Windows 11/10でLAN(有線)の速度が遅いときの対処法7選
パソコンでインターネットの速度が遅くて困っていませんか?本記事では、Windows 11やWindows 10でLAN(有線Ethernet)の速度が遅くなる問題を解決するための方法を詳しく紹介します。現代において、低速なインターネットは悪夢そのものです。仕事、エンターテインメント、オンライン授業など、私たちの生活はネットワークに大きく依存しています。回線速度はプロバイダー(ISP)によって異なり、高速なサービスを提供する業者もあれば、そうでない業者もあります。もしWindows PCでLANの速度が異常に遅いと感じたら、以下の対処法を試して通信速度の改善を目指しましょう。
なぜLANの速度が遅くなるのか?
LANの速度が低下する原因はさまざまです。主な原因としては以下が挙げられます。
- 不安定または不良なインターネット接続
- 劣化・断線したケーブル
- モデムやルーターの不具合
- インターネットサービスプロバイダー側の問題
- 応答の遅いDNSサーバー
これ以外にも原因は考えられますが、多くの場合、上記のいずれかが該当します。それでは、具体的な解決策を見ていきましょう。
Windows 11/10でLAN速度が遅い問題を修正する方法
Windows 11/10で有線接続の速度が遅い場合、以下の7つの方法で改善できる可能性があります。
- インターネット接続の状態を確認する
- ネットワークドライバーを更新する
- DNSサーバーを変更する
- VPNをオフにする
- Large Send Offloadを無効にする
- 「速度とデュプレックス」の設定を変更する
- IPv6を無効にする
それぞれの手順を詳しく解説します。
1. インターネット接続の状態を確認する
LANの速度が遅いと感じたら、まず他のデバイスでインターネットが正常に使えるかどうかを確認しましょう。スマートフォンや別のPCなどで速度測定を行い、同様に遅い場合はモデムやルーターを再起動してみてください。それでも改善しない場合は、プロバイダーに問い合わせて回線に問題がないか確認することをおすすめします。
2. ネットワークドライバーを更新する
古い、または不具合のあるネットワークドライバーも、LAN速度低下の原因になります。ネットワークドライバーを最新版に更新するとともに、Windows Updateも実行しておきましょう。OSのアップデートによってドライバーが自動的に最新化され、速度低下の問題が解消されることがあります。
3. DNSサーバーを変更する
PCに設定されているDNSサーバーの応答が遅いと、体感的な通信速度が大幅に低下します。Google Public DNS(8.8.8.8 / 8.8.4.4)やCloudflare(1.1.1.1)などの公開DNSサーバーへ変更してみてください。DNSがボトルネックになっていた場合、この変更だけで速度が改善することがあります。
4. VPNをオフにする
VPNを使用している場合は、一度オフにして速度を確認してください。VPNサーバーへの経由処理により、どうしても速度は低下します。また、一部のVPNにはキルスイッチ機能が搭載されており、これが原因でインターネットに接続できなくなるケースもあります。VPNアプリの設定からキルスイッチを無効にするか、必要なければVPN自体をオフにしましょう。
5. Large Send Offloadを無効にする
Large Send Offload(LSO)は、大量のデータ送信をネットワークアダプター側で分割処理する機能ですが、環境によっては逆に通信速度を低下させることが知られています。無効化する手順は以下の通りです。
- デバイスマネージャーを開きます。
- ネットワークアダプターを展開し、使用中のアダプターをダブルクリックします。
- 詳細設定タブを開き、プロパティ一覧から「Large Send Offload」を選択します。
- 値を「無効」に設定してOKをクリックします。
6. 「速度とデュプレックス」の設定を変更する
「速度とデュプレックス」の設定は、PCとネットワーク機器間の通信速度をネゴシエーション(自動交渉)する項目です。誤って低い値に設定されていると、本来の性能が出ません。ネットワークアダプターの詳細設定タブにある「速度とデュプレックス」を選択し、最も高いMbpsの値(例:1.0 Gbps Full Duplex)に変更してOKをクリックしてください。
7. IPv6を無効にする
IPv6を無効にすることで、さまざまなインターネット接続の問題が解消されることがあります。実際に多くのユーザーに効果があった定番の対処法です。ネットワークアダプターのプロパティからIPv6のチェックを外して無効化し、LAN速度が改善したかどうかを確認してみてください。
上記の方法をすべて試しても問題が解決しない場合は、契約しているインターネットサービスプロバイダーに相談するのがよいでしょう。回線障害や設備の老朽化など、利用者側では対処できない原因が潜んでいる可能性があります。
よくある質問:LAN(有線)の速度が遅い場合、どうすれば直せますか?
LANの速度低下は、DNSの変更、Large Send Offloadの無効化、速度とデュプレックス設定の見直し、ネットワークドライバーの更新など、複数の方法で改善できます。重要なのは、まず原因を特定することです。ケーブルの断線やルーターの不具合など物理的な要因か、ソフトウェアや設定面の要因かを見極めてから、該当する対処法を実施しましょう。
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