Windows Updateサービスを開始できません!エラー87「パラメーターが間違っています」の解決法
Windows Updateサービスを開始しようとした際に、「ローカル コンピューター上のWindows Updateサービスを開始できませんでした。エラー87:パラメーターが間違っています(Windows could not start the Windows Update service on Local Computer)」というエラーメッセージが表示されることがあります。この記事では、この問題を解決するための具体的な対処法をわかりやすく紹介します。
Windows Updateサービスが開始できないときの対処法
Windows 11/10のアップデート利用時には、0x80070643、80244019、0x80240034など、さまざまなエラーコードが表示されることがあります。さらに、Windows Updateサービスが停止しており、手動で開始しようとしても失敗してしまうケースもあります。そのような場合には、以下の方法を順番に試してみてください。
- サービスの依存関係を確認する
- BITS(バックグラウンドインテリジェント転送サービス)と暗号化サービスを開始する
- Windows Updateコンポーネントをリセットする
- Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する
- レジストリから該当する値を削除する
1. サービスの依存関係を確認する
Windowsの各サービスは、他のサービスに依存して動作しています。これを「サービスの依存関係」と呼びます。Windows Updateサービスも、以下の3つのサービスに依存しています。
- Remote Procedure Call(RPC)サービス
- DCOM Server Process Launcher
- RPC Endpoint Mapper
これらのサービスが正常に動作していないと、依存しているWindows Updateサービスも開始できません。
まず「ファイル名を指定して実行」(Win + R)に「services.msc」と入力してサービス管理画面を開き、上記のサービスを探してください。各サービスをダブルクリックし、スタートアップの種類が自動に設定され、サービス状態が実行中になっているかを確認します。停止している場合は、開始ボタンをクリックしてサービスを実行してください。その後、Windows Updateサービスを開始できるかどうかを確認しましょう。
2. BITSと暗号化サービスを開始する
Windows Updateが正常に機能するためには、次の2つのサービスも動作している必要があります。
- Background Intelligent Transfer Service(BITS)- スタートアップの種類:手動
- Cryptographic Services(暗号化サービス)- スタートアップの種類:自動
それぞれのサービスを見つけて、スタートアップの種類が上記の通り設定されているか、サービス状態が「実行中」になっているかを確認してください。停止している場合は開始ボタンをクリックします。設定を変更したら、Windows Updateサービスを開始できるか再度チェックしてみてください。
3. Windows Updateコンポーネントをリセットする
それでも問題が解決しない場合は、Windows Updateの各コンポーネントを手動でリセットする必要があります。特に、Windows Updateに関連する設定を大幅に変更した後や、理由不明のまま更新サービスが停止してしまった場合には、この方法が有効です。コマンドプロンプト(管理者)を使ってWindows Update関連サービスを停止し、SoftwareDistributionフォルダーやcatroot2フォルダーをリセットすることで、破損した更新コンポーネントを修復できます。
4. Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する
どの方法もうまくいかない場合は、Windows Updateのトラブルシューティングツールが最も効果的な選択肢となります。実行手順は以下の通りです。
- 設定を開きます(Windows 10の場合は更新とセキュリティ>トラブルシューティング、Windows 11の場合はシステム>トラブルシューティング)。
- その他のトラブルシューティングツールを選択します。
- Windows Updateを見つけて、トラブルシューティングツールの実行ボタンをクリックします。
- 画面の指示に従って操作を進めます。
ツールが自動的に問題を検出し、修復を試みてくれるので、初心者の方にもおすすめの方法です。
5. レジストリから値を削除する
トラブルシューティングツールでも解決せず、「サービス登録が存在しないか壊れています(Service Registration is Missing or Corrupt)」というメッセージが表示される場合は、レジストリエディターを開いて以下のパスに移動してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsSelfHost\Applicability
右側のペインにThresholdOptedInという名前の値が見つかった場合は、それを削除します。なお、レジストリを誤って編集するとシステムに深刻な影響を与える可能性があるため、作業前に必ずレジストリのバックアップを取っておくことをおすすめします。
以上の方法で、Windows Updateサービスが正常に開始できるようになることを願っています。それでも解決しない場合は、システムファイルチェッカー(sfc /scannow)の実行やDISMコマンドによるイメージの修復も併せて検討してみてください。
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