Windows 11/10でシステムの復元ポイントが削除・消失する原因と対処法
Windows 11/10/8/7でシステムの復元ポイントが見つからないことはありませんか?「rstrui.exe」(システムの復元ウィザード)を開いてパソコンを以前の状態に戻そうとしたところ、復元ポイントがすべて削除されていて驚いた経験がある方も多いのではないでしょうか。
システムの復元ポイントが削除される主な原因
このような場合は、まず以下の項目を順番に確認してみてください。
- システム保護が有効になっているか:システムの復元機能が「無効」に設定されていると、既存の復元ポイントはすべて削除されます。手動でオフにしていないか必ず確認しましょう。
- 十分なディスク空き容量があるか:空き容量が不足すると、システムの復元はシステムの監視を停止します。システムドライブの空き容量が200MB未満になると自動的に一時停止し、15分後の次回アイドル時に200MB以上の空き容量が確保されれば、監視活動が自動的に再開されます。
- Windowsをアップグレードしていないか:新しいバージョンのWindowsへアップグレードした際、古い復元ポイントが削除される場合があります。
- ディスククリーンアップを使用していないか:ディスククリーンアップで最新の復元ポイント以外を削除したり、手動ですべての復元ポイントを削除していませんか?
- ディスク容量が逼迫していないか:空き容量が少ない状態では、新しい復元ポイントを作成するスペースを確保するため、最も古い復元ポイントが自動的に整理・削除されることがあります。
- データストアのサイズを縮小していないか:データストアのサイズを手動で減らすと、古い復元ポイントの一部が削除されることがあります。なお、Windowsのデフォルト設定では「復元ポイントの作成間隔」は24時間、「復元ポイントの保持期間」は90日間となっているため、古いポイントは自動的に削除されます。
- 再起動のたびに復元ポイントが消える場合:ページファイルが高度に断片化している可能性があります。ページファイルをデフラグするか、一度無効化・削除してから再作成してみてください。
シャドウ記憶域の最大サイズを確認・変更する方法
Windowsに復元ポイントの作成を設定しているにもかかわらず、パソコンを再起動するたびに正常に作成された復元ポイントが削除されてしまう場合は、シャドウ記憶域(シャドウコピー用ストレージ)の最大サイズ制限が小さすぎることが考えられます。
以下の手順で確認・変更できます。
- コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」>「システム」の順にクリックします。
- 画面内の「システムの保護」をクリックします。
- 「保護設定」セクションで、システムディスク(通常はCドライブ)を選択し、「構成」ボタンをクリックします。
- 「ディスク領域の使用量」の「最大使用量」スライダーを右側へ移動し、システムの復元ポイント用に割り当てるディスク領域を増やします。
この設定を見直すことで、より多くの復元ポイントを保存できるようになり、再起動のたびにポイントが失われる問題が改善されることがあります。
再起動後に復元ポイントが表示されない、あるいはシステムの復元自体が正常に動作しないといった場合は、それぞれ専用の対処法記事も併せて参考にしてください。
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