Windows付箋アプリ「Sticky Notes」で生産性アップ!覚えておきたい4つの活用テクニック

Windowsパソコンでの情報整理といえば、真っ先に思い浮かぶのはEvernoteやOneNoteでしょう。しかし、Sticky Notes(付箋)はもっと手軽に、デスクトップ上に直接メモを取れるのが大きな魅力です。かつては非常にシンプルな機能しかありませんでしたが、現在ではクラウド同期をはじめ、便利な機能が数多く追加されています。
ここでは、Windowsに標準搭載されたこのメモアプリを最大限に活用するためのおすすめテクニックをご紹介します。
基本操作をおさらい
Sticky NotesはWindows 7以降に標準搭載されており、「スタート」ボタンをクリックして「付箋」と入力するだけで簡単に起動できます。Sticky Notes 3.0以降では、初回起動時にすべてのメモが一覧表示されるメイン画面が開き、上部の検索バーから特定の内容を素早く見つけられます。この一覧が邪魔に感じる場合は閉じて、個別の付箋ウィンドウだけを使うことも可能です。
まずは基本の操作方法から確認しましょう。
- 新しい付箋を作成する:付箋ウィンドウの左上にマウスを合わせると表示される小さな「+」記号をクリックします。

- 付箋の色を変更する:付箋の右上にマウスを合わせると表示される三点リーダー(…)アイコンをクリックします。

- 付箋のサイズを変更する:任意の端を左クリックしながらドラッグします。
1. OneNoteと同期してマルチデバイスで使う
Sticky Notesの最新かつ最良の機能の一つが、メモをクラウドに同期できることです。利用にはMicrosoftアカウントと、主要なPC・モバイルプラットフォーム向けに無料で提供されている高機能ノートアプリ「OneNote」が必要です。
準備ができたら、複数のデバイス間で付箋を同期してみましょう。Sticky Notesを開き、すべてのメモが一覧表示されるメインウィンドウを表示します(閉じている場合は、任意の付箋の右上にある三点リーダーアイコンをクリックし、「ノートの一覧」を選択してください)。
次に、ノート一覧の右上にある歯車アイコンをクリックし、「サインイン」からMicrosoftアカウントの情報を入力してサインインします。

これで完了です。付箋が各デバイスのOneNoteアプリに表示され、どのデバイスからでも編集できるようになります。
2. Windows起動時に自動で立ち上げる
Windowsの起動時にデスクトップへ付箋が表示されていれば、日々の情報管理がぐっと快適になります。設定方法は主に2つあります。
- 使用後もSticky Notesを開いたままにしておくと、次回PC起動時にもそのまま表示されます。
- または、スタートメニューからSticky Notesを探してデスクトップへドラッグし、ショートカットを作成。そのショートカットをスタートアップフォルダー(C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\StartUp)に移動します。

これで、Windowsを起動するたびにSticky Notesが自動的に開くようになります。
3. キーボードショートカットで効率化
デフォルトでは、Sticky Notesのテキストはシンプルな手書き風フォントで表示され、書式設定のボタンは見当たりません。しかし、実はMS Wordでおなじみの書式設定ショートカットがそのまま使えるのです。覚えておきたい主なショートカットは以下の通りです。
- Ctrl + B - 太字
- Ctrl + I - 斜体
- Ctrl + T - 取り消し線
- Ctrl + U - 下線
- Ctrl + Shift + L - 1回で箇条書き、2回で番号付きリスト、3回で英小文字リストなど、リスト形式を順に切り替え
- Ctrl + A - すべて選択
- Ctrl + Shift + A - 大文字・小文字の切り替え
- Ctrl + L - 左揃え
- Ctrl + R - 右揃え
- Ctrl + E - 中央揃え
- Ctrl + 1 - 行間を1行に設定
- Ctrl + 2 - 行間を2行に設定
- Ctrl + 5 - 行間を1.5行に設定

4. 削除したメモを復元する
Sticky Notesは、モニターの枠に貼る本物の付箋と同じように、気軽に使えて捨てても惜しくない存在です。クラウド同期機能の登場により、従来のローカルでのバックアップ・復元手段はほぼ不要になりました。
ただし、大型アップデート「3.0」より前のバージョンからSticky Notesを使っていた場合、旧バージョンが残した「.snt」ファイルからメモを復元できる可能性がわずかに残っています。
- エクスプローラーで「C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Sticky Notes」フォルダーを開きます。
- .sntファイルをメモ帳で開くと、削除済みメモのテキストが表示されます。
- 書式設定を多用していた場合は表示が読み取りにくいことがあるため、「書式 → 右端で折り返す」を選択すると見やすくなります。Ctrl + Fで目的のテキストを検索するのも有効です。
また、PCで定期的に復元ポイントを作成しているなら、.sntファイルを右クリックして「以前のバージョンの復元 → 以前のバージョン」を選択し、メモを削除する前の時点のファイルに戻す方法もあります。

まとめ
Sticky NotesはOneNoteのような本格的な情報整理ツールほど多機能ではありませんが、他のアプリでは真似できない「ワンクリックですぐ書ける」手軽さが最大の強みです。シンプルで飾り気のないこのアプリは、まさに名前の通りデジタル版の付箋と言えるでしょう。今回ご紹介したテクニックを活用すれば、この地味ながら頼れるWindows純正ツールを最大限に使いこなせるはずです。
この記事は2016年9月に初公開され、2019年1月に更新されました。
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