【解決策】Windows 11/10でシステムイメージのバックアップが失敗するエラー0x80780038の対処法
Windowsシステムイメージとは、PCのハードドライブ全体、または特定のパーティションの内容をある時点で丸ごと保存したファイル(またはファイル群)のことです。ドライブの完全な複製であり、データファイルを含め、Windowsを正常に動作させるために必要なすべてのファイルが含まれています。
コンピュータ本体やハードディスクが故障した場合、あるいはWindowsが破損してしまった場合に、このシステムイメージが非常に役立ちます。システムイメージから復元すれば、Windowsやアプリケーションを一から再インストールする必要はありません。
システムイメージのバックアップが失敗する – エラー0x80780038
システムイメージバックアップの作成は、いくつかの簡単な手順で完了できるシンプルな作業ですが、場合によっては失敗することがあります。バックアップ作成時に、以下のようなエラーメッセージが表示されるケースがあります。
バックアップに失敗しました。指定されたバックアップ記憶域の場所には、別のボリューム上のシャドウコピー記憶域があります(0x80780038)
このエラーは、シャドウコピーが作成される段階で発生します。まずは、バックアップ作成時にドライブを使用している可能性のあるアプリケーションをすべて閉じてから再試行してみてください。ただし、このエラーは本来、ターゲットとなる保存先に問題があるために、Windowsがそこへシステムイメージを書き込めないことを示しています。
また、この問題はセキュリティ権限にも関係している可能性があります。パーティション自身にシャドウコピーを作成する権限がない場合、システムイメージのバックアップ操作は拒否されます。つまり、バックアップを完了させるには、対象ドライブに適切なセキュリティ権限が必要なのです。
以下の手順を順番に試して、問題を解決していきましょう。
1. SFCスキャンを実行する
Win + X キーを押し、「コマンドプロンプト(管理者)」をクリックします。続いて sfc /scannow と入力してEnterキーを押すと、システムファイルチェッカー(SFC)のスキャンが開始されます。
スキャンが完了したらコンピュータを再起動し、問題が解決したかどうかを確認してください。
2. システム保護を構成する
SFCスキャンでも解決しない場合は、コントロールパネルを開いて「システム」→「システムの保護」の順に進み、以下の手順でパーティションの保護を有効にします。
まず Win + E キーを押してエクスプローラーを開きます。ウィンドウ内で「PC」を右クリックし、「プロパティ」を選択してください。
システム画面が開いたら、「システムの保護」リンクをクリックします。
システムのプロパティが表示されたら、システムイメージの作成先としているドライブを選択し、「構成」ボタンをクリックします。ここで選ぶのはシステムドライブではなく、システムイメージファイルの作成・保存先のドライブである点に注意してください。
選択したドライブの「システム保護」ダイアログボックスが開き、「復元設定」が表示されます。ここで「システムの保護を有効にする」を選択します。
さらに、「ディスク領域の使用量」セクションで、最大使用量のスライダーを現在の設定値より低い値に調整します。
次に「削除」ボタンをクリックして、そのドライブ上のすべての復元ポイントを削除します。削除後、「適用」→「OK」の順にクリックして設定を保存しましょう。
以上の操作が完了したら、システムのプロパティを閉じます。
その後、改めてシステムイメージのバックアップを作成し、正常に完了するかどうかを確認してください。
この記事がお役に立てば幸いです!
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