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Windowsバックアップが失敗するエラーコード0x8078011Eの原因と対処法

Windowsには、ファイルを定期的にバックアップし、必要なときに復元できる組み込みのバックアップ機能が搭載されています。しかし、このバックアップ処理が失敗することあり、その際に報告されるエラーコードの一つが「0x8078011E」です。エラー発生時には、以下のようなメッセージが表示されます。

WindowsバックアップはEFIシステムパーティション(ESP)の排他ロックを取得できませんでした。アクセスが拒否されました。エラーコード:0x8078011E

メッセージには、考えられる原因として「別のアプリケーションがESP上のファイルを使用している」という情報も表示されます。この記事では、この問題を解決するための具体的な方法をご紹介します。

Windowsバックアップ エラーコード0x8078011Eの解決方法

まず試したいのが、パソコンの再起動です。サードパーティ製プログラムがロック状態で固まっている場合、再起動によってロックが解除され、バックアップ処理が正常に完了することがあります。再起動後に再度バックアップを実行してみてください。

EFIシステムパーティション(ESP)とは?

ここで、EFIシステムパーティションについて簡単に説明します。ESPは、システム起動時にファームウェアが使用するブートローダーやアプリケーションを格納するための小さな領域です。Windowsではすべてのユーザーに対して非表示になっており、ディスク管理ツールからのみ確認できます。

また、Windowsバックアップは単なるファイルバックアップではなく、Windowsの起動と実行に必要なすべてのデータをバックアップする仕組みになっています。そのため、ESPへのアクセスが必要になるのです。

主な原因:セキュリティソフトによるアクセスブロック

このエラーの主な原因は、サードパーティ製のセキュリティソフトがESPへのアクセスをブロックしていることです。これはソフトウェアの不具合ではなく、セキュリティ保護のための仕様(設計)によるものです。

多くのセキュリティソフトは、他のツールによる読み書きアクセスを制限します。この場合、Windowsバックアップも制限対象となってしまうのです。

対策としては、以下のいずれかを実行してください。

  • セキュリティソフトを一時的に無効化する: バックアップ実行中だけ無効にすれば、サードパーティ製ソフトによる干渉を受けずにバックアップを完了できます。
  • Windowsバックアップを例外として登録する: セキュリティソフトの設定で、Windowsバックアップ関連のファイルやプロセスをスキャン対象から除外します。

問題を引き起こすことが報告されているセキュリティソフトには、Avast、ESET、Trend Micro、AVGなどがあります。これらのアプリケーションはEFIシステムパーティション上のファイルを継続的にスキャンするため、ロックがかかったままになります。

以下は、公式ESETフォーラムで公開されている除外推奨パスの一覧です。セキュリティソフトの例外設定に追加するとよいでしょう。

  • \Device\HarddiskVolume(%number%)\EFI\Microsoft\Boot\BCD
  • \Device\HarddiskVolume(%number%)\EFI\Microsoft\Boot\BCD.LOG
  • \Device\HarddiskVolume(%number%)\EFI\Microsoft\Boot\bootmgfw.efi
  • \\?\GLOBALROOT\Device\HarddiskVolume(%number%)\EFI\Microsoft\Boot\BCD
  • \\?\GLOBALROOT\Device\HarddiskVolume(%number%)\EFI\Microsoft\Boot\BCD.LOG
  • \\?\GLOBALROOT\Device\HarddiskVolume(%number%)\EFI\Microsoft\Boot\bootmgfw.efi
  • %WINDIR%\system32\winload.efi

クリーンブートは有効?

クリーンブート(Windowsサービスのみを起動する起動方法)を試すのも有効です。サードパーティ製アプリケーションが一切動作していない状態であれば、Windowsバックアップが正常に完了する可能性が高まります。

さらに、クリーンブートでバックアップが成功すれば、「問題の原因がサードパーティ製ソフトにあること」を確認することもできます。

注意点:ESPを手動で操作しないこと

最後に重要な注意点です。EFIシステムパーティションは、ユーザーが手動で削除したり変更したりしてはいけません。誤って操作すると、パソコンがまったく起動しなくなる深刻な事態を招く可能性があります。

エラーコード0x8078011Eが発生した場合は、まず再起動を試し、それでも解決しない場合はセキュリティソフトの設定を見直してみてください。

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