Windows 11/10のHostsファイルをロック・管理・編集する完全ガイド
Windows 11/10のHostsファイルは、ホスト名とIPアドレスを対応付けるための重要なシステムファイルです。このファイルはWindowsフォルダーの深い階層に配置されており、プレーンテキスト形式で保存されています。初期状態のデフォルトHostsファイルのサイズは約824バイトです。
Windows 11/10におけるHostsファイルとは
本記事では、Hostsファイルの場所と、Windows 11/10での管理・ロック・編集の方法について詳しく解説します。主な内容は以下の通りです。
- Hostsファイルの場所
- ハイジャック防止のためのロック方法
- Hostsファイルを使ったウェブサイトのブロック
- Hostsファイルの編集手順
- 無料のHostsファイル編集ソフトの活用
Hostsファイルの場所
WindowsのHostsファイルは、以下の場所に格納されています。
C:\Windows\System32\drivers\etc
ハイジャック防止のためにHostsファイルをロックする
例えば、www.thewindowsclub.com をクリックしたのに、まったく別のウェブサイトが表示された経験はありませんか?マルウェアはHostsファイルを書き換えることで、PC上のウェブアドレスを不正なサイトへリダイレクトできます。これを「Hostsファイルハイジャック」と呼びます。
ハイジャックを防ぐには、Hostsファイルを右クリックして「プロパティ」を開き、「読み取り専用」属性に設定しましょう。これにより、第三者やマルウェアによるファイルへの書き込みが阻止され、Hostsファイルが保護されます。
Hostsファイルを使ってウェブサイトをブロックする
特定のウェブサイトをブロックしたい場合は、Hostsファイルに次のようなエントリを追加するだけです。
127.0.0.1 blocksite.com
多くのユーザーは、特定のサイトへのアクセスを防ぐために手動でエントリを追加しています。また、mvps.orgなどの信頼できるソースから配布されているリストをダウンロードして利用し、マルウェア関連サイトをまとめてブロックする方法も人気があります。
Windows 11/10でHostsファイルを編集する方法
Hostsファイルを編集する基本的な手順は以下の通りです。
- エクスプローラーを開く
- \System32\drivers\etc\ フォルダーへ移動する
- Hostsファイルを見つける
- 右クリックして「メモ帳」を選択する
- 内容を変更して保存する
ここからは、より詳しい手順を説明します。
まず、以下のフォルダーに移動してください。
C:\Windows\System32\drivers\etc\
このフォルダー内にHostsファイルがあります。右クリックして「メモ帳」を選択し、必要な変更を加えて保存します。
しかし、管理者権限でログオンしていても、以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts へのアクセスが拒否されました
または
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts ファイルを作成できません。パスとファイル名が正しいことを確認してください。
このような場合は、スタートメニューの検索ボックスに「Notepad(メモ帳)」と入力し、検索結果を右クリックして「管理者として実行」を選択します。その後、Hostsファイルを開いて変更を加え、「保存」をクリックすれば正常に編集できます。
無料のHostsファイル編集ソフトを活用する
もっと簡単にHostsファイルを管理したい方には、無料の編集ソフトの利用がおすすめです。代表的な3つのツールをご紹介します。
1. HostsMan
手動での管理・編集も可能ですが、HostsManのようなサードパーティ製フリーウェアを使うと作業が格段に楽になります。
HostsManは多機能なツールで、Hostsファイルへのエントリの追加・削除・編集が行えます。マルウェアサイトのブロックに役立つサードパーティ製Hostsリストの追加も簡単で、Hostsファイル自体の有効化・無効化もワンクリックで切り替えられます。内蔵のアップデーターとエディターを備えており、エラーや重複エントリ、ハイジャックの疑いがある項目のスキャン機能や、除外リストの作成にも対応しています。
さらに便利なのがバックアップマネージャー機能です。Hostsファイルを安全な場所にバックアップしておけば、トラブル発生時にいつでも復元できます。その他にも、DNSキャッシュのフラッシュ、テキストエディターでのHostsファイル起動、エントリ数のカウント、重複検出、IP置換、悪意のあるエントリのスキャン、DNSクライアントサービスの管理など、多彩な機能を搭載しています。Hosts管理に必要な機能がこれひとつで揃うといっても過言ではありません。公式ホームページからダウンロードできます。
2. SysMate Hosts File Manager
SysMate Hosts File Managerも、Hostsファイルを簡単に操作できるツールです。「Host File Walker」機能を使えば、システムのHostsファイルに好きなだけレコードを追加できます。Hostsファイルのバックアップと復元機能も備えています。
3. Host File Editor
Host File Editorも使い勝手の良いツールです。主な機能は以下の通りです。
- システムトレイからHostsファイルの有効化・無効化を切り替え
- エントリの切り取り、コピー、貼り付け、複製、有効化、無効化、移動
- ホストエントリのフィルタリングと並べ替え
- 環境切り替え時の各種Hosts設定のバックアップと復元
- Pingによるエンドポイントの可用性チェック
ポータブル版も用意されており、インストール不要で手軽に使える点も魅力です。
ヒント: WindowsでHostsファイルをデフォルト状態に手動で戻す方法についても、あわせてチェックしておくと便利です。
もしブラウザーがハイジャックされてしまった場合は、ブラウザーハイジャック対策と無料除去ツールに関する記事も参考になるでしょう。
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