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「SysprepはWindowsのインストールを検証できませんでした」エラーの原因と6つの解決策

Sysprep(システム準備ツール)は、Windows OSの展開を自動化するために欠かせない重要なツールです。しかし、以下のコマンドを実行した際に、「SysprepはWindowsのインストールを検証できませんでした(Sysprep was not able to validate your Windows installation)」というエラーが表示されることがあります。

sysprep /generalize /oobe /shutdown

この記事では、この問題を解決するための具体的な対処法をご紹介します。

「SysprepはWindowsのインストールを検証できませんでした」エラーの原因と6つの解決策

SysprepがWindowsのインストールを検証できない原因とは

このエラーの原因は複数考えられます。主なものとしては、以下が挙げられます。

  • Windowsストアアプリ(UWPアプリ)のインストール
  • デフォルトのWindowsプログラムの欠落
  • 以前のバージョンのWindowsからのアップグレード

以下の対処法を順番に試して、問題の解決を目指しましょう。

  1. ログファイルを確認する
  2. BitLockerを無効にして再試行する
  3. インストール済みのUWPアプリを削除する
  4. デフォルトのWindows UWPアプリを再インストールする
  5. レジストリを編集する
  6. アップグレード版OSではSysprepが実行できない点に注意する

1. ログファイルを確認する

まず、以下のパスにあるログファイルを確認してください。

%windir%\system32\Sysprep\panther\setupact.log

「setupact.log」ファイルをメモ帳で開き、エラーの内容を探します。エラーメッセージの内容によって、どの対処法を試すべきかの方向性が見えてきます。

2. BitLockerを無効にして再試行する

ログファイルを確認した結果、以下のいずれかのエラーが記録されていた場合は、BitLockerを無効化してみてください。

Error SYSPRP BitLocker-Sysprep: BitLocker is on for the OS volume. Turn BitLocker off to run Sysprep. (0x80310039)

Error [0x0f0082] SYSPRP ActionPlatform::LaunchModule: Failure occurred while executing 'ValidateBitLockerState' from C:\Windows\System32\BdeSysprep.dll

BitLockerを無効にするには、スタートメニューからコマンドプロンプトを管理者として起動し、以下のコマンドを順に入力してEnterキーを押します。

manage-bde -status
Disable-Bitlocker –MountPoint 'C:'

これでBitLockerが無効になります。その後、再度Sysprepを実行し、問題が解決するかどうかを確認してください。

3. インストール済みのUWPアプリを削除する

以下のようなエラーが表示されている場合は、ユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)アプリをダウンロードしたか、アプリを正しく削除できていないことが原因です。この場合は、解決策3と4の手順を実施してください。

Error SYSPRP Package SomeAppName_1.2.3.500_x64__8we4y23f8b4ws was installed for a user, but not provisioned for all users. This package will not function properly in the sysprep image.

Error SYSPRP Failed to remove apps for the current user: 0x80073cf2.

「SysprepはWindowsのインストールを検証できませんでした」エラーの原因と6つの解決策

この問題を解決するには、インストール済みのUWPアプリをすべて削除する必要があります。アプリを一括でアンインストールする方法は複数あります。

また、タスクバーの検索ボックスにアプリ名を入力し、「アンインストール」をクリックして、画面の指示に従って削除する方法もあります。

4. デフォルトのWindows UWPアプリを再インストールする

「SysprepはWindowsのインストールを検証できませんでした」エラーの原因と6つの解決策

PCからデフォルトのWindowsアプリが欠落している場合にも、このエラーが発生することがあります。その場合は、すべての標準アプリを復元する必要があります。

手順としては、スタートメニューからWindows PowerShellを管理者として起動し、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。

Get-AppxPackage -AllUsers| Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}

処理にはある程度時間がかかるため、完了まで待ちましょう。

最後にPCを再起動し、問題が解消されたかどうかを確認します。

5. レジストリを編集する

「SysprepはWindowsのインストールを検証できませんでした」エラーの原因と6つの解決策

Windows 10へのアップグレード後にSysprepエラーが発生している場合は、レジストリを少し編集することで問題を解決できる可能性があります。

手順としては、スタートメニューからレジストリエディターを起動し、以下の場所へ移動します。「Upgrade」キーを右クリックして「削除」を選択してください。

Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup

その後、PCを再起動して、問題が解決したかどうかを確認してください。

6. アップグレード版OSではSysprepが実行できない点に注意する

Windows 7、8、8.1からWindows 10へアップグレードした環境では、以下のエラーが表示されます。

Error [0x0f0036] SYSPRP spopk.dll:: Sysprep will not run on an upgraded OS. You can only run Sysprep on a custom (clean) install version of Windows.

Sysprepは、カスタム(クリーン)インストール版のWindowsでのみ実行可能です。

この制限を回避するには、「CleanupState」キーの値を「7」に変更します。スタートメニューからレジストリエディターを起動し、以下の場所へ移動してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\Status\SysprepStatus

CleanupState」をダブルクリックし、値のデータを「7」に変更します。

最後にPCを再起動し、問題が解決したかどうかを確認してください。

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