Windows 11/10でシステムの復元エラー「0x81000203」が発生した場合の対処法
この記事では、システムの復元エラーコード 0x81000203 の解決方法を詳しく解説します。Windowsユーザーからは、システムの復元を実行中にエラーコード0x81000203が表示されるという報告が多数寄せられています。このエラーは、サードパーティ製ソフトウェアの干渉や、必要なサービスが動作していないことなど、複数の要因によって引き起こされます。

プロパティページで予期しないエラーが発生しました。システムの復元でエラーが発生しました。システムの復元をもう一度実行してください。(0x81000203) プロパティページを閉じて、再試行してください。
なお、このエラーは各種Windows Updateの適用後にも発生することがあります。
「プロパティページで予期しないエラーが発生しました(0x81000203)」への対処方法
このエラーメッセージが表示された場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
- 必要なサービスを手動で開始する
- コマンドプロンプトを使用する
- リポジトリをリセットする
- 競合するサードパーティ製ソフトウェアをアンインストールする
- セーフモードまたはクリーンブート状態でシステムの復元を実行する
対処法1:必要なサービスを手動で開始する
まず、Windowsのサービス管理ツール(services.msc)を開きます。
一覧から「Volume Shadow Copy」サービスを探します。

このサービスが実行中であることを確認してください。また、スタートアップの種類が「自動」に設定されていることも確認しましょう。
同様に、「タスクスケジューラ(Task Scheduler)」と「Microsoft Software Shadow Copy Provider」サービスも開始状態にし、スタートアップの種類を「自動」に設定してください。
対処法2:コマンドプロンプトを使用する
管理者としてコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを記載順に実行します。
reg delete "HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\SystemRestore" /v "DisableSR" /f
reg delete "HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\SystemRestore" /v "DisableConfig" /f
reg add "HKLM\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SPP\Clients" /v "{09F7EDC5-294E-4180-AF6A-FB0E6A0E9513}" /t REG_MULTI_SZ /d "1" /f
schtasks /Change /TN "Microsoft\Windows\SystemRestore\SR" /Enable
vssadmin Resize ShadowStorage /For=C: /On=C: /Maxsize=25GB
sc config wbengine start= demand
sc config swprv start= demand
sc config vds start= demand
sc config VSS start= demand
コマンドの実行後、PCを再起動して再度システムの復元を試みてください。
対処法3:リポジトリをリセットする
続いて、WMIリポジトリのリセット手順を紹介します。
- ネットワークなしのセーフモードで起動し、管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
net stop winmgmtと入力してEnterキーを押します。- これにより、Windows Management Instrumentation(WMI)サービスが停止します。
- 次に、C:\Windows\System32\wbem フォルダへ移動します。
- repository フォルダの名前を repositoryold に変更します。
- PCを再起動します。
再起動後、再度管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
net stop winmgmt
続けて、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
winmgmt /resetRepository
その後PCを再起動し、手動でシステム復元ポイントを作成できるかどうかを確認してください。
対処法4:競合するサードパーティ製ソフトウェアをアンインストールする
スタートメニューの検索ボックスに appwiz.cpl と入力し、Enterキーを押します。
すると、「プログラムと機能」のコントロールパネルが開きます。
一覧から「TuneUp Utilities」を見つけて右クリックし、「アンインストール」を選択してください。このソフトウェアは競合の原因として知られています。
アンインストール後は、必ずPCを再起動しましょう。
対処法5:セーフモードまたはクリーンブート状態でシステムの復元を実行する
セーフモードで起動し、システム復元ポイントを作成できるか、以前の復元ポイントへ復元できるかを確認してください。多くの場合、Microsoft以外のサービスやドライバーがシステムの復元の正常な動作を妨げていることがあります。あるいは、クリーンブートを実行して、システムの復元が正常に機能するかどうかを確認するのも有効です。
本記事が問題解決の一助となれば幸いです。
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