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【Windows 11/10】PCがBIOSを起動できない原因と対処法

Windows 11/10でBIOSを起動する手順自体はそれほど難しくありませんが、具体的な操作方法はPCメーカーによって異なります。ユーザーは何らかの理由でBIOSを起動したい場面に遭遇することがありますが、環境によってはBIOSに正常に起動できないケースもあります。

【Windows 11/10】PCがBIOSを起動できない原因と対処法

BIOSにアクセスできない最大の原因の一つが、Windowsの高速な起動プロセス(ファストスタートアップ)です。

BIOSにはPOST(Power-On Self-Test:電源投入時自己診断テスト)が組み込まれており、コンピューターが正常に起動できる状態かどうかをチェックします。PCはPOSTテストに合格する必要があり、不合格の場合はビープ音が鳴り、ハードウェアの不具合を知らせます。

Windows 11/10でBIOSを起動できない場合の対処法

この問題に直面した場合は、以下の3つの対処法を順不同で試してみてください。

  1. ファストスタートアップを無効にする
  2. UEFIファームウェア設定から起動する
  3. CMOSをクリアする

それぞれの具体的な手順を詳しく見ていきましょう。

1. ファストスタートアップを無効にする

Windows 10以降は起動速度が大幅に向上しているため、起動時にBIOS用のキー(DelキーやF2キーなど)を押してもタイミングが合わず、BIOSへの起動に失敗することがあります。この場合は、まずファストスタートアップ機能を無効化してから、再度BIOSの起動を試みてください。

無効化の手順は次のとおりです。

  • コントロールパネルを開き、「電源オプション」を選択します。
  • 「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
  • 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
  • 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、「変更の保存」をクリックします。

その後、PCを再起動してBIOS起動用のキーを押せば、うまくいく可能性が高くなります。

2. UEFIファームウェア設定から起動する

BIOSに直接起動できなくても、デスクトップ画面まで通常どおり起動できるのであれば、Windowsの設定からBIOS(UEFIファームウェア設定)に入ることができます。

  • スタート > 設定 > 更新とセキュリティ の順にクリックします。(Windows 11の場合は「システム > 回復」)
  • 回復 の画面で 「今すぐ再起動する」 をクリックします。
  • トラブルシューティング > 詳細オプション > UEFIファームウェア設定 の順に選択します。
  • 「再起動」 をクリックすると、PCが自動的にBIOS画面で起動します。

この方法なら、起動時にキーを連打する必要がないため、高速起動が有効でも確実にBIOSへアクセスできます。

3. CMOSをクリアする

上記の方法でもBIOSセットアップに入れない場合は、CMOSをクリアすることで解決する可能性があります。マザーボードを扱う作業となるため、自信がない方はハードウェア技術者に依頼することをおすすめします。

  • コンピューターに接続されているすべての周辺機器の電源を切ります。
  • 電源コードをAC電源(コンセント)から取り外します。
  • コンピューターのカバーを取り外します。
  • マザーボード上のコイン型バッテリー(CMOSバッテリー)を探します。バッテリーは水平または垂直のホルダーに収められているか、ワイヤー経由でオンボードヘッダーに接続されています。

バッテリーがホルダーに収められている場合は、あらかじめ + と − の向きをメモしておいてください。中程度のサイズのマイナスドライバーを使って、バッテリーをコネクターからそっとこじって取り外します。

バッテリーがワイヤーでオンボードヘッダーに接続されているタイプの場合は、ワイヤーをヘッダーから引き抜きます。

  • 約1時間待ってから、バッテリーを元に戻します。
  • コンピューターのカバーを元通りに取り付けます。
  • 電源コードとすべての周辺機器を再接続します。

これでBIOSへの起動を試みると、正常に完了するはずです。

無事にBIOSを起動できたら、「PCがBIOSを起動できない」 問題が発生する前にBIOS設定を変更していた場合は、設定をデフォルト値(初期値)にリセットすることも検討しましょう。誤った設定変更が、BIOS起動不能の原因になっている可能性があるためです。

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この記事がお役に立てば幸いです!

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