Windows 11/10でNTFS_FILE_SYSTEMブルースクリーンエラー(0x00000024)を修正する方法
NTFS(New Technology File System)は、MicrosoftがWindows NT 3.1のリリースとともに導入したファイルシステムで、現在でもWindowsシステムにおいて標準的に使われている主要なフォーマットです。
NTFS_FILE_SYSTEMのバグチェックコードは0x00000024を示します。これは、NTFSドライブの読み書きを担当するドライバーファイルntfs.sysに問題が発生したことを意味します。

一部のWindows 10ユーザーからは、Windows Updateの適用後にこのエラーが表示されたという報告があります。また、ディスクの破損も有力な原因のひとつです。NTFSファイルシステム自体の破損や、ハードディスク上の不良ブロック(セクター)は、このエラーを引き起こす可能性があります。さらに、SATA/IDEドライバーの破損もディスクへの読み書きに悪影響を与え、エラーの原因となることがあります。
その他に考えられる主な原因は以下の通りです。
- ウイルスまたはマルウェアへの感染
- システムメモリの不足
- ドライバーの不具合
- システムファイルの破損・消失
- ハードディスクの物理的な損傷
NTFS_FILE_SYSTEMブルースクリーンの修正方法
この問題に直面している場合は、以下の対処法を順不同で試してみてください。
- CHKDSKを実行する
- ブルースクリーンオンライントラブルシューティングツールを実行する
- ウイルス対策スキャンを実行する
- ドライバー検証ツール(Driver Verifier)を実行する
- スタートアップ修復を実行する
- ブートマネージャーを再構築する
- ハードディスクドライバーを更新する
- SFCスキャンを実行する
- DISMスキャンを実行する
- ハードディスクを交換する
それでは、各対処法の手順を詳しく見ていきましょう。作業を始める前に、まずWindows 10を最新の状態に更新してください。Microsoftはこの問題に対する修正プログラムをすでにリリースしています。更新だけで解決すれば良いですが、解決しない場合は以下を読み進めてください。
注意:通常どおりログインできる場合はそのまま作業を進められますが、ログインできない場合は、セーフモードで起動するか、詳細スタートアップオプション画面を開くか、インストールメディアから起動してから操作を行ってください。
1] CHKDSKを実行する
CHKDSKの実行は、このBSODエラーを修正するために最も効果的とされる方法のひとつです。
CHKDSKを実行するには、以下の手順に従います。
- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- ダイアログボックスに
cmdと入力し、Ctrl + Shift + Enterを押して管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。 - コマンドプロンプトウィンドウで以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
chkdsk /x /f /r
次のようなメッセージが表示されます。
別のプロセスがボリュームを使用中のため、CHKDSKを実行できません。次回のシステム再起動時にこのボリュームのチェックをスケジュールしますか?(Y/N)
- キーボードのYキーを押し、コンピューターを再起動すると、CHKDSKがハードディスクのエラーをチェックして自動的に修復します。
CHKDSKが完了したら、問題が解決したかどうかを確認してください。これで通常は問題が解消されますが、解決しない場合は他の対処法を試してください。
2] ブルースクリーンオンライントラブルシューティングツールを実行する
Microsoftが提供するブルースクリーンオンライントラブルシューティングツールは、多くの場合、BSODエラーを自動的に診断・解決してくれます。
3] ウイルス対策スキャンを実行する
Windows Defenderまたは信頼性の高いサードパーティ製ウイルス対策ソフトを使って、システム全体のフルスキャンを実行しましょう。感染が深刻な場合は、起動時にWindows Defenderオフラインスキャンを実行するか、ブータブルなウイルス対策レスキューメディアを使用してシステムを復旧することもできます。
4] ドライバー検証ツールを実行する
Windows 10デバイスでドライバー検証ツール(Driver Verifier)を実行します。各ドライバーの状態に関するメッセージが表示されるので、画面の指示に従って問題を特定・修正してください。
5] スタートアップ修復を実行する
Windows 10のスタートアップ修復を実行し、問題が改善するかどうかを確認してください。
6] ブートマネージャーを再構築する
ブート構成データ(BCD)を再構築することで、問題が解決するケースもあります。
7] ハードディスクドライバーを更新する
破損したハードディスクドライバーが、NTFS_FILE_SYSTEMブルースクリーンエラーの原因となっている可能性があります。この場合、デバイスマネージャーから手動でドライバーを更新するか、Windows Updateの「オプションの更新プログラム」セクションからドライバーの更新を入手できます。ドライバーを自動更新する方法のほか、ハードディスクメーカーの公式サイトから最新版のドライバーをダウンロードしてインストールすることも可能です。
8] SFCスキャンを実行する
システムファイルチェッカー(SFC)スキャンを実行し、破損したシステムファイルが修復されるか確認してください。
9] DISMスキャンを実行する
DISMスキャンを実行して、システムイメージの破損が修復され、問題が解決するか試してみてください。
10] ハードディスクを交換する
最後の手段として、ハードディスクを交換し、Windows 10をクリーンインストールする必要があるかもしれません。ただしその前に、S.M.A.R.T.チェックを実行して、ハードディスクがすでに故障しているのか、あるいは故障が差し迫っているのかを必ず確認してください。
いずれかの対処法で問題が解決するはずです。
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