api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll / api-ms-win-crt-heap-l1-1-0.dll が見つからないエラーの対処法
Windowsパソコンでプログラムを開こうとした際に、「api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll が見つからないため、プログラムを開始できません」というエラーメッセージが表示されることがあります。これは、Visual C++ 再頒布可能パッケージの一部であるユニバーサルCRT(Universal CRT)のインストールに失敗しているか、api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll ファイルが紛失または破損していることを意味します。api-ms-win-crt-heap-l1-1-0.dll で同様のエラーが発生した場合も、同じ手順で対処できます。
このエラーは、Adobe製品、SmartFTP、Skype、Autodesk、CorelDRAW、Microsoft Office、XAMPPなどのプログラムを起動しようとしたときに発生することがあり、DLLエラーはファイルの読み込み時やアプリの起動時に現れます。
DLL(Dynamic Link Library:ダイナミックリンクライブラリ)とは、WindowsなどのOS上で動作するアプリケーションが利用する外部部品のことです。多くのアプリケーションは単体では完結しておらず、コードを複数のファイルに分割して保存しています。コードが必要になった時点で、該当するファイルがメモリにロードされて使用されます。OSやソフトウェアが必要なDLLファイルをアプリケーションのインストールフォルダ内で見つけられない場合、またはDLLファイルが破損している場合は、「DLLファイルが見つかりません」というメッセージが表示されます。
api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll / api-ms-win-crt-heap-l1-1-0.dll エラーの修正方法
作業を始める前に、まずWindows Updateを確認してOSを最新の状態にしてください。また、システムファイルチェッカー(SFC)を実行して、破損している可能性のあるシステムファイルを修復することも有効です。エラーが発生しているプログラム自体を再インストールすることで解決するケースもあります。それでも改善しない場合は、以下の5つの方法を順番に試してみてください。
- インストール済みの Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージを修復する
- DLLファイルを再登録する
- ユニバーサルCランタイム(Universal C Runtime)の更新プログラムを適用する
- Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージの更新プログラムをインストールする
- Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio をインストールする
1. インストール済みの Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージを修復する

インストールの破損や不完全なアップデートが原因の場合は、Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージの修復が必要です。
すでに Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージをインストールしているのにエラーが表示される場合は、パッケージの修復を試みてください。手順は以下のとおりです。
- コントロールパネルを開き、「プログラムと機能」に移動します。
- 「Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable (x64)」(64ビット版PCの場合)を見つけます。
- 右クリックして「変更」を選択します。
- 「修復」ボタンをクリックします。
関連記事: AppVIsvSubsystems32.dll が見つからずプログラムを開始できない場合の対処法
2. DLLファイルを再登録する
DLLファイルが実際にはパソコン上に存在しているのに、このエラーメッセージが表示され続ける場合は、DLLファイルを再登録することで解決できることがあります。
一方、DLLファイルが見つからない場合に、Web上からDLLファイルをダウンロードして特定のフォルダに配置する方法は、根本的な解決策ではありません。試すことはできますが、効果が得られない可能性が高いだけでなく、悪意のあるファイルをダウンロードするセキュリティリスクもあるため注意が必要です。
3. ユニバーサルCランタイムの更新プログラムを適用する
Microsoftの公式サイトから「Update for Universal C Runtime(ユニバーサルCランタイムの更新プログラム)」をダウンロードします。ランタイムコンポーネントをインストールした後、パソコンを再起動して問題が解決したかどうかを確認してください。なお、Windows 10以降では、ユニバーサルCRTはOSの一部として標準搭載されています。
4. Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージの更新プログラムをインストールする
上記の方法で解決しない場合は、Microsoftのサイトから Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージの更新プログラムをインストールする必要があります。ダウンロード時には、お使いのWindowsのバージョン(64ビット版か32ビット版)を必ず選択してください。インストール時の不具合や失敗を避けるため、画面の指示に慎重に従って進めてください。
5. Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio をインストールする
Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージと同様に、一部のプログラムは Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2017 を利用しています。こちらのパッケージのインストールが必要な場合もあります。パッケージはMicrosoftの公式ページから入手できます。
これらの解決策を順番に試して、どれかが問題の解決につながるか確認してください。それでも解決しない場合は、イベントビューアーやログファイルを確認すると、エラーの詳細な原因を特定できることがあります。
API-MS-Win-CRT-heap-l1-1-0.dllとは何ですか?
API-MS-Win-CRT-heap-l1-1-0.dll は、Visual C++ 再頒布可能パッケージの一部であるユニバーサルCRT(Universal CRT)のファイルです。再インストールの最も確実な方法は、Visual C++ 再頒布可能パッケージのインストールを修復することです。
API-MS-Win-CRT-runtime-l1-1-0.dll はどこにある?
API-MS-Win-CRT-runtime-l1-1-0.dll も、Visual C++ 再頒布可能パッケージの一部であるユニバーサルCRTのファイルで、System32 フォルダ内に格納されています。
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