、定期的に行うべき重要なタスクです。スマートフォンでもパソコンでも、個人データだけでなくアプリのデータも含めてバックアップしておくことが大切です。Windows 8には「PCの更新(Refresh)」機能が搭載されており、この機能を使えばWindowsストアアプリとアプリデータを保持したまま、初期設定の状態に戻すことができます。 しかし、Windowsをクリーンインストールしたい場合はどうでしょうか。再インストールを行うと、システムにインストールされていたアプリやアプリデータはすべて失われてしまいます。カスタマイズした設定内容も、アプリ内に保存されていたデータも消
-
Windows 11でシステムの復元を使う方法!復元ポイントの作成から復元手順まで徹底解説
Windowsの「システムの復元」機能は、トラブルシューティングにおいて非常に役立つ機能です。システムの復元を活用すれば、デバイスを以前の状態にロールバックし、チェックポイント以降に行われた変更をすべて取り消すことができます。PCに何か問題が発生した際に、すぐに正常な状態へ戻せる、まさに救世主のような機能です。よくあるエラーやバグのトラブルシューティング、誤って変更した設定の修正、不具合の解消など、あらゆる場面でシステムの復元は威力を発揮します。本記事では、Windows 11でシステムの復元を使う方法をわかりやすく解説します。ぜひ事前にマスターして、トラブルに備えておきましょう。システムの復