Windows 10でクラウドクリップボードが同期しない・動作しないときの対処法
Windows 10に搭載された新しいクラウドクリップボードは、クラウド技術を活用した便利な機能です。Microsoftアカウントでサインインしていれば、テキストやファイルを別のWindows 10デバイスとの間で同期できるため、複数のPCを使う方にとって非常に重宝します。
ただし、この同期機能は初期状態では無効になっています。クリップボードの履歴を利用するには、クリップボードの設定ページで手動で有効化する必要があります。設定を有効にしていても、クリップボードの同期が突然失敗することもあります。そのような症状にお悩みの方は、以下の方法をお試しください。

作業を始める前に、クラウドクリップボード履歴機能の基本的な使い方についても目を通しておくと理解が深まります。
クラウドクリップボード履歴が動作しない場合の修復手順
ここでは、レジストリエディターを使用する方法を紹介します。レジストリの誤った編集はシステムに影響を与える可能性があるため、必ず事前にバックアップを取り、慎重に操作を進めてください。
1. レジストリエディターを起動する
「Win + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。空欄に「regedit.exe」と入力し、「Enter」キーを押します。
2. 対象のキーへ移動する
レジストリエディターが起動したら、以下のパスへ移動し、該当するキーを展開します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\
表示された一覧から「System」フォルダーを選択します。
3. DWORD値を確認・変更する
右側ペインの空いている部分をクリックし、以下の3つのDWORD値が存在するかどうかを確認してください。
- EnableActivityFeed
- PublishUserActivities
- UploadUserActivities
これらの値が「0」に設定されている場合は、それぞれの値データを「1」に変更します。
もしレジストリエディター内にこれらのエントリが見つからない場合は、新規に作成する必要があります。右側ペインの空いている領域を右クリックし、「新規」>「DWORD (32ビット) 値」を選択して、各エントリを作成したうえで値データを設定してください。
4. PCを再起動して変更を反映させる
設定が完了したら、PCを再起動して変更を有効にします。再起動後、「Ctrl + V」によるクリップボード履歴の同期が正常に動作するようになるはずです。
実際に問題が解決したケース
筆者の環境でも、同期が停止しているにもかかわらず、EdgeブラウザーからアクセスできるMicrosoftのプライバシーページ上にアクティビティが表示され続けるという現象が発生しました。上記の手順を実行したところ、問題は無事に解消されました。同じ症状でお困りの方は、ぜひ一度お試しください。
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