dxgkrnl.sysのブルースクリーンエラーを修正する方法【Windows 11/10対応】
dxgkrnl.sysは、Microsoft DirectXのグラフィックスドライバーに関連する重要なシステムファイルです。DirectXは、3DゲームやHD動画など、負荷の高いマルチメディアアプリケーションにハードウェアアクセラレーションを提供するためにMicrosoftが開発した技術群です。
このシステムファイルに関連するブルースクリーンエラーは多岐にわたります。エラーが発生した場合、dxgkrnl.sysがマルウェアに感染している可能性もあります。システムファイルであるため、ウイルス対策ソフトに検出されずに見過ごされてしまうこともある点に注意が必要です。
dxgkrnl.sysに関連する主なストップエラー
- SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION
- BAD_POOL_HEADER
- STOP 0x0000000A:IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
- STOP 0x0000001E:KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED
- STOP 0x00000050:PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA
- THREAD_STUCK_IN_DEVICE_DRIVER
Windows 11/10でdxgkrnl.sysエラーを修正する7つの方法
- DirectX診断ツールを実行する
- DirectXを更新または再インストールする
- DISMコマンドを使用する
- ドライバーを更新する
- ブルースクリーントラブルシューティングツールを実行する
- NVIDIAコントロールパネルでSLIを無効化する
- NVIDIA Surroundをオフにする
1. DirectX診断ツールを実行する
前述のとおり、このエラーはDirectXのグラフィックスAPIに関係しています。まずは「Win + R」で「ファイル名を指定して実行」を開き、「dxdiag」と入力してDirectX診断ツールを起動し、問題がないか確認しましょう。
2. DirectXを更新・再インストールする
基本的な対処法として、DirectXの更新または再インストールが挙げられます。これにより、破損または互換性のないDirectXコンポーネントを正常なものに置き換えることができます。Microsoftの公式サイトから最新のDirectXランタイムをダウンロードして実行してください。
3. DISMコマンドを使用する
SFC(システムファイルチェッカー)で破損した可能性のあるシステムファイルを修復したり、DISMで破損したシステムイメージを修復したりできます。
まず、「Win + X」キーを押し、メニューから「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
続いて、以下の3つのコマンドを順番に1行ずつ入力して実行します。
Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
コマンドの実行が完了するまで待ちましょう。完了後はPCを再起動してください。必要に応じて「sfc /scannow」も併せて実行するとより効果的です。
4. ドライバーを更新する
OSとドライバーの非互換性が原因で、このような問題が発生することがあります。競合しているドライバーの更新またはロールバックを試みてください。Windows自体を最新の状態に更新することも有効です。
特に、グラフィックドライバーを一度アンインストールしてから再インストールすると改善する場合があります。NVIDIA、AMD、Intelなどの公式サイトから最新ドライバーを入手しましょう。
5. ブルースクリーントラブルシューティングツールを実行する
Windowsには、標準でさまざまなトラブルシューティングツールが搭載されています。これらは自動的に問題を検出・修復してくれる便利な機能です。
「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」からブルースクリーントラブルシューティングツールを実行します。スキャン完了後、変更を適用するためにPCを再起動してください。
6. NVIDIAコントロールパネルでSLIテクノロジーを無効化する
SLIはNVIDIA製グラフィックカードに搭載された技術で、複数のGPUを1台のPCで使用できるようにし、「Alternate Frame Rendering(AFR)」によってグラフィックパフォーマンスを向上させます。この対処法は、NVIDIA製グラフィックカードを使用している場合のみ有効です。
検索ボックスで「NVIDIA コントロールパネル」と入力して起動します。タスクトレイのNVIDIAアイコンを右クリックして選択することも可能です。
「3D設定」セクションに移動し、「SLI構成の設定」を選択します。
「SLIテクノロジーを使用しない」を選択し、ウィンドウ右下の「適用」をクリックします。
変更を反映させるため、PCを再起動してください。
7. NVIDIA Surroundをオフにする
この対処法も、NVIDIA製グラフィックカードを使用している場合のみ適用できます。
先ほどと同様にNVIDIAコントロールパネルを開き、左側のナビゲーションパネルから「3D設定」>「Surround、PhysXの構成」へと進みます。「Surround構成」セクションで、「ディスプレイをSurroundで拡張する」のチェックを外します。
最後に「適用」をクリックして「OK」を選択し、PCを再起動すれば完了です。
上記の対処法のいずれかがお役に立てたでしょうか。それでも解決しない場合は、メモリ診断ツールの実行やBIOSのアップデート、GPUの物理的な接触不良の確認なども検討してみてください。
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